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【留学気になる人必見!】6週間ゴールドコースト留学体験記~留学準備・費用・英語力・感想など~

いつか留学に行きたい。
けどお金がかかるし、エージェントを探すのも色々とめんどくさそう。そもそも英語話せないし。。

私も留学に行くまでずっとそう思っていました。
でも、留学に行った今私は断言します。迷っているなら時間があるうちに行くべきです!

今回はそんな留学を迷っているあなたに、私のゴールドコースト留学6週間を振り返りながら、なぜ私が留学をお勧めするのかを紹介したいと思います。



【私について】
今年の11月から6週間、ゴールドコーストに語学留学に行った大学4年生。就活が一段落し、単位も取り終えていたので留学を決意。使ったエージェントはスマ留。ゴールドコーストにした理由は暖かい・海が好き・都会過ぎないところがいいの3点。英語力はTOEIC600点くらい。
・使用したエージェント…スマ留
・留学期間…6週間
・ビザ…観光ビザ
・滞在携帯…ホームステイ


要点Q and A

結論

お時間が無い方のために結論だけ先に記載しておきます。詳しくは目次から気になるトピックだけ見てください!

・観光ビザか、学生又はワーホリどれがおすすめ?
時間があるなら断然学生かワーホリ。観光ビザは働けないので1か月以上だと正直暇。お金もなくなるし、語学学校に通う多くの人は働いているから学生ビザの友達がいないと一人の時間が多くなる。また、英語が出来なくても働ける仕事はあるし、何より日本より給料が高いから話を聞くたびに絶対に働きたくなる!

・一ヶ月って短い?
観光ビザならちょうどいいかも!観光ビザは働けないから毎日が学校+遊び。まるで小学生に戻った時のように自由。語学学校は大学みたいに宿題が出ないから、勉強で縛られることもない。毎日遊べて最高のホリデーを過ごせるけど、観光ビザで3か月とかだとお金もなくなるし、暇だなと感じるときが多くなるかも。

・ホームステイとシェアハウスどっちがおすすめ?
ホームステイ先は当たりはずれがあるし、シェアハウスも外国人いると思ったら日本人だけだったみたいなこともあるから一概には言えない。ただ、ホームステイにしたら家族と仲良くなれて週末はファミリーとお出かけできるなんて希望は持たない方がいい。私は1か月半一緒にいて3回しか一緒にご飯食べなかった。自分でご飯を作るのが面倒な人はホームステイ。プライベートな空間が少なくても、いろんな人と関わりたい人はシェアハウスが良いのではと思う。

・英語力伸びた?
ぶっちゃけそこまで変わらない。でも英語を話すことに対する恐怖心は消えた。例えば、外国人と二人でドライブしたり、ご飯に行ったりできるようになったのは自分の中で成長を感じた。でもネイティブとのかかわりを持つのは難しいので、ネイティブの会話は今も全然聞き取れない。

・留学行くと勝手に英語力上がるの?
上がらない。自分で英語を話す空間を作らないと難しい。というのも日本人が到る所にいて、日本語だけでも生活できてしまうから。実際私の語学学校半分くらい日本人だった。それにホストファミリーと話す時間もない。私は英語をしゃべる空間を作ろうと思って、マッチングアプリを使って3人くらいに会った。積極的にクラスの子を遊びに誘った。自分から動かないと留学先でも場所によっては完全英語環境にするのは難しい。

・ぶっちゃけどれくらい費用かかった?
現地での娯楽費含めトータル100万以内だと思う。最も私は結構遊んだほうです。たぶん(笑)。

・エージェントっている?
もし現地に友達がいるならその子伝えにホストファミリーとかシェアハウスを探した方が当たりはずれが少ないと思う。どうしてもエージェントだとはずれた時に対応してくれない。エージェントの安心サポートはつけなくていいと思う。

・日本に帰りたいと思った?
思った。いつ帰れるのかカウントダウンするくらいには1か月半長いと思っていたし、常に帰りたいと思ってた。やっぱり慣れるまでは不安だし、留学に来ている時間を無駄にしたくないみたいな想いがあったりして英語が上達しない自分にプレッシャーを感じたりする。でも、日本に帰る日に友達にI miss youといわれて泣かれたりするくらいに、最後には離れるのが嫌になっていた。

・留学して良かった?
良かった!外国人の友達出来たし、日本で普段関わらないような日本人の友達もできた。とにかく価値観が広がった!一期一会の出会いって素敵だなと思った。多分これで仕事もしていたら、日本以外に自分の生活できる世界をもう一つ持てたような感覚になるのだと思う。ただ社会人前に最高の仲間と最高の思い出ができた!

留学気になる人必読!経験者のすべて。

”留学したい”と思ったらまずすること

これはエージェントを利用するか、または海外でワーホリなどをしている知り合いがいるならその人に連絡を取ってみるかによって大きく変わると思います。今回は前者のエージェントを利用した場合の私のケースを紹介します。

①予算と行く時期をなんとなく決める・・・3月頃
②エージェントを探す(Xとか使って口コミ見る)・・・4月頃
③何社かのエージェントを比べて安いところに絞る・・・4月頃
④どこの国にいつから何ヶ月行くか決める・・・5月頃
⑤留学まで5ヶ月お金貯めたり英語勉強・・・6月頃
⑥出発・・・11月

私は留学しようと決意してから契約するまで約3か月かかりました。エージェントは正直ビジネスだから信じすぎない方がいいです。私は安さをとって「スマ留」にしましたが、正直ここが最安値なのかもわかっていません。
私は初めての留学だったので、すべてにおいて不安でした。そのため、とにかく周りの留学経験者に聞きまくりました。自分に向いている国はどこなのか、いつ行くのがベストなのか、どのくらいの費用がかかるのか。自分の留学の目的を明確にしてから、契約すること。これは絶対に徹底してください。エージェントは早く契約して欲しいので、ステイ先が埋まってしまうなどと契約を急かしてきます。確かに時期によっては埋まってしまうこともありますが、流れに身を任せていいほどの金額ではないのでしっかり検討しましょう。場所と費用に納得できれば、あとは勢いです。


ぶっちゃけ英語力って必要?

ある程度の英語力があるに越したことはありませんが、そこまで必要ありません。英語が分からなくても、今の時代は翻訳機があります。例えば、留学初日自分の英語が通じなかったとしても翻訳機で意思疎通を図ることができます。私は留学初日、自分を迎えに来てくれたブラジル人と話そうとしましたが、お互い第一言語が英語ではなかったため発音が聞き取れず、翻訳機を使いました。それでも会話は成り立ちます。英語は留学しているうちに生きた英語を身につければ大丈夫です。
ワーホリ目的で留学に行くとしても同じです。英語を使って仕事をするなんてハードだと思う人も多いと思いますが、英語が話せなくても、仕事は見つけられます。私の友達はelementary class(語学学校でいう一番下のクラス)でしたが、留学に来て1か月で仕事を見つけていました。最も、ジャパレスという日本人が多く働く場所でしたが。レジュメを配る勇気と、ある程度の清潔感とインタビューを乗り切る根性があれば、英語力が無くても仕事は出来ます。

ここまで読むと、英語の勉強なんていらないと思うかもしれませんが、もしもあなたが、短期留学のうちに英語が喋れるようになりたいと思うのなら、ある程度の勉強は必要になると思います。
というのも、基礎の英単語や文法が分からなければ、外国人の友人やホストファミリーと話すのは難しいからです。中学英語で会話は理解できるので、復習しておくといいでしょう。(Youtubeのおさる英会話おすすめです)
また、語学学校に通うのであれば尚更文法は復習しておくといいと思います。語学学校は中学で習った文法の知識を英語で説明し直されているような環境です。その文法が日本語でさえ分からないと更にこんがらがります。

語学学校では入学時にレベル分けがされます。よく上のクラスにいた方が日本人が少なくて英語が話せると言いますが、それが良いかどうかは人によると思います。
というのも私は初日intermediateという4段階あるうちの上から2番目のクラスでしたが、途中でレベルを下げた人間です。私のクラスは確かに英語が喋れる人が沢山いて、ディスカッションもありました。しかし私の学校の特徴なのかもしれませんが、文法を解く時間が多く、話す時間が少なく感じられました。英語を使うというよりも、学ぶというようなイメージです。
そこでクラスをpre-intermediateに一つ下げたところ、文法は確かに優しかったですが、英語を使ってゲームをしたり、クラスの人と一緒に答えを考えたりするなど、”英語をつかってみよう”という環境に変わりました。文法が分かっていても、英語が話せなかった私にとって、この環境は最高でした。
つまり、上のクラスに行くほど”英語を勉強する日本の英語の授業のような形”になり、下のクラスに行くほど”英語を使ってみよう”という授業になるのだと思います。私は下のクラスで、授業内でできたグループで会話をするようになり、仲良くなりました。一概に上のクラスがいいとは言えないということです。


観光ビザで1か月半。観光ビザってどうなの?

観光ビザは留学という名の旅行です。
私の意見としては海外で働かないと、そこに居場所ができたとは言いにくいのではないかと思います。観光ビザだと働けません。毎日小学生のような日常を過ごします。平日は朝5時に起きて朝ご飯を食べて学校へ。授業が15時に終わったら、仕事のない友達を連れてビーチで遊ぶ。休日は遠出。私は常に自分の予定を埋めるのに必死でした。
というのも、せっかく留学に来ているのだから一日も無駄にしたくないという想いが強かったのです。それに、予定が無い日に誰もいない家で一人でいるのは日本と違いとても退屈です。日本だったら、YouTubeをみようとか思うかもしれませんが、きっとあなたが留学にいったとしたら、そんな日本でもできることをするのは勿体ないと思うはずです。
それに海外の物価は高く、お金は減るばかりなので、働けないことに焦りを感じます。ワーホリの友人が近くにいるとその時給の高さを聞いて尚更働きたくなります(笑)。

だから、観光ビザで1か月半は工夫すれば楽しくなり、予定が埋まらなければ退屈な日々を送ることになるでしょう。
私はもし時間とお金に余裕があるなら学生ビザかワーホリで働いてみたいと思いました。人によって異なる価値観があると思いますが、観光ビザなら1か月でも十分だと思います。1か月で十分遊び尽くせます。


1か月半の留学で英語力は伸びるのか。

伸びません。ただ、自信はつきます。
私は、英語を使うということを今までしてこなかったので、英語で友人と会話ができるようになったことに関しては感動しました。例えば、最初は外人と二人きりで会話するシチュエーションにおびえていましたが、ある程度会話の仕方が分かってくると、ドライブで二人きりでも大丈夫になりました。店員さんに英語で話しかけるのもそこまで気負わなくなります。

でも、英語がすらすら出るようになったなとはそこまで感じませんでした。ネイティブとの会話になるとなんと言っているのか分からないので単語で聞き取る感じです。
何も考えず、英語脳で話すにはもう少し時間が必要だと思います。最も、私が自分の環境を英語だけにできなかったのも原因かもしれませんが。


びっくりするほど日本人が多い問題について

海外に行けば英語漬けの日々が待っている、そう思っている人たちは多いでしょう。
結論そんなことはありません。海外でも日本人は多くいます。特にオーストラリアなど留学に人気の国であれば尚更です。
私はゴールドコーストの語学学校に通いましたが、半分ほどが日本人でした。私がオーストラリアに行ったのは11月だったため長期休みではありませんでしたが、同じ日に入学した人は全員日本人でした。
更に、私はホームステイを選択したため家では英語を使わざるを得ないと思っていましたが、日本人の先住民がいました(笑)。ホストマザーはあまり関わってくれない人だったので、家のルールは日本人に日本語で教えてもらいました。
休日や放課後も語学学校の日本人以外の人はほとんど仕事をしていました。そのため、放課後も日本人と時間を過ごすことが多くありました。
つまり、私の所属する場所は英語より日本語が飛び交う環境だったのです。


その環境かでどうやって英語を上達させたのか

思ったよりも英語を使えていない。そんな私が英語を使う環境を作るためにやったことをお伝えします。

①マッチングアプリを始める
②英語でメモ・日記を書く
③行きつけのカフェを作る
④meetupに参加する
⑤クラブに行く

①マッチングアプリを始める
Bumbleというアプリを使いました。Bumbulは恋愛目的だけでなく、ビジネスや友達目的など目的別に出会う人を変えることができます。私はBFF(友達を探す)を使用して、3人に会いました。男の人は2人で会うのは怖いので日本人の友達を連れてご飯に行きました。マッチングして、家が近ければ気軽に会えるので語学学校以外の友達が増えます。日本のマッチングアプリのようにテキストベースではなく、すぐに会うことが目的になるので時間がない方にぴったりです。

②英語でメモ・日記を書く
英語に触れる瞬間を増やすために毎日英語日記、自分の言いたかったことをメモしていました。やり方は簡単。スマホのメモ機能でその日の日付を書き、その日の出来事とその日上手く英語で言えなかったことを日本語でメモしておくだけ。それを家に帰った後、自分なりに英語に直してみる。その英作文をChatGPTを使って添削すれば間違いも分かるし、合っていれば自信につながります。とにかく自分の頭で考えるのが大切!翻訳機ばかり使っていると英会話は絶対にできるようになりません。
また、今日はこのフレーズを使ってみる!と決めてしまうのも効果があります!

③行きつけのカフェを作る
もしも時間が有り余っているなら行きつけのカフェを作りましょう。ネイティブと会話するチャンスです。私はお気に入りのカフェに通い、顔を覚えてもらう仲になりました。オーストラリアのカフェは朝が早く、すぐに閉まってしまうので、モーニングとして利用するのがおすすめです。最初は簡単なオーダーから試し、その後アンノーマルなオーダーをして見れば、英語力の向上につながります。

④meetupに参加する
meetupとは同じ趣味や目的を持った人が集まるイベントです。オーストラリアのゴールドコーストでは英語を勉強することを目的とした集まりが開催されていました。例えば、gold coast student hub。こちらは無料で毎週イベントを開催しています。Instagramなどで情報をチェックすることができるので、気軽に参加できます。語学学校でも何人か行ってる人がいたので、有名どころであれば危険ではないと思います。新しい友達を作るチャンスです。私が使っていたmeetupのインスタグラムアカウントをシェアしておきます。

⑤クラブに行く
外国人と話したければ、クラブに行くのも一つの手です。1人で行くのはお勧めしませんが、複数人で行けば楽しめます。日本人の女の子は結構話しかけられ、連絡先を交換することもあります。場所によっては入場料がかかりますが、お酒は仲良くなった人が奢ってくれることが多いので、そこまで金銭的な負担もかかりません。


ゴールドコースト6週間でかかった総費用

総額費用

6週間で総額987,245円でした。
これが多いのかどうかは分かりません。心当たりのある使いすぎたシチュエーションは以下です。
・スカイダイビング(データ入れて60,000)
・テーマパークの年パス(17,000円)
・ネイル(6,000円)
・コアラ抱っこ(5,000円)
・エアビーお泊まり(7,000円)
・帰りの飛行機プレミアムエコノミー(150,000)

食費にあまりお金を使わないよう、友達と食べに行く以外は、ホームステイ先のご飯を持って行っていました。外食は高くつくので、語学学校にはサンドイッチなどを持ってきている子が多かったです。


現地娯楽費


ホームステイかシェアハウスか

私は現地の生活に触れたくてホームステイにしました。ですが私のホストファミリーは忙しい人で、ほとんど家にいませんでした。1か月半いて一緒にご飯を食べたのは3回、休日に遊びに行くこともありませんでしたし、夜ご飯はほぼ冷凍食品でした。ホームステイではなくこれはシェアハウスではないかとステイ先を変えようかと思ったこともあります。
でも、放任主義で良かったところもありました。棚や冷蔵庫にあるものはいつなんでも食べて良かったので、お昼を持って行けたし、夜どれだけ遅くなっても怒られることはなかった。これが当たりなのか外れなのかは分かりません。
ただホームステイを選択する人に知ってほしいのは、期待しないことです。ハズレの家はあります。その一方で当たりもあります。これはエージェントに頼めば運としか言いようがないので対処法はありません。それを覚悟したうえで選びましょう。
私は、他の友達のホームステイ先のディナーにお邪魔したことがきっかけで仲良くなり、毎週末ホームステイしていました。友達のホームステイ先の方が仲良くなり、日本に帰った今でも連絡をとっています。私にとってはこちらが本物のファミリーです。

シェアハウスでは、みんなでご飯を食べたり、飲みゲーをして遊ぶことが多いそうです。外国人を交えてそれぞれのご飯をシェアするのも面白いですね。その面でシェアハウスの方が友達を作れるのかなと思いました。しかし多くの人は1か月シェアハウス、その後ホームステイなど長く居る人は少ないそうです。


留学を検討している人へ

長くなりましたが、いかがでしたか?
留学は英語学習だけでなく人生の経験です。
私は留学先でたくさんの一期一会を経験しました。語学学校でできた友人はもちろん、道端で困っていたら助けてくれた日本人、行きの飛行機で人生について語ってくれた女性、テーマパークで巡り合ってブリスベンに一緒に旅行した友達、全てゴールドコーストに来なければ出会えなかったかけがえのない思い出です。
留学なんて行かなくてもいいかもしれません。英語を日本で勉強する方法はたくさんあります。けれど、日本から海外に1人で飛び立ち、一期一会の出会いをすることこそが留学の醍醐味であるのではないでしょうか。そして帰ってきた時に、「ああよくやった」と自分に言ってあげられるのが留学だと思います。

留学に行きたいと思っているのなら、自分を変えたいと少なからず思っているはず。お金と時間があるのなら、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょう。その場に行ってしまえば結局なんとかなります。

留学先が超楽しいと感じた人も、合わないなと感じた人もそれは学び。自分の世界を広げに行きませんか?

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