慈善活動なのか？　性を売り物にしているのか？　ここ数年物議を醸してきた「おっぱい募金」が、今年も無事に開催された。

念のために説明すると、おっぱい募金は「募金したのち、AV女優のおっぱいをさわる」というシンプルきわまりないイベントで、衛生放送の有料アダルトチャンネル「パラダイステレビ」が主催している。

私は今年で３年連続３回目の参加となるが、個人的なスタンスは一貫して「『おっぱい募金』はフーゾクでもなく慈善活動でもなく、エンターテインメント」である。おっぱい提供者側ともみもみ側とに、楽しませよう楽しもうという意志のやりとりがあれば、ひとまず成功だ。

結果的には、今年も楽しかった。AV女優２名、男優１名の計３セットのおっぱいをこなしてきたが、男優（健太さん）の胸の筋肉をさわったとき、「いい筋肉！」とリアクションしたら、健太さんが「お兄さんもなかなかですよ！」と俺の胸をもみ返してきたのでいい思い出となった。AV男優に胸をもまれた男も、そうそういないだろう。

女優（今井ゆあさん、有坂つばささん）のおっぱいに触れるときも、「やわらかい！」と素直にリアクションした。エンターテインメントなので、存分に楽しませてもらいましたという意志を示すことは大切だ。演奏会におけるスタンディングオベーションみたいなものだ。おっさんになると、こういう行動が自然にできる。会場でどれだけクールにふるまっていても、どうせおっぱいをもむのである。ならば自然体でいたほうがかっこいいに決まっている。

昨年は、一昨年に比べて規模が縮小し、非常に寂しいものとなった。今年も昨年と同じ会場、規模ではあったが、女性の参加者が数名いたのが印象的だった。漏れ聞こえる会話を聞いていると、会社の同僚（女性含む）と参加しているとおぼしきグループもあった。エンターテインメントとしての観点からは、よい兆候であろう。内心、「どんな会社やねん……」とは思ったけども。

なお、今回のおみやげには、TENGAのドリンクが含まれていた。どのタイミングで飲めばいいのコレ……。