1年で１番好きな季節、春がやってきたよ。
少しはマシな世の中になったらいいなとずっと思っているけど、なんで世界ではこんなにひどいことが起きてるんだろうって打ちひしがれることばっかりだよ。

でも寒い季節が終わって少しずつあたたかくなっていくことは一縷の望み。大勢で集まることは今年もできなかったお花見シーズンだったけど、何人かで桜の下に集ったり、子どもたちと遊んだりできた春休みだったので、そんなのも久しぶりの感じでうれしかったなー。

マギーと唯とも久しぶりにお酒が飲めたし、夜の街を歩けて楽しかった。

唯とマギーの映画の中のツボシーンが聞けてうれしい。
「mid90's 」あたしも好きです！
スケボーを題材にした「行き止まりの世界に生まれて」（Minding the Gap）っていうドキュメンタリー映画があるんだけど、本当に奇跡のような映画なのでもしよかったらぜひ観てほしい…！

父親との関係や自分のマスキュリニティと向き合って、立ち直っていく物語なの。
今年のアカデミー賞（リアルタイムで見てたのでかなりショックだった）であんな風に衝撃的な事件も起きてしまったから、暴力と距離を置くことがいかに難しいかとか、自分をオープンにして愛について語ることがいかに大切なことかとか、とても考えさせられる映画です。

マギーの挙げてた異文化交流シーンのある映画もわかる～ってなった。
ちょっと違うんだけど、多言語が出てきたりする映画があたしは好きです！
「スウィング・キッズ」にもあるんだけど、違う言語で相手にわからないと思ってお互いに喋ってるんだけど、実は通じ合ってたりとかそんなやり取りにもキュンとします。
「ラブ・アクチュアリー」とか。

アカデミー賞を獲った「ドライブ・マイ・カー」も多言語シーンがたくさんあってよかったなー。
そして前におすすめした大好きな「CODA」が最優秀作品賞を獲った～！！
お父さん役のトロイ・コッツァーの最優秀助演男優賞受賞のスピーチも泣いた～！うれしい！！

この映画も言語を超えたコミュニケーションの映画だね。

人と人は繋がれるってことを物語にはたくさん見せてほしいし、
あたしもいろんな方法で若い世代にたくさん見せてあげたいと思う。

マギーからの質問。

マギーのおすすめのえごまジャパンのり…何それおいしそうじゃん…

今セブンイレブンで華麗なるカレーパーティなるものが開催されてるんで興味本位で買ってみたんだけど、予想を超えるおいしさだったのでお知らせしておきます。

何個か買ってみて好きだったのは銀座デリー監修タンドリー風チキンと
ナイルレストラン監修チキンマサラ。
税込み450円とかでこのクオリティ！？って感じだったので、おいしいカレーが気軽に食べたくなったらぜひ食べてみて！
おむすびもおいしそうだったよ～。

あと、買ってよかったというわけじゃないんですが、
2月3月ってめちゃくちゃバタバタするじゃないですか？（主に確定申告とか確定申告とか確定申告とかで）
それでやっと4月1日に「新しい年度の始まり！そろそろギア入れるぞー！」と思ったらパソコンの電源ボタンがぶっ壊れてうんともすんとも言わなくなったの。
直すことも多分できたんだと思うんだけど、そういう運命なのかなーと思って（気づいたら10年以上使ってたし。物持ちよい方？）、その日のうちに新しいPCを買いに行きました。浦島太郎状態でした。

なんにせよ、新しい季節が始まったなという感じで、結果よかったのかもしれない。

そしてこの春、一人息子が小学校を卒業して中学生になりました。
光陰矢の如し。

戸惑いながらも一生懸命新しい環境に挑戦している息子を見て、
不思議な気持ちです。あれ、こないだまで赤ちゃんだったよね？
たくさん大変なことがあったし、これからもたくさん子育ての壁にぶち当たるんだろうけど、１つ１つ乗り越えてゆく喜びもあるはず、と思う。

あたしもまだまだ新しいこと吸収して成長したい。
「体を動かす」のは「心を動かす」のと繋がってると実感したこのコロナ禍。（もう３年目の春かよ。）

実は今年に入ってダンス（コンテンポラリー）を始めたよ。
全然動けないので恥ずかしくてほとんど人に言ってなかったよ。
筋肉と体力つけて思うように自分の体を動かしてみたいという欲求。
これがミッドエイジクライシスというやつなのか？

ダンスに関しては本当にまだ手も足も出ないんだけど、少しずつ体が柔らかくなってきたような…少しずつ筋肉もついてきたような…。

ポールダンスに挑戦してみたこともあったけど足を怪我して断念してしまったし、自分の肉体を使って限界に挑戦するって久しぶりの感覚でドキドキしてます。
こんなに動けないものかね！ってびっくりするし落ち込むけど、汗かいてジタバタ必死についていこうとがんばってるのが楽しいです。

それでは唯さんに聞きたいこと！

映画界、演劇界、（文学界でも）での性被害、ハラスメント、労働搾取などの告発が相次いでいて、それを目にして同性としても心が苦しくなったり、誠意ない対応に憤る場面も多々あるけど、連帯や少しずつ変わっていくのかもという空気を感じて勇気をもらうこともあったり。
自分が好きなエンターテイメントの業界のことだからこそ、実態を知って勉強したいなと思う気持ちにもなってる今日この頃です。

あたしは今、
『ケイティ・ミッチェルの演出術　舞台俳優と仕事をするための14段階式クラフト』
っていう分厚い本を少しずつ読んでいるんですが、チェーホフの『かもめ』を舞台化する過程をものすごくロジカルに説明していて目から鱗です。
（14項目のうち「リハーサルまでの準備」だけで8項目もある！まだchapter3くらいまでしか読めてないけど。）
もちろん、それぞれの演出家のやり方というものはあるにせよ、演出家ってこんなことまでしてるんだ！って勉強になるし、ここまでしてくれればそりゃセクハラパワハラなんて起きるはずもないわな…ね、パワハラセクハラ監督、プロデューサーの皆さん？という気持ちにもなる。

唯もマギーもずっと舞台をやってる人なので、あたしはいつも尊敬や憧れの目で見てるし、いつも応援しています。一ファンとして。
そしてあたしにもできることがあったら何かしたいといつも思っています。
今はまだ一ファンだけど。

5月には唯さんと宇都宮のラジオで、映画のことについて話す機会ももらったので楽しみ。

演劇界のこと、小さなことでも対話して地べたから発信できることがあればてげでやってみたいね。

あとはそろそろ3人で自然の中にダイブしたい！と思っているめいでした。
また集えるのを楽しみにしてるよ！