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「性欲をつくえにおいてながめてみる」服部みれい
服部みれいさんの「性欲をつくえにおいてながめてみる」を朗読してみました。 ワイナー祐子さんの「ゆうこの庭」のvol.5の配信を聞いてみたら ふいに思い出した詩です。 みれいさんの詩は前から好きだったけど、 これがとりわけ好きかというと、今まではそうでもなかった。 けれど、ふいにこの詩のことを思い出して読んでみたら、 この視点と気さくさが、 今の私になんともしっくりときました。 欲とか、根強いコンプレックスとか、 一見、自分に深く根ざしている 切り離せない、逃れない、と思われるものを あらためて「つくえにおいてながめてみる」と、 意外と別のことが見えたりして、 そのうち以前よりなんでもなくなったりする。