交通誘導員に激怒された話


ある日、16時ぐらいだったでしょうか?


天気は今にも雨が降り出しそうなほどのくもり空でした


冬前になるとあっちこっちで道路の工事をするのはおなじみの光景です


ある道が一部だけ道路工事をしていて、やっと抜けたと思ったら


またその先で道路工事をしていたんですね


交通誘導員の方もいなかったですし、対向車も来なかったので行こうとしたら


少し日に焼けたちょい悪オヤジぎみの人が止まれ!!


と、言って怒鳴ってきたんですよ…


車の窓を閉め切っていたのでよく聞き取れなかったのですが


少し日に焼けたちょい悪オヤジぎみの人「前から車来てんだろうが!!止まれよ!!」


みたいな感じだったと思います


そのあまりの横柄(おうへい)な態度に少しムッとしてしまったのですが


別に見下すわけでもないですし、この方がその先どうなるのかもわからないですし


もしかしたら何か起業して大成功するかもしれないです


けどその方が日々自分が成功するために何かやっているならそうなる可能性もありますけど


何もやっていなくて交通誘導員として日給制の給与の支払いを選択し


その日にもらったお金だけで満足しているんであれば、ほぼその可能性はないですよね


この少し日に焼けたちょい悪オヤジぎみの人は、ずっと


このまま人生を歩んでいくのかな?とか年は60歳前後ぐらいでしょうか?


この方の先に待ち受けているであろう様々なことを考えると


いつのまにかムッとした感情は消え去っていました


そしてバックミラー越しに映るちょい悪オヤジぎみの人に向かって、頑張ってくださいと


心の中でつぶやきながらアクセルを踏みその先に待ち受けていたパトカーに・・・

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