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女達は今日もマウントの取り合いに忙しい

そんなことを思って、時折、SNSを見て疲弊するという経験は誰しもがあるのではないか。
(自分の周りではそういった男性が少ないだけで、女性に括るのは間違いかもしれない)

マウントを取り合う土俵といえば……
恋人の有無、配偶者の有無、学歴、職歴、外見…挙げだしたらキリがない。

最近では、残業の多さ、精神的不調(診断書の写真をInstagramに掲載する等)で勝負に出ている人も見かける。

正直、「なんか鼻につく」と感じる程度は人それぞれで、況してや、残業や心身の健康に関して言えば辛いと感じるレベルは各々違うのであって、「私はもっと辛いんだから」と言われても理解に苦しむし、「私、こんなに辛いのよ」と豪語されても理解に苦しむときもある。

大っぴらに「いま幸せ!」、「こんなに辛い!」と言われてしまえば逆に気持ちの良いものなのだが、(これくらいなら大丈夫かな)と投稿者のさじ加減が見え隠れしたときに、その意図を目の当たりにした気がしてどっと疲れてしまう。

カードゲームのように自分がマウントを取れるデッキ(友人)を組んで仲良しこよしでいたのに、少しでも自分より秀でようものなら顔を真っ赤にして怒り出すような分かりやすいケースもあったりした。

一体いつから「マウンティング」という言葉が流行り始めたのかも分からないのだけど、承認欲求と自己肯定感の釣り合いを取るのが益々難しくなりそうだなぁと思う。

どちらにせよ、同じ土俵には立ちたくないと思っている時点で自分自身も意識しているということなのだろうけど。

#日記 #コラム #エッセイ
#マウンティング女子

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