#8 工藤新一いつまでも追い続けるがいい


こんばんは!
本日は映画名探偵コナンの13作目〜16作目の作品を紹介していきます。

まずは13作目。


漆黒の追跡者(2009年公開作品)

天国のカウントダウン以来、黒の組織が本格的に絡んできた作品。予告編ではコナンとジンががっつり出会うシーンが描かれてるので、本編より先にそんなことをしていいのかとハラハラしながら鑑賞した記憶があります。

「久しぶりだな。工藤新一」
このセリフは大きく話題になったものの、ただの夢オチでした。絶対やったらアカンよ、その展開は。

警察組がオールスターで登場。DAIGOの吹替が酷く、出てきた瞬間に分かる。この作品の犯人は7人殺害と映画史上では過去最多。物語に大きく絡んでくるアイリッシュは黒の組織随一の有能だが、いつも通りジンの兄貴に殺されます。

ラストの東都タワーでの攻防は劇場版コナンの中でも屈指のハラハラさせられるシーンである。伸縮サスペンダーがド派手に活躍するのはこの作品と"異次元の狙撃手"のみ。



14作目 天空の難破船(2010年公開作品)

"赤いシャムネコ"を名乗るバイオテロ組織が飛行船をジャック。そこに居合わせたコナン達の安否や如何にーーーー。

怪盗キッドのメイン作品ではあるが、もはやコナンとキッドは親友の仲になってしまった。"世紀末の魔術師"の頃のような絶妙な関係性はもう期待できないのだろうか?

OPは歴代最高にワクワクさせられ、コナン一人でテロリスト達を蹂躙していく様も爽快。爆弾にバイオテロ、犯人の協力者も多かったり何かと壮大なスケールだが、最終的な目的は仏像を盗むことというガッカリ感。犯人側のボスはコナンが一番危険だということに気付いていたり、平次・キッド等活躍が分散されていたり面白い要素も多いが肝心な箇所が惜しい作品



15作目 沈黙の15分(2011年公開作品)

都知事に送られてきた脅迫状。トンネルに爆弾が設置され、多くの都民が命の危機に晒される。この事件は8年前のダム建設と関係があると揶揄されるがーーー。

この作品の犯人は過去一の犯行の量とトップクラスのクズさで有名。ダム爆破、トンネル爆破、殺人罪、強盗殺人罪、数件の殺人未遂、傷害罪等挙げればキリが無いくらいのド畜生である。死刑は免れないであろう。推理が解決した終盤はツッコミどころ満載のディザスター映画に移り変わる。

大人たちの醜い大喧嘩を見て、その数時間前に言い争っていた元太と光彦が目を背けるシーンが印象的。最近の作品にはそういった登場人物の心情を上手く表すような場面が少なく感じる。

「言葉は刃物なんだ。使い方を間違えれば厄介な凶器になる」



16作目 11人目のストライカー(2012年公開作品)

毛利小五郎にある手紙がが届く。その手紙は、とある場所に爆弾を仕掛けたという内容の脅迫状であった。

紺碧に次ぐ不人気作品だが、酷評されるほど悪い作品でもないと感じた。犯人のスペックが異様に高い。とんでもない数の爆弾を幾つものスタジアムの客席や電光掲示板の裏に設置し、爆破の時間も緻密に計算されていた。黒の組織にスカウトされていたら、かなりの逸材になっていたのでは…?

誤解とはいえ、救急車を止めた小五郎の行動は最低なのでそこはどうにかならなかったのか。コナンを手助けするのが少年探偵団だったのは、天国へのカウントダウンを連想させた


ここまで13作目〜16作目の紹介をしてきましたが、ちょっと低迷期な入ってますね。
"異次元の狙撃手“から再度盛り返すまでは微妙な時期になってます。

では今日はここらへんで
また!

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