見出し画像

【仕事#8】やってみたい!どうやったら上手くなるの?を大切に


幼稚園での自発的な学びをどうやってスポーツ指導に活かしていくのか
ここでは考えていきたいと思います。
前回までの記事をご覧になっていない方はぜひこちらから👇




幼稚園教育の仕組み

前の記事でも述べたように幼稚園の教育では
教え込むのではなく、子供が自発的に学ぶために
以下の流れが整っていたことがわかります

①環境を意図的に整える
②子供がその事柄に興味をもつ
③子供が自発的に調べ始める(取り組み始める)
④さらにやりたくなる環境を整える
⑤自然に子供がやっている(夢中になる)

これが流れが基盤になっていると考えられます。
ではこれらを私たちはどのように仕事に反映させ、
子供が主体的にスポーツに取り組めるようにしていくのか

WBC効果に乗っかる!

幼稚園の実践から学んで私が取り組んだのがこれ。

WBC効果に乗っかる!

昨年はWBCで日本が優勝しましたね。
年度が明けてもWBC特番が組まれるなどメディアで扱われていることが多かったです。
そこでWBCに乗っかり、野球をベースにしたスポーツを実戦しようと考えました。

対象は小学生高学年向けのコース。
WBC熱がすごかったので自然に野球には興味をもっていました。
職場の子供が入ってくるエントランスにもWBCの映像や資料、
各球団の資料や野球に関する本(投げ方やルールが載っているもの)
ボールやグローブを置いておきました。

すると以下の流れが自然に出てきました。

①資料や映像を見る
②守備って何人なの?どうやったらあんなに早くボールを投げられるの?
と、野球に興味をもって資料を読み始める
③うちの職場にはエントランスのすぐ横がちょっとした広場になっているので
子供たちはキャッチボールを勝手に始めました。

ここまできたら自然とバットも欲しくなる子供達。
先生!バットないの?と言われ、
待ってましたと言わんばかりにバットを渡しました。

子供たちは見様見真似で野球に取り組み始めました。

やってみたい!どうやったら上手くなるの?を大切に

しばらく野球(っぽいもの)をやっている子供たち。
しかし、しばらくするとプロのようにバットに当てたり
遠くにボールを飛ばしたり、早く投げたりすることができないことに気づきます。

そうするとエントランスに戻り資料を読む子や
バットに当てるのが上手い子に聞きにいく子や
動画をスマホで調べる子が出始めました。
また、私にコツを聞きに来る子も。

ここまできたらこっちの思惑通り!
子供たちに聞いてみます。

野球やってみたい?上手くなりたい?
全員満場一致で「うん!」の返答。

そこからしばらく野球を基にしたスポーツに取り組みました。
子供たちがやってみたい!どうやったら上手くなるの?
と思っているのでぐんぐん技術が伸びる伸びる!
子供達の学びたいパワーはすごいです!

では、どのようなルール、道具で取り組んだのか。
それは小学校の体育のやり方をベースに取り組みました。
それについてはまた後日述べたいと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?