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【Notion配布あり】とにかく早く就活を終わらせたかった24卒就活生から、就活何から始めればいいか分からない25卒へ。

就活。

多くの大学生は、この言葉を聞くだけで嫌気がさすだろう。大学三年生頃になると、就活という文字がちらつき始め、周囲の空気にもまれながらとりあえずという形で自己分析を始めてみる。それどころか最近は、就活の早期化が年々進んでおり、就活解禁と騒がれていた4年の5月は意味をなさなくなってきた。

「就活ってなに?」
「何から手をつければいいの?」

このように感じている人は多いだろう。
実際、24卒でコロナ世代の私は大学にほぼコミュニティがなかったため、就活について得られる情報源がなく、その状態に陥った。

今回はそんな人たちのために年内内定+大手ベンチャー、大手企業に内定を頂いた私の就活必勝法を伝授する。
あくまで人それぞれなので、参考程度に見て欲しい。

自己紹介
・24卒
・MARCH以下私大
・サークル未所属
・留学経験なし
・1年間の長期インターン経験あり
・ガクチカはほぼアルバイト(バイトリーダーではありません)

最初に伝えておきたいことがある。
就活はゲームである。それくらいの気持ちでやらないと挫折する。【自分が将来やりたい事、ここだったら頑張れそうだなと思える場所を探すゲームである】と心にとどめて欲しい。ゲームだと割り切れば以外と楽しい。その領域まで行ってしまえばきっと乗り越えられる。では、始めよう。

年内内定を取るためにやったこと

下記は3年生の夏ごろに始めた内容です。時間がなく、今すぐに内定が欲しい人は就活エージェントの活用をお勧めします。4でNotionを配布していますので、活用してください。

  1. スカウトサイトに登録

  2. 手当たり次第に場数を踏む(就活エージェントやスカウトサイト活用)

  3. 企業の面接、面談を使って自己分析

  4. 面談や面接の記録を取る→Notion使用

  5. 就活仲間を見つけてモチベを上げる

  6. ベンチャー企業の早期選考に挑戦or就活エージェントを使って内定をもらう

1.スカウトサイトに登録

まずは自分から探しに行くより、相手から来てもらおう。右も左も分からない状態で探しに行くのは時間の無駄になる。質問項目に答えて自分のプロフィールを充実させるだけで、企業からのスカウトが来る。スカウトも来るし、自己分析にもなるので効率的である。おすすめの登録すべきスカウトサイトを記しておく。正直私はほぼoffer boxしか使っていなかったので、時間が無い人はこれだけは登録しておこう。

主なスカウトサイト
・offer box
・DYM
・キミスカ
・ミキワメ

スカウトの内容は、座談会やインターン、説明会の参加を促すものである。企業名を調べてよっぽど怪しい企業じゃなければ承諾することをお勧めする。

2.手当たり次第に場数を踏む(就活エージェントやスカウトサイト活用)

スカウトサイトに登録したら、とにかく場数を踏もう。就活はゲームだから、慣れが必要である。何事も回数をこなせば、緊張しなくなるし上手く楽しめるようになる。
最初は顔出しなしの説明会や選考のないインターンばかりに応募しがちだが、そればかりではあまり意味が無い。限られた時間の中で申し込むのならば、選考難易度の高いインターンや人材系のインターンをお勧めする。その理由は以下である。

選考難易度の高いインターンに応募するメリット
・レベルの高い仲間に会える
・選考を通過した時のモチベに繋がる
・早期選考に乗れる可能性が高い
・面接時に的確なフィードバックがもらえる可能性が高い

人材系のインターンに応募するメリット
・普段から求職者や企業側とやりとりしている人材のプロなので、面談時に的確なアドバイスがもらえる可能性が高い
・企業側の思考を考えるインターンがある→会社が求める人物像を想像しやすくなる
・インターンであっても、多くの時間を割いて自己分析に向き合ってくれる可能性が高い

実際、私は人材系のインターンに多く参加し、そこで人材会社の方に沢山面談をしてもらい、自己分析を深めることができた。会社によっては企業を選ぶ軸を決めるためのエクセルなどを配付してくれるので、それを活用するのもお勧めである。

場数を踏むための企業探しにお勧めなのは、スカウトサイトだけではない。就活エージェントもお勧めである。ただ、エージェントは構造上自分に利益のあるように面談をしっかり行わず雑な対応をしてくる場合もあるため注意が必要である。特にエージェント経由だとすぐに本選考に直結する可能性が高いので、あくまでも場数を踏むためと割り切るなど、辞め時をはっきりさせておくのが重要である。

「就活エージェントはしつこいから使うのに抵抗がある」
「違約金などを請求されたらどうしよう」

このようなことを思って就活エージェントとの面談申し込みをためらう人も多いだろう。実際私も最初はそうだった。でも正直、話を聞く分には無料だし、もし担当者との相性が悪かったら丁寧にLINEで断ればいいのでそこまで怖がる必要はない。関係を切るのには勇気がいるが、多くの就活生が利用し、その多くがエージェント経由で入社しないのだからその一人になったにすぎないのである。人生がかかっている就活なので時には大胆に行動する必要もあると私は思う。おすすめのエージェントはこちらである。実際、私が年内に内定をもらったのは、エージェント経由の企業だった。

主なエージェント
・キャリセン就活エージェント
・DYM


3.企業の面接、面談を使って自己分析

就活で病む原因の一つに自己分析があると思う。
他者と比較して、自分が今まで何をやって来たのだろうと自己嫌悪に陥ったり、将来なりたい像が全く思い浮かばなくて、先の見えない未来に途方もない不安を感じたり。そういう沼にはまると就活は途端に辛くなってしまう。

正直、自己分析は「こんなもんか」でいい。

何故なら、今一生懸命考えたところで、今後いろんなものに影響を受けていく自分を100%理解できましたという状態には出来ないから。それにバカ真面目に自己分析してそれをそのまま表に出したところで就活を上手く終わらせることは残念ながらできないから。つまり理解したうえで演技も必要になるってこと。

ならどの程度まで自己分析すればいいのかと疑問に思ったそこのあなた。
答えは、「自分が居心地が悪いと思う環境と好き+能力を発揮しやすい環境を理解すること」であると思う。以下に理由を示す。

自分が居心地が悪いと思う環境を理解する
・今後多くの時間を過ごすであろう会社とのミスマッチを減らせる
・あまり合わない人と働く可能性が上がる

好き+能力を発揮しやすい環境を理解する
・成果を発揮できる環境を選びやすくなる
・気の合う人に出会う確率が高くなる
・仕事にやりがいをみつけやすくなる

要するにマッチ度が上がるということだ。就活はある程度進めていくと確実に洗脳されるので、【本音ベースの自己分析】とそれを加工した【就活用の自己分析】2つを用意するのが好ましいだろう。

そしてこの自己分析を進めるうえで役立つのが、企業との面接である。面接時に私たち就活生は多くの深堀質問をされる。自己分析で重要なのは物事を深く深く考えることなので、質問された項目とその時に出て来た自分の言葉を記録することをお勧めする。
とっさに出て来た言葉は本音であるか、他者からこう見られたいという理想である可能性が高い。本音は【本音ベースの自己分析】へ記録し、理想は【就活用の自己分析】に記録するのがおすすめである。

4.【Notion配布】面談や面接の記録を取る

就活には振り返りが欠かせない。
会社の説明を聞いて何を思ったかその時の気持ちや、面接時にされた質問と自分がどう答えたかを記録しておこう。これを残すことで、面接への恐怖心はなくなるし、自分がどんな企業が好みで、額にどんな企業が合わないと感じているかを理解することができる。言わばゲームで言うステータスのようなものだ。
私はこれら面接面談の振り返り、面接のテンプレート、企業研究、自己分析などをすべてNotionで管理していた。今回は私が使っていたNotionのテンプレートを配布する。情報を整理するのに困っている人はぜひ使ってみて欲しい。

私が愛用した就活用Notion
https://rogue-harbor-ae6.notion.site/7e5f12d99e3943f99bacfbb07515c6c5

5.就活仲間を見つけてモチベを上げる

秋ごろになると正直就活が面倒になってくる。就活嫌だなと感じたり、周囲の状況が気になった時にはSNSやLINEのオープンチャットを活用して、就活仲間を見つけるのもお勧めだ。

Twitterでは割と多くの人が就活情報を発信している。それを見て活を入れ直すのもいいかもしれないし、不安を言い合うのもいいかもしれない。
LINEのオープンチャットは同じ志望業界を目指している人同士で会話できるので、より有益な情報交換ができる。特に大学にコミュニティが少ない人は、周りがどう動いているか知るために外にアンテナを張ることをおすすめする。就活は一人でやっていると孤独でしかない。

一方で、他の人が上手くいきすぎていて嫉妬することもあるだろう。特に年明けになると内定を持っている人もチラホラ現れる。それを見るのが辛いと思ったらSNSを消せばいい。他人は他人なのだから気にするなというのは気休めにしかならないので、いっそのこと就活に全く関係のない人とのつながりを強くしてリフレッシュするkとをお勧めする。
実際、私も就活が嫌になった時は、Twitterを消し、就活の話題ばかり飛び交う同世代とのつながりを避けていた。そんな時期もある。

また対面のインターンだと、すでに動いている就活生に会えるうえ、友人になれる可能性が高い。インターンで会って、LINEを交換したり、最終日には一緒に飲んだりすることもある。こういう出会いを楽しむのも就活をゲームとして楽しむ一つの手だと思う。

6.ベンチャー企業の早期選考に挑戦or就活エージェントを使って内定をもらう

年内内定を勝ち取るには大手だけを狙ってはならない。大手が内定を出すのは年明け以降である。そのため年内内定が欲しいならベンチャーを狙おう。
外資系を除いて、ベンチャー企業は選考が早い。更に通年採用を行っている企業もある。上手くいけば10月には内定を一社持っているという状況も不可能ではない。
だから、自分が気になるベンチャー企業は積極的に選考に応募しよう。早期の方が人数は少ないし、選考難易度は低い。ここで落ちたとしても、まだまだ選考はたくさんあるちう心の余裕もある。インターンではなく本選考となると途端に気が引ける人も多いと思うが、皆最初は初めてなので、その初めてを早めに経験できるという点でも有利だと思うし、早期だと企業側も慣れていないと分かっている体で接してくれる。就活軸や業界がまだ定まり切っていない状態でも気になる企業があればとりあえず応募してみて欲しい。

選考を進んでいくと、社員面談なども組まれるのでそこで実際に働いている人の様子を聞いてみたり、就活の相談ができたりする。これを活用できるのも本選考に進むメリットの一つである。
ただ、応募者の少ないベンチャー企業だと囲い込まれることもあるのでその点は注意が必要である。

「そうはいってもどの企業の本選考に進めばいいか分からない」
「とにかく内定が早く欲しい」

そんな人にお勧めなのが就活エージェントである。
エージェント経由であれば、自分が呈示する条件に合った会社を紹介してくれるし、普通の選考よりも選考過程が少ない可能性が高いので選考開始から内定までの期間が短い。時間が無い人にぜひ使ってみて欲しい。

ここで注意なのが、面談で自分の考えていることを正確にエージェントに伝えきれなかったと感じた場合は、テキストにして送る必要があるということである。エージェントは多くの就活生を相手にしているのでとにかく時間が無い。そのためこちらの意図をしっかり理解してもらい、希望に合った企業を紹介してもらうには、テキストで整理して送るのがおすすめである。その時に私が使っていた例を以下に記すので参考にして欲しい。

何を叶えるために、何を捨てれるのか
⇨何を叶える?
・プライベートも仕事も充実
⇨充実とは?
・どちらか一方にならない状態 
・できれば定時に帰る。土日しっかり休む。
⇨何を捨てる? 
・給与は重視しない 
・成長環境<安定 
・仕事へのやりがい<働く人の良さ

【必須】
・年間休日120日以上
・平均以上の年収(何歳平均年収超えたいですか ?→26才くらい。子供が欲しいと思ったタイミングで余裕ができるように)
・東京勤務

【欲しい】
・オープンでフラットな社風(何をもってオープンな社風と定義しますか?→プライベートでも関わりを持つ、先輩にも相談できる、ボトムアップで意見が伝わる)
・ルーティンワークではないもの
・人と話す環境(パソコンに向かいながらチームでプロジェクトを回す◎)

【どんな人と働きたい?】
・仕事だけじゃない考え方の人(プライベートも充実)
・人と関わるのが好きな人
・平和主義>競争環境

【やりたくないもの】
・新規顧客獲得(インサイドセールス・フィールドセールス)→ずっとは嫌
・ルーティンワーク(お客さんと関われるなら◎。プロジェクトを回していろんな案件ができるなら◎)
・〇〇店長

【気になる仕事】
・消費者の行動を変える価値を生み出す仕事→企画、広報、マーケ、ブランディング
・消費者の反応が近くで見れる仕事→to C、食品、化粧品
・+をもっと+にする仕事→ブライダル、ホテル、航空サービス
・セールスなら法人相手がいい

【明確な夢ではないがなりたい姿・興味のあること】
・海外移住海外の田舎で過ごしたい。人生で英語だけは話せるようになりたい。
・クリエイティブな仕事自分でデザインしたものを売りたい。副業という形でもなんでも。

内定をもらうと精神的な安堵により、その後の就活が上手く行きやすくなる。
よく言われるこれは、本当だと思う。内定を1つ持っているだけで、次の企業の面接に挑む心の持ちようが変わる。是非とも上手く活用して、年内内定をゲットして欲しい。

主なエージェント
・キャリセン就活エージェント
・DYM

就活を終えた24卒からアドバイス

就活は受験のように一斉に始まって終わらない。この企業に行けば正解だとかそういうものもない。だからこそ迷うし、分からないことも多いだろう。見えないものが怖いのは当然である。

でも意外と、人生何とかなる。就活始めるのが遅くて、遊んでいるように見えた友人もさらっと内定を取って終えていた(実際は隠れてやっていたのかもしれないが)。自分がどこまでやりたいかで就活の難易度は相当変わってくるとは思うけど、その選択に正解も不正解もないのだから、ただ自分が後悔のないように就活を終えることができれば気持ち良く社会人になれるのではないかと思う。

正直私は学歴がなかったため、就活に対しての焦りが強く、3年の年明けごろから1年間も就活に時間を割いてしまった。ここまでやって来た自分に後悔はないが、こんなにもこの一つの企業を決めるのに時間をかけたのが正しかったかどうかは分からない。というのも正直、企業を決めたうえでもこの企業でいいのかという迷いはあるし、これが自分のやりたかったことなのかと聞かれたら分からない。

だから、就活は早く始めた方が勝ちだとは私は思わない。寧ろやりたいことが明確ならその企業周辺だけ狙えばいいと思う。
でも私みたいに、やりたいことが明確でない人は、いろんな人の人生をしるという意味でも早めに行動することをお勧めする。

就活をしていくうえで、普段関わることのない多くの大人に会う。その人たちにどんな人生を歩んできたか、今後どういう展望があるかを聞くのは私にとって刺激的でありとても面白かった。だから、やりたいことがな人は、とりあえず人生の先輩の話を聞いて、自分はどんな社会人になりたいかを考えるのもいいのではないかと思う。

人生に一度しかない新卒の就活。それは世間一般的には苦しい時間とされるが、見方を変えれば自分と一番向き合うであろう時間。自分と向き合って、時には他の人の人生も参考にして、自分の将来を考えるだけと思えば、案外笑顔で終われるのではと私は思う。

では、私が就活生の時に助けられた曲と共にお別れしよう。


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