てーや(ラーメンブロガー)

食べ歩いたラーメン屋さんの記事をコツコツまとめています。お気に入りのラーメン屋さんは、…

てーや(ラーメンブロガー)

食べ歩いたラーメン屋さんの記事をコツコツまとめています。お気に入りのラーメン屋さんは、ポスターにしたためていますので、どうぞご覧ください。 【磐城ものかき事務所】 https://iwaki-writing-office.jimdosite.com

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味世屋食堂(福島県いわき市)

幼いころ祖父母宅に行くと、よく出前のラーメンを食べさせてもらいました。呼び鈴が鳴り、玄関へ走ると、おかもちの中からラップのかぶった中華そばが顔を出す。待ちきれずにラップを外すと、鶏ダシの芳しい香り。 「旨いもの食べてるときだけ静かなんだっけ」と笑う祖父母。その横で無心に麺をすすり、一滴残らずスープまで飲み干す。これだよ、これ。数年後、そのお店はひっそりと閉店しました。 高3の冬、大学受験の真っ只中、全国ラーメンランキングがテレビで放映されていました。「自分の一番はあそこだ

    • 中華そば 多賀野(東京・荏原中延)

      今日で2度目の訪問。荏原中延駅の改札を出ると、すぐにお店が見える超人気店。 十数年ぶりだろうか。しばらく行ってない間にミシュランも受賞し、もはや遠い存在だ。 しばらく行っていない間に…という点でいうと、いま流行りの整理券制が導入されていた。食券を購入し、整理券を受け取る。日曜14時、予定時刻は50分後だ。近隣のどこか座れるところにでも座って、競馬予想でもしながら待つとしよう。 ちなみに、メニューは相変わらず多彩。 さて、自分の番がやってきて、お店に入る。店主の多賀子さ

      • らぁめん 葉月(東京・雪が谷大塚)

        食べログ百名店の常連中の常連。土曜日、開店と同時に訪問。すでに15人待ち。 東急池上線沿線で小綺麗な街並みのなかにどこか下町情緒も感じ、あたたかな青空の下、すがすがしい行列だ。 お店は、年配のご主人とその奥さんと思われる方の2名体制。カウンター7席のこじんまりとしたお店だ。 店内はとても穏やかで、せかせかしている感じが一切ない。これもまた良い風情。 メニューはこちら。 醤油・汐・葉月・つけ麺とあるが、左上にある醤油にしよう。 タレはたまり醤油・特急濃口・杉樽仕込・

        • 三馬路 東京店(東京・神田)

          2021年12月オープンの三馬路(さんまろ)さん。博多にある『博多 三馬路』の東京進出店らしい。 “塩”を推すお店だが、昆布水つけ麺も人気だとか。土曜日の12時で、10人の並びだ。 食券は並ぶ前に購入する。メニューはこちら。 店内はカウンター6席で狭い。存在感のあるヒゲのご主人に、バイトと思われる若いスタッフが3人。 タイマーを使って麺茹でをしてるのは、なんとなく残念な気はしたが、それも「旨い一杯のため」と捉えよう。 着席すると、すぐに着丼! スープをひと口。節

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        味世屋食堂(福島県いわき市)

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        • 東京都のラーメン屋さん
          37本
        • 福島県福島市のラーメン屋さん【10選】
          10本
        • 福島県いわき市のラーメン屋さん【80選】
          80本
        • 福島県その他エリアのラーメン屋さん
          24本
        • 埼玉県・千葉県・神奈川県のラーメン屋さん
          20本
        • 宮城県・山形県・秋田県・岩手県・北海道のラーメン屋さん
          24本

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          Ramen FeeL(東京・日向和田)

          『飯田商店』の一番弟子のお店に行ってきたぞ!創業3周年のタイミング。2024年2月時点の食べログは驚異の3.96だし、お店がテレビに登場する機会も増え、すでに超有名店だ。 事前にネット予約しないとラーメンにありつけないということで、三連休の中間(土曜日)に狙いを定めたところ、閉店間際の最後の枠(15:30〜)が運良く空いていた。 橋本駅(相模原市)の友人宅からクルマを走らせ、大渋滞にハマりつつ、2時間半の道のりだ。(帰路は1時間程度だった) 東京は青梅市。最寄りの日向和

          Ramen FeeL(東京・日向和田)

          【閉店】ラーメン将太 国立府中インター店(東京・谷保)

          湯河原の超有名店『らぁ麺 飯田商店』の店主・飯田将太氏プロデュースのお店。 国立府中インター入口に小綺麗な看板と広い駐車場。[Produced by 飯田商店]の文字に、何だこのお店は?と驚き、迷わず訪問することに。 ネットで調べると、ラーメンチェーン『花月嵐』を運営するグロービート・ジャパンが手がけるお店のようだ。 店内に入ると、アルバイト・パートらしき従業員が5〜6人ほど。完全にマニュアルオペレーションでやってるような動きだ。ロードサイドだし、立地的にもファミリー層

          【閉店】ラーメン将太 国立府中インター店(東京・谷保)

          町田汁場 しおらーめん進化 本店(東京・町田)

          町田駅前に2店舗あるが、こちらのお店が本店。オープンした2007年以来、17年ぶりに訪問。当時の場所から移転していた。 “塩″に特化したラーメン屋さんのパイオニアともいえるお店で、初めて食べたときは「塩ラーメンってこんなに旨いのか」と感動したことを覚えている。 2024年2月時点での食べログは3.79なので、さぞかし行列が激しいだろうとおもいきや、営業開始の11時で3組ほど。これは意外だった。 ということで、まずは食券から。 厨房は2名体制。残念ながら、創業者のご主人

          町田汁場 しおらーめん進化 本店(東京・町田)

          中華そば かづ実(福島県いわき市)

          もともと『中華そば 島風』(移転&店名変更)があった物件に、居抜きとして2024年2月にオープンした。 ネットの情報によると、お店のご主人は和食料理のご出身だそう。 メニューはこちら。 かつおぶしをはじめとした節と煮干しが前面に出た一杯。鶏ガラがまろやかさを演出し、全体をうまくまとめている印象。ずばり、出汁で食わせる一杯だ。 麺は低加水の中細ストレート。チャーシューはちょい脂身多めのバラ肉。味玉はとろとろ系で、くさみもなし。旨い。 2024年4月時点で、醤油はver

          中華そば かづ実(福島県いわき市)

          麺屋まくる(福島県広野町)

          ふたば未来学園高校のふもとに、新しいラーメン屋さんができた。人通りの少ない場所なのに、次から次へとクルマが入ってきてビビるわ。 どう見ても新築ではない。店内の厨房も新品ではなかった。居抜きだろうか。 厨房はご主人とサポートの女性の2人体制。 うむ。ネギ丼が気になる。気になるが、次回にした。 器がめちゃめちゃ熱い。スープはふつうの熱さだが。 見た目は郡山ブラックに近いかなと。一口すすると、味も近い。スープの色は濃ゆいけど、塩辛さはなし。鶏のダシが前面に出ている。独特の

          麺屋まくる(福島県広野町)

          町の小さな中華屋さん ろくめい(福島県いわき市)

          お店は常磐西郷町。しまむらのすぐ裏手にある。 ある晴れた日曜の昼下がり。初めてお店を訪ねると、厨房の横で子どもが宿題をしている。厨房で鍋をふるう大人と話す様子を伺うに、どうやら親子のようだ。家族で経営する町中華なのだろう。 メニューはこちら。 町中華だけに、定食や一品メニュー、酒類も豊富にそろう。 お店が押している『俺の担々麺』にした。 まず何より、見た目が美しい。海老のビスクのような濃厚でコクがありそうな見た目。もしくはスープカリーのような。例えは下手くそでも、と

          町の小さな中華屋さん ろくめい(福島県いわき市)

          まちかぜ食堂(福島県いわき市)

          いわき市四倉町の人気店『島風』が、いわき中央郵便局近くに移転。改め『まちかぜ食堂』としてオープンした。 いわき市民ならご存じであろう『風グループ』のお店。これで全3店舗すべてが市内の中心部に集まった。 【風グループ】 ■中華そば 風 ■お酒と中華そば 南風 ■中華そば 島風 (閉店) ■まちかぜ食堂 ★NEW★ メニューは、島風のときとほぼ変わらず。「こくうまラーメン」なるものが誕生したくらい。新メニューなのに、食券機の左上に鎮座していた。 オーダーは「中華そば」。

          まちかぜ食堂(福島県いわき市)

          金華楼(神奈川・橋本)

          いわきを拠点に仕事をしてますが、相模原の橋本を東京拠点にしてまして。橋本といえばココという町中華の紹介です。 閑静な住宅街の一角で、ご主人と息子さんが腕を奮っています。味は最高。雰囲気最高。スーパードライ633(大瓶)との相性も最高。文句の付けようがありません。

          金華楼(神奈川・橋本)

          食堂きかく(宮城県石巻市)★3.53

          石巻市の中心部より北上した郊外。ひと昔前は元気だったであろう商店街の一角に、お店がある。 昭和15年創業。『孤独のグルメ』にも登場したお店だ。その歴史と風情は、外観を見ればわかる。 クルマは、お店横の砂利が敷いてある場所に縦列駐車。失礼しまーす、とガラガラ扉を開ける。 ここだけ時が止まっているようなたたずまい。あえてセレクトしているのか、昭和レトロのBGMが空間をさらにそれっぽくしている。 歴史を刻んだセメントが敷かれた床の上には、簡易式のテーブルと郷愁感のある緑のイ

          食堂きかく(宮城県石巻市)★3.53

          麺処 ほん田 秋葉原本店(東京・秋葉原)★3.72

          2008年、21歳の若さで東十条に店を出し、すぐさま行列店になったお店が秋葉原に移転した。 東十条時代は日本屈指といっても過言ではない長蛇の行列店で、2時間近く並んだ記憶がある。 秋葉原の新店は、JR線を下車して徒歩0分。店構えがシックすぎてわかりにくかったが、改札出てすぐの高架下にあった。行列が目印になったのは間違いない。 平日15時にかかわらず5人の並びは、やはりすごいね。 食券を購入し、厨房が目の前のカウンター席に通されると、マスクをした本田さんを発見! ″若き

          麺処 ほん田 秋葉原本店(東京・秋葉原)★3.72

          麺や 七彩(東京・八丁堀)★3.71

          2007年に都立家政(東京都中野区)で創業。″2人の店主″で話題になり、すぐさま人気店になったお店。 当時から喜多方ラーメンをインスパイアしたラーメンを提供しており、今では煮干しを全面に押し出したラーメンやその他の限定ラーメンなど、目移りするメニュー構成となっている。 さらに、絶対に忘れてはならない特徴がもう一つ。それが、″注文後″に製麺をスタートすることだ。 製麺なので、もちろん小麦粉と水を混ぜるところからである。麺を専用の包丁でカットし、お湯に麺をくぐらせるまでに要

          麺や 七彩(東京・八丁堀)★3.71

          ラーメン二郎 生田駅前店(神奈川・生田)★3.53

          賃貸アパートの1階に店を構える。日曜の11時ちょうど(開店時間)に到着。並びは約30人ほど。 店内はカウンター14席。7人1組の入れ替え制が基本だ。 厨房は3人体制。うち1人は学生アルバイトとおぼしき若者。 並び始めてから45分で着丼です。 ニンニクヤサイ少なめでオーダー。 野菜はキャベツ多めのシャキシャキ系。微乳化スープで、比較的しょっぱめか。 豚はふわトロ2個。言うことナシの旨さ。 麺はかなり太い印象。芯がちょっぴり残っているかんじで、固さは絶妙。最後のほう

          ラーメン二郎 生田駅前店(神奈川・生田)★3.53