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きらめき

あの日に生まれたしなやかなきらめき
何処かで些細に生きているなら
放した想いを曠野に預けて
日が暮れていくのを思い出した 

明かりに駆られて 灯台の底へと
そこに君がいると思っていた
跨いだ影には 憧れるままに
袖丈だけを見つめていた

きらめいて 願いを込めたときをもう二度と
返すのはやめにしようと
約束していたこと
きらめいた夜が明けてしまう前にもう一度
この窓のさえずりを
手に入れてあの道を馳せていこう

あの日に生まれて朗らかにいたけど
いつしか互いに塞いでいたんだ
孤独を一人じゃ演じられないくせ
なぜに君を除けたのだろう

記憶を散らせば 灯台も霞んで
添えられた言葉の粗探し 
崩れた星には 霧だけをのせて 
全て忘れてしまうころ

きらめいて 願いを込めたときをもう二度と
返すのはやめにしようと 
約束していたこと
きらめいた夜が明けてしまう前にもう一度
この窓のさえずりを
手に入れてあの道を馳せていこう

きらめいて  願いを込めたときをもう二度と
返すのはやめにしようと
君と約束した
ずっとここで見守っていてほしい
きらめいて きらめいていたい

きらめいた夜が明けてしまう前にもう一度
この窓のさえずりを
手に入れてあの道をはせていこう
きらめいて きらめいて
きらめいて きらめいていたい

煌めいて 煌めいて
煌めいて 煌めいていたい
煌めいて 煌めいて
煌めいて 煌めいていたい

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