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最近、散歩するときに意識していること

朝の活動の前に散歩をすることをルーティーンにしているのですが、散歩が終わった後に決まって気分が沈むのがずっと気になっていました。家から出たくないときもあり、その時は家の中をうろうろします。

朝食後に血糖値が下がる影響だと思っていたのですが、時間を空けてから歩いても決まって散歩の後に気分が沈むので、関係は薄そうでした。ここ数日は症状がマシになっており、どうやら原因は「ぐるぐると思考が回り続けていたから」なのではないかと気づきました。

最近散歩しているときに(気分が沈まないように)考えていたのは、主に以下の3つです。

  • 考えないようにすること

  • 思考していることに気づくこと

  • 今やっていることが一番大事だと考えること

考えないようにすること

「考えていること」なのに出オチなのですが、なるべく考えないようにしています。考えないようにするためにやっていることは、景色に目を向けることです。

散歩するルートは馴染みの道なので、特に真新しいものがあるわけではありません。無意識に歩くと何も目に入りませんが、今まで注意して見たことのないものは無限にあるので、そういうものに目を向けてみます。

初めて訪れた場所では、色々なものに目が向いて、考え事をしたり悩んだりしている暇はほとんどありません。普段歩く道でも、そのような状態になることを目指します。

思考していることに気づくこと

考えないようにしても、完全に思考を断ち切ることは難しいです。完全に思考を断ち切ることができれば、それは悟りに達したということだと思います。

思考が流れてしまっても、「今は〜のことを考えるんだな」と気づけば、思考に飲み込まれないようにできます。思考することは悪いことではないので、意識的に行うことが重要なのだと思います。

今やっていることが一番大事だと考えること

私は今までマインドフルネスや瞑想は、日常の一部で行うものだと思っていました。しかし、生き方の根本に関わる最も重要な部分であることに気づきました。

私が見逃していたのは「今やっていることが一番」という考え方でした。今以外にできることはないので、つまりどの活動も同じだけ大事だということです。創作活動をしているときも、本を読んでいるときも、散歩しているときも、ぼーっとしているときも、何もしていないときも、その時間は同じだけの価値があります。

なぜそう考えるかというと、このことが腑に落ちれば、何か意味のあることをしようと思って焦ることもなくなれば、今やっていることをないがしろにすることもなくなるからです。未来の目的に対する貢献度は活動によって違いますが、それは二次的なものです(もちろん、そちらが重要ではないということではありません)。本当の目的は、今に在ることや、心を穏やかにすることにあります。

あとがき

散歩ルートが住宅街付近なので、違う道を歩けばまた違うことを考えることになりそうです。

ゆったり時間が流れる街に住んでいたり、自然の多い道を歩いていれば、意識しなくても自然と上記のような考え方になるのかもしれないなと思いました。自然の多いところに住みたい。

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