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ケーフェイ

初代タイガーマスク(海外では既にこの名前でリングに上がってたレスラーは居たが、実質的な意味での初代)こと佐山聡が自ら設立したシューティング(後の修斗)を熱く語った本である。そして同時に自身の体験を元にプロレスで実際に行われてた事をあからさまに語っている。
プロレスの実体を綴った著書としてはミスター高橋著の「流血の魔術最強の演技」が知られているが、こちらはその16年前、まだプロレスがリアルスポーツとして受け止める向きが少なくなかった時代にしかもプロレスブームの第一人者だった者がプロレスの内幕を語る本としてマニアの間ではかなり話題になった。とはいえ、ここでは「プロレスとは初めから勝敗が決まっているショー」とまでは記されていない。だがシューティングについて語るにつれて、誰にも「プロレスはショー、つまりが演技だ」と解釈出来てしまう点に於いて、プロレス内幕本の第一号と呼ぶにも相応しい気がするのである。

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