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日記 いい例をみつけてゆくこと(8.22-23)

8.22 いい例をみつけてゆくこと 仕事忙しめ。お客さんに届け物をしたらやたらありがたがられた。ドライブ気分で楽しかった。 日記を書いていて気がついたのは、自分は自分で思っていたより世の中に対していろいろ怒ってるんだということ。どうしてこんなことが世のなかまかりとおるのかと怒っては、自分に何もできないと落胆して、ただただ怒りがつのっていく。思えば子供のころと同じだ。世界の悲惨なニュースを見聞きしては心を痛めて、でも自分には何もできない、と罪悪感と無価値感でいっぱいになっていた

    • 日記 その日もこんな青空だった(8.1ー5)

      8月1日 医者嫌いが病院に行く 全身に湿疹、顔にも乾癬?のような症状が出て、汗をかくと仕事も生活もままならない、痒いを通り越して痛い。それが1ヶ月以上なのでさすがにたまりかねて、意を決して総合病院の皮膚科を受診した。ベテランの女医の先生が親身に診察してくれてほっとした。ステロイドへの不安感を察して、「これは強いステロイドだけど1ヶ月くらいなら副作用は心配しなくて大丈夫」と説明してくれた。そういうことが大事なんだ。たぶんアトピーだと診察された。アレルギーの検査のために採血もした

      • 日記 光を選択する日(7.21ー23)

        7月21日 選挙の日 仕事の前にいつもより早めに家を出て選挙へ行く。選挙速報の出る20時は仕事中だったので、そわそわして待つ。ひどい頭痛。結果が出る。想定内ではあるからいまさらがっかりはしない。 今回の選挙はSNSで芸能人や著名人が投票へ行くことを積極的に呼びかける様子が顕著に見られた。テレビでまったくといっていいほど選挙情報の報道がなかったから、風潮への危機感もあるかもしれない。テレビは仕事をしていないのでもうだめだが、ちがうメディアの影響力がどんどん台頭している。次はもっ

        • 日記 TABFに行ったり (7.14-17)

          7月14日 いちひめ におんな さんばば しかばね 自分の出身校でよく言われる慣用句?で 「いちひめ におんな さんばば しかばね」 という言葉があった。これはなにかと言うと、その大学の女子生徒の扱われ方という意味だ。 いちひめ→1年生はもてはやされるお姫様 におんな→2年生は女性として扱われる さんばば→3年生はババア扱い しかばね→4年生は死んでいるも同然 酷い。 これを某大学の女子生徒は1年生のころから言われるわけだ。最低。検索してみると今なお言われているようである…。

        日記 いい例をみつけてゆくこと(8.22-23)

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          日記 波うつ日々(7.6-13)

          7月6日 日記を書くこと 日記というのは、いちど書き出すと止まらないし、書いていないと気持ちが悪くなる。私の日記は、紙のノートにおおまかな出来事や思ったことを記しておき、時間のあるときにそれを見ながらもう少し細かくパソコンで書き出してゆく手法。だから紙のノートとnoteに公開しているものは内容がかなり違う。noteはより詳細だし思考が発展していく。子供のころからパソコンを触っていたので自筆のスピードだと思考に追いつかない。一方で紙のノートは自分しか見ないから、よりプライベート

          日記 波うつ日々(7.6-13)

          日記 7月はじまる(1-5)

          7月1日 7月はじまる 「できるようになるにはどうしたら良いかを考える」 声のメルマガを聞き返している。今日心に留まったのは「○○だからできない…より、できるようになるには、どうしたら良いかを考えるんだ」という言葉。ほんとうにそうだ。できない理由ばっかり考えてる。 というわけで、今年半分がぼんやりしていたら過ぎてしまったので、 下半期でこれはどうにかやろうと思い浮かんだことをリストアップ。 ①豚の角煮がすばらしく美味しく作れるようになる ②手相を習う ③ヨガを習う ④クリムト

          日記 7月はじまる(1-5)

          日記 6月夏至付近(21-28)

          6月21日 夏至前夜 思えば昨年の夏至の頃も体調を崩した。(占星術のセッションに行く予定で楽しみにしていたのに胃痛と嘔吐で行けなかった)影響を受けやすいのか。冷房のせいもある。仕事で着るカーディガンに大きな穴があいてしまっているので買いに行かなくては。 ある人に会いたくて、その意向をなんてことない用事をでっちあげて伝えたんだけど、やっぱり時間も遅かったので、さすがにちょっと悪いなと思い直し、やめようとこちらから取り下げた。 実際に会ったかどうかより、「あなたに会いたいんだ」と

          日記 6月夏至付近(21-28)

          夕暮れ

          夕刻 仕事のつかいで事務所を出る 日が暮れる空はピンクに染まる やがて紫から濃紺、ぬばたまの夜へ 丁重に包まれてゆく私の街 そのなんでもなさが かえがたく尊いのだと言うように

          野良猫とメンチカツ、春の海

          4月5日 晴明 普段仕事ではほぼ事務所にこもっていますが、その日は役場に書類を届ける用事があって、仕事中に外出しました。 役場に申請して、書類が出来上がるのを待つ間、お昼休憩。 普段はなにがしかお弁当を持って行っていますが、外に出たのでコンビニでパンとメンチカツを買ってみる。 役場は海のすぐ近くで、道すがら海岸が見えました。引き込まれるように、足は海へ。 前方には黒いランドセルの小さな男の子とお母さんが歩いていました。入学式の帰り道。今年は桜が満開でよかったね。

          野良猫とメンチカツ、春の海

          パレット

          悲しいこと 悔しいこと 腹立たしいこと 寂しいこと 切ないこと 曇り空や雨、 ときどき雷雨、 心の空模様はなんだか暗い色 それらは 生きることをさまざま彩る パレットの一色だと 私は思っている 楽しさ 嬉しさ 喜び 例えるなら赤や黄やピンクかな そういう色ばかりでは けたたましい単調な絵になってしまうから その美しさを感じられなくなるから グレーや黒のような暗い色が 必要になる いっときで見れば そんな暗い色要らないって 思う日もあるけれど 俯瞰してみたら

          パレット

          満月前夜

          タイムラインは いつにも増して みんな月を眺めてる みんな 同じ月を見ているのですね それでは おやすみなさい また明日◯

          満月前夜

          憧れの人を5人あげてみる

          こうなりたい、憧れる、というひとを 5人あげてみます。 たとえば私の場合は、 江國香織 石田ゆり子 中谷美紀 服部みれい 茨木のり子 どのひとも素敵だなあと うっとりするのですが それで、 こうして憧れるひとというのは その素敵な部分が 自分にも備わっているから 惹かれるのですって なんだか自分の中に ふっくらした花のつぼみがあるような気がして 嬉しい気持ちがわきました それでは おやすみなさい また明日◎

          憧れの人を5人あげてみる

          またその泉であいましょう

          疲れはててその扉をそっと覗くと 和気あいあいと楽しそうで なんだかわたしがいなくても 世界は成立しているんだ わたしはそこにいらないんだ そう言われてるような気がして 寂しくなって扉を閉じる でもみんな心のどこかで 今日も来てないな 元気かなと 時折あなたを思い出している 空を見上げてその星を探すように そんなふうにわたしたちはいつだって繋がっている だからいつかまた すこし元気が出たら いっしょにおしゃべりしましょう それでは おやすみなさい また明

          またその泉であいましょう

          「性欲をつくえにおいてながめてみる」服部みれい

          服部みれいさんの「性欲をつくえにおいてながめてみる」を朗読してみました。 ワイナー祐子さんの「ゆうこの庭」のvol.5の配信を聞いてみたら ふいに思い出した詩です。 みれいさんの詩は前から好きだったけど、 これがとりわけ好きかというと、今まではそうでもなかった。 けれど、ふいにこの詩のことを思い出して読んでみたら、 この視点と気さくさが、 今の私になんともしっくりときました。 欲とか、根強いコンプレックスとか、 一見、自分に深く根ざしている 切り離せない、逃れない、と思われるものを あらためて「つくえにおいてながめてみる」と、 意外と別のことが見えたりして、 そのうち以前よりなんでもなくなったりする。

          「性欲をつくえにおいてながめてみる」服部みれい

          「性欲をつくえにおいてながめてみる」服部みれい

          エロス

          アガペーとエロス、でいうところの エロスの愛…のことが近頃気になっている。 私のイメージは クリムトの大好きなこの絵。 ふたりの境界がなくなるくらい とけて 1つになりたいと焦がれて でもあまりに我を忘れると、崖から落ちてしまうような恐れをはらんでいる。 落ちてもいいと思うくらい感情に溺れるのは、愚かだと嘲笑されるだろうか。 (落ちてもかまわないと思ったことがあった、そのことは大切にしたいから心の中にしまってある) 日が傾いた灯りのない部屋の中で 壁にかけたこの

          欲は生きるちから

          仏教の教えでは 世の中のあらゆる悩みは執着心によるものと言います。 それは深い悩みがあるときには、たいへんなぐさめになります。 けれど捉え方を誤ると、 世の中のあらゆることに関心を失ってしまうことになります。 ある時、苦痛を忘れるためにあらゆる欲を否定し、 そのために、自分の身のまわりに何も関心を持てなくなりました。 生きる営みに関心が持てなくなってしまい、喜びもわからなくなってしまいました。 無味乾燥の世界にしてしまいました。 これでは生きる意味もわから

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