今年の「おっぱい募金」は、AV男優のおっぱいももめる ←考えたな!

おっぱい募金」が、今年は「男優のおっぱいもモメる」ルールになったようだ。

「おっぱい募金」とは、衛星放送の成人向けチャンネル「パラダイステレビ」が行う「STOP AIDS啓発活動」で、ひとことで言えば、「AV女優のおっぱいを触れるイベント」と「募金活動」とが1つになったもの。俺自身も昨年(2015年)、初めて参加した。

気をつけなければならないのは、これが「募金をすれば、女優のおっぱいを触れる」イベントではないということ。おっぱいの件と、募金の件とはあくまでも別なのだ。公式サイト(おっぱい写真があります)を見ると、そのあたりに細心の注意を払って書いていることがよくわかる。

だが、それでもなお、昨年の開催後には、ネット上で『おっぱい募金』は2015年で終わりにしてください!という運動が起き、ネットメディアで記事になった。

「おっぱい募金」の中止求めるネット署名活動開始「偽善的、性差別的なイベント」(弁護士ドットコム)

賛否両論の「おっぱい募金」 ネットで終了を求める署名活動はじまる 「偽善的で、性差別的なイベント」と批判(ねとらぼ) 

募金という言葉を使うことで「あたかも良いこと」「公益性が高い」と見せかけています。でも実際は、女性の体の中でも性的欲望を集めやすい「おっぱい」で「募金を集める」というセンセーショナルな企画アイデアで話題と人を集めることが目的です。女性の体も募金も、チャンネルの視聴者を増やし、企業が利益を上げるための口実でしかありません。 (change.org当該ページより引用)

募金すれば女性の胸をもめる「おっぱい募金」が騒動にーー法的には問題なし?(弁護士ドットコム)

そんななか、今年はどういうかたちで開催するのか(もしくは開催自体を取りやめるのか)に注目していたのだが、今年はなんと「男優のおっぱいももめる」というのだ。これは「考えてきたな!」と感心した。たしかにこれなら、「性差別的」という批判をかわせるかもしれない。

また、道行く人が誰でも参加できた前回と異なり、今回は完全予約制にしたことで「公然わいせつにあたらないか?」という批判も、いっそう難しいものとなりそうだ。

もう一度、同じことを言わせてもらう。

考えてきたな!

これはぜひ、現場の空気感を自分の眼で確かめねばならないと、しっかり予約登録をしておいた。

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