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#TEKKON インフォグラフィックスを公開【2023年6月】・全国各地でシチズン主導のイベントが開催、インフラデータ収集スピードも急加速!

市民参画型インフラ情報プラットフォームの構築・提供・運営を行う NPO 団体 Whole Earth Foundation(以下、WEF)では、「インフラを、シチズン(市民)とともに守る。」を合言葉に、市民の力で老朽化したインフラを総点検する活動を推進しています。

 4月から東北電力ネットワーク社、5月から富士通など外部企業パートナーとの連携を通じて、全国各地でのイベントが続いています。シチズンが各地で直接会う機会が増えたことにより、各地でシチズンコミュニティが生まれ、シチズン主導のイベントも開催されるようになりました。
 
私たちは、社会インフラである「マンホール」と「電柱」の写真画像を集めるツールとして社会貢献型 Web3アプリ「TEKKON」を活用し、市民の力で全国のインフラ総点検に取り組みます。市民が収集したインフラ画像データを、自治体やインフラ企業に提供して維持管理に役立ててもらうことで、インフラ老朽化の社会課題を解決、市民参画による低コストのインフラ保全エコシステムの構築の実現、次世代への安全なインフラの橋渡しを目指しています。

◇◆ 市民参加により、広がる鉄活の輪 ◆◇
2023年6月までの、シチズン(市民)の協力による成果は以下の通りです。

■  市民が集めたマンホール画像は403万枚、電柱画像は71万枚を突破!

「TEKKON」は、2022年9月13日限定リリース、10月15日の一般公開以降、市民が集めたマンホール画像数は約403万基分(世界全体のマンホール画像取得数)。

また新たなインフラ撮影対象として昨年10月から加わった電柱は、外部企業との協業イベント拡大に伴い、インフラデータの収集スピードも上がっており、現在は71万本を超えるデータが集まっています。

■ 6月開催のインフラ聖戦は全て目標基数を達成。コンプ祭りは大盛り上がり!

TEKKONの取組に賛同いただき、4月から東北電力ネットワーク株式会社、5月から富士通株式会社との共同事業がスタートしました。シチズン参加型イベント「電柱聖戦」が全国各地で開催され、全イベントで期間内に目標基数を達成。シチズンの力により、インフラの状態把握・管理業務が、実際に改善される事例が出てきました。

またフィリピンでも、6月はマリキナ、マカティ、タギッグの3都市で「電柱聖戦inフィリピン」が開催されました。今後もさらなる広がりを目指し、国内外でインフラ聖戦の実施を図っていきます。

■  フィリピンのインフルエンサーGiu ComiaのTEKKONワールドツアー企画、Tiktokで大反響を生む!

フィリピンで「Web3/クリプト」をテーマとして扱うインフルエンサー・Giu Comiaが世界中のインフラを撮影するために、TEKKONワールドツアーを開催中。今までアメリカを横断し、現在はアジアを舞台に、インフラを撮りながら旅をしています。TikTokの動画は、200万回以上、再生されることも。Giuのワールドツアー企画「Over the world」もぜひお楽しみください。

■  全国各地でシチズン主導のイベントが続出。”D戦”の動きはさらに加速!

公式イベントを通じて、顔の見える関係性が生まれたこともあり、TEKKONユーザーの有志がTEKKONにまつわる自主企画イベント、オフ会が開催されるなど、鉄活コミュニティができつつあります。
6月には、シチズン自身がイベントを立ち上げることができる「D戦」の仕組みを発表。「”D”ecentralized」「”D”emocratized」「”D”okuritsu」といった意味を持ち、公式発表後、TEKKON東京、埼玉、愛知、新潟からイベントが立ち上がっています。シチズンの本来のパワーを借りながら、インフラデータ収集を加速させていきます。

■  TEKKON初の学生インカレサークルが九州に誕生。福岡本部、長崎支部で、約50名が活動中。

TEKKON初の学生インカレサークルが九州に誕生。現在、九州大学や福岡工業大学など福岡県の7大学から集まった学生約50人が活動しています。毎月2回イベントが開催され、効率的な撮影方法を議論したり、グループに分かれてマンホール/電柱の写真を撮りまくり、最後には交流会といった流れで、学生間のネットワーキングの機会にもなっています。

今後は、「TEKKON九州インカレサークルを日本一のサークルに!」という目標に向けて、福岡県外にもサークルを拡大し、九州全部の233市町村を回って九州全部のインフラを撮りつくすとともに、各地域の市長をも巻き込んで大規模なイベントの開催を企画・運営していきます。

■最後に
水道、マンホール、電柱、ガードレール等、私たちの生活に欠かせない社会インフラ。日本だけでなく、世界のどの街においても欠かせない重要なインフラですが、老朽化が大きな社会課題となっています。
 
WEFは、課題解決のプロセスに一般市民(シチズン)が参加し、インフラ崩壊を起こさない方法があると考え、シチズン一人ひとりが参画でき、日常から楽しみながら社会インフラデータを集めて、インフラの維持管理に充てる仕組みを推進しています。
 
これからも「インフラを、シチズン(市民)とともに守る。」を実現するエコシステム構築を目指して、TEKKONを運営してまいります。 

■「TEKKON」について
「TEKKON」は、インフラ老朽化の課題に対し、市民が力を合わせて撮影・投稿、レビューし合うことで、インフラの安全を確保することを目的とした新・社会貢献型位置情報ゲームです。マンホールや電柱をはじめとする社会インフラの「写真を撮影・投稿する」もしくは「投稿された写真をレビューする」ことで、報酬(インセンティヴ)となるポイントを得ることができるリワード機能を有し、ポイントを使って相棒となる犬のレベルを上げたり犬の数を増やしたりすることで、獲得できるポイントが変わるようゲーム設計されています。

アプリ名:「TEKKON」
利用料金:無料
ダウンロード方法:iOSアプリ版:App Store(iPhone)配信
         Androidアプリ版:GooglePlay配信
対象機種:iOSアプリ版:iPhone(iPhone6s 以降 OS ver.15)
Androidアプリ版:Android(Android 以降 OS ver.7)
サービス一般開始日:2022年10月17日(月) 

■ Whole Earth Foundation(ホール・アース・ファウンデーション)
所在地
本社:シンガポール
 日本事務所:東京都渋谷区渋谷1丁目3-9 渋谷1丁目ビル7F
設立   2020年12月
URL:  http://www.wholeearthfoundation.org/ja/
 
Whole Earth Foundationは、市民参画を呼びかけて老朽化したインフラの社会課題解決を目指す活動を推進する団体です。インフラ危機から街を守るアプリとしてWeb3を活用した「TEKKON」を開発。インフラデータの対価としてトークンというリワードを用いることで、ユーザーに対してより多くのインフラデータの収集を促すと共に、社会貢献したユーザーに経済価値を還元できる仕組みを提供しています。今後、「TEKKON」の機能充実化を図り、またこれまで開催してきた市民参画をよびかけるイベント「TEKKONインフラ聖戦」を全国展開することで、社会活動「鉄活」の輪を広げています。

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