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【ナナシス考察】We Are ”Stella MiNE”

■はじめに

「Tokyo 7th シスターズ」こと「ナナシス」のキモいオタクである僕Telepathの拙い考察と妄想をメモ代わりにつらつらと書き記したものです、僕が考えるナナシス観が貴方のナナシス観を彩る一部になれば嬉しいです。
 また、僕自身の教養の無さによるおかしい文法や誤字脱字はご容赦ください。


どうも闇の支配人です。

2022/2/26~27に開催されたTokyo 7th シスターズのライブ
「Tokyo 7th FESTIVAL in Ryogoku kokugikan」
にてついに全貌が発表された新プロジェクト
「Tokyo 7th Sisters -THE SKY'S THE LIMIT-」
そのエピソードタイトルは

「Episode 2053」

2053年のTokyo-7thを舞台とした新エピソードになります
そして先んじて公開されていたこの二人の詳細も判明。

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「Stella MiNE」
星影アイ
月代ユウ

今回は気になるこの二人と新章についての軽い解説と考察を早速綴っていきたいと思います。

いつも通りせっかちさんは下の目次から飛んでね!

※今回は妄想成分が多めです、苦手な方はブラウザバック推奨です。
※EP.0.7~6.0の重大なネタバレを含みます。


【考察】

2人は「最初の想い」を巡って対立関係になる


と考察します。

「劇中では仲良かっただろ」って?
こらこら、はしゃぐなはしゃぐなw

まずこの2人ですが、それぞれあるキャラクター達を連想させる要素がいくつかあります。

1.Stella MiNEの関連性


・Stella MiNE

「i」が小文字です。
「この表記はナナシスでは度々使われているので別によくあることだろ!」と思ったそこのあなた、このシーンを見てください。

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「Tokyo-7thより、さらに広い世界を目指す?」

過去のエピソードで同じく、Tokyo-7thよりさらに広い世界を目指したキャラクターがいましたね。

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「世界の歌姫 MiTO」

彼女も同じ「i」を持っています。
そして。

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「照らし出してくれる光」

インタビュアーが2人にお互いのことを聞いた際2人共こう答えていますが、ナナシスにはそのフレーズが出てくる曲が存在します。

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「照らしだす 光」

七咲ニコルが羽生田ミトへの「愛」を歌った曲、「光」の一節です。


そしてユウがこの回答を出すシーンで

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このように「照らしてくれる」から「照らし”出し”てくれる」と言い換えていること。

そして「Be Your Light」の一節でも

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「照らし出す」
「君に射す光」

という歌詞が採用されていることからも「光」を意識していると推測できます。

更にこの発言、お互いにライバルとして「照らし出してくれる」と言っているようにも感じます。


・星影アイ

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「星」
「星」影、奈々「星」

加えてStella MiNEのエンブレムを見ると

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見えづらいですが「星」と「三日月」が合わさったような形に見えます。

そして本作品で「星」を持つキャラクターといえば...

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はい。
「七咲ニコル」、この物語の元凶です。
エンブレムは胸元を見るとわかりますが「星(五芒星)」ですね。

七咲ニコル⇆六咲コニー
星影アイ⇆奈々星アイ

と2つの名前を持っている点も共通してます。


・月代ユウ

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「月の代わり」と書いて「月代」
「月」をエンブレムに持つキャラクターは

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「羽生田ミト」
さらに彼女の紹介文を見ると。

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「転校を繰り返しているうちに冷めた性格になった」

羽生田ミトも「氷の歌姫」と謳われるほどの冷え切ったキャラクターを演じており、こちらも共通点が見られます。

そして前述した「Tokyo-7thより、さらに広い世界を目指す?」という質問に真っ先に回答したのもユウでした。

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2.セブンスシスターズとStella MiNE

先ほどはキャラクターとしての共通点を語りましたが、今度は劇中の展開を比べていきたいと思います。



まずは重要なセブンスと「最初の想い」についておさらいも兼ねて解説します。


・セブンスシスターズと「最初の想い」

まずセブンスシスターズ、七咲ニコルにおいての「最初の想い」というのは僕の記事にも度々語られています。

「みんなを笑顔にする 絶対無敵のグループ」

です。


この「みんな」の中には七咲ニコルの周辺の人物「羽生田ミト」も含まれており、EP.0.7ではセブンスとして活動を続ければミトの笑顔は失われてしまうという問題に直面します。

そして「羽生田ミトの笑顔」「みんなの笑顔」を天秤にかけ
ニコルは「羽生田ミトの笑顔」を守ることを決断し

その結果が「セブンスシスターズの解散」

これによりニコルは「ミトの笑顔を守る」という形で自身の「最初の想い」を守ることになりました。


・Stella MiNEと2053

「EP.6.0(2035年)」〜「EP.5.0(2043年)」の間で「アイドル氷河期」は終わり、「アイドル戦国時代」というアイドルがしのぎを削る時代になっています。

その中で777☆SISTERS(以下「777☆S」)はアイドル氷河期を終わらせた「救世主」として伝説として語り継がれていました。


そして2053年では

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とあるように相変わらずTokyo-7thはアイドルで溢れかえっているようです。
その中でも777☆Sは伝説として語り継がれているのか。

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「Stella MiNE」は「777☆Sに憧れて」アイドルを志しています。

セブンスシスターズと七咲ニコルが叶えられなかった「みんなを笑顔にする」ことを受け継ぎ、成し遂げ「救世主」となった777☆Sに憧れているということは

Stella MiNEもその「最初の想い」を継がんとしているということになります。


そして2053年に彗星のように現れた「Stella MiNE」は瞬く間にトップステージへ駆け上がり、解散。

ここはまるでセブンスシスターズのような展開の仕方ですが違いが存在します。

それは

「アイがユウを捨てた」

という点。

言い方は悪いですが、先ほど言ったように
セブンス(ニコル)は「ミト」と「世界」を天秤にかけ「ミト」を取りました。


一方Stella MiNEはどうでしょう

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まずミトと同じようにユウには「迷い」が生じました。

ミトがイトの容体を思いセブンスを続けることを迷ったように、
ユウもFukuoka-4thでのライブで自分のカリスマ性に疑問が生じ、ステージに立つべきではないと迷っています。

しかしここからが明確に違います。

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ニコルは「セブンスを脱退する」と言ったミトの意思を尊重し、涙を流しながらでもミトを止めなかったのに対し
アイは「いるべきだ」と自分の意見を通しています。


そして解散を宣言するシーンでも

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セブンスは全員の合意の上で解散を決意しました、これは4.0内でコニーが「自分”たち”が選んだ道」と言っていることからわかります。
しかしStella MiNEは「アイドルやめます」と言った後にユウが「は?」と返していることから、この解散は合意の上ではなかったということになります。

つまり

セブンスシスターズ(ニコル) 「ミト」>「みんなの笑顔」
Stella MiNE(アイ) 「ユウ」<「みんなの笑顔」

という結末を選択しました。
まとめるとこんな感じ

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そしてその後
ニコルは「六咲コニー」と名前を変え「アイドルを育てる側」に回りましたが
アイは「奈々星アイ」と名前を変え「アイドルをやる側」に回ります。

この点でもセブンスシスターズ(ニコル)とは真逆の道を歩んでいます。
そしてセブンス解散後、ニコルは仲間たちとともに旅立つミトを見送り、EP.5.0では逆に浜辺に向かうニコルをミトが送り出しており、解散後も良好な関係であることが描かれています。

しかしこの「ニコルとミト」とは逆の選択肢をとり続けている「アイとユウ」を見て

「対立」するのではないかという考察に至りました。

他にも「対立」するという考察に至った描写があるので更に深掘りして説明していきます。


3.分かたれた2つの「色」と「線」

「SEVENTH HAVEN」のMV中にはこのような描写があります。

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「赤」と「青」の線により「SEVENTH STRIKE BAKC」という文字が形成される描写。
これと似たような描写が「Be Your Light」内に存在します。

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まず、この「SEVENTH HAVEN」においての「色と線の描写」に関して、僕と同じ考えかつ詳しくまとめられた素晴らしい動画がありますので詳しくは下記動画をご覧ください。

(引用:ぷろめて様 【ナナシス】セブンスがなくした『翼』と『青い光』【音声解説】より)

では考えに則り簡単に解説します。
まず時系列で「SEVENTH HAVEN」より以前の楽曲「WOLD’S END」のMVを見てみましょう。

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「赤」と「青」の光が交わり「紫」でセブンスのロゴが形成されていて
同CDのロゴタイプ、「L」の部分でも「赤」と「青」が混じっています。

つまり

「紫」(WORLD'S END)→「赤」「青」(SEVENTH HAVEN)

と色が変化していっています。


ではこの「色」とはなんなのか

まず「WORLD'S END」においての「紫」

「最初の想い」を表しています。


そして「SEVENTH HAVEN」でその「最初の想い」は「赤」と「青」分かれています。

劇中、「SEVENTH HAVEN」の近辺で起こった大きな出来事といえば「SEVENTH STRIKE」、これとともに全世界に姿を現したセブンスシスターズは「i-DOL DISTRACTIONを掲げ、アイドル文化の破壊を始めます。

前述しているようにこの行為はセブンス(ニコル)の最初の想いであった「みんなを笑顔にする」というものとは矛盾した行為であり、実際それにより深い闇を背負ったキャラクターが何人も劇中に出てきました。

まとめると

「紫」=みんなを笑顔にする絶対無敵のグループ

「赤」=すべてを破壊するほどの絶対無敵のグループ
「青」=みんなを笑顔にするグループ

このような意味があると考えられます。

そしてその後この2つの「色」を受け継いだ2つのグループが2034年に現れました。

すべてを笑顔にする「青」は、青空を唄う「777☆SISTERS」
すべてを破壊する「赤」は、復讐の炎を燃す「AXiS」

それぞれのイメージカラーとして掲げられ
アイドルの命運をかけ2つのグループは衝突します。

では話を「Be Your Light」に戻しましょう。

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こちらの「線」は「赤」と「青」ではありません。

「色が付いてないなら最初の想い関係ねえじゃん!」
といった声が聞こえてきそうですが、こちらの歌詞をご覧ください。

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前述のように彼女達は「777☆SISTERS」に憧れてアイドルを始めました
そして
「Be Your Light」を直訳すると「あなたの光になる」となりますが
ナナシスにおいて「最初の想い」という単語は「まっすぐな光」とも言い換えられています。

また「FUNBARE☆RUNNER」にて777☆Sは「いつか誰かの光になるんだ」と歌っており
続くEP.4.0でコニーが777☆Sのステージを見て「まっすぐな光だ」と彼女達にそれを見出したように、777☆Sは「まっすぐな光」に到達しニコルが夢見た「最初の想い」を叶えました。

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つまり「最初の想い」である「まっすぐな光」は

セブンス→777☆S →Stella MiNE

というように受け継がれようとしていたわけですが。

「SEVENTH HAVEN」の時のようにそれが2つの「線」に分かれてしまっている描写から

2人がそれぞれ同じ「最初の想い」を抱いて離別した

のではないかという結論に至りました。


4.背中合わせの2人

「Be Your Light」のMV内のこの2人、円形のステージというシチュエーションはありますが、ずっと背中合わせに映されています。

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同じ方向を見ているシーンは総再生時間1:50中
僅か00:05。

そして問題なのはそのシーンの歌詞

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「護って」→星影アイ(背中合わせ)
「いくから」→月代ユウ(背中合わせ)
「最初の想い 永遠に Be Your Light」→並んで同じ方向を見る

「護っていく」手段はそれぞれ違う→別々の方向を見ている。

「Be Your Light(あなたの光になる)」
という最初の想いは同じ→同じ方向を見る。

という表現ではないかと考察しました。

・EP.2053の告知画像の文言

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こちらもそれぞれが背中合わせに立っています。
そして合わせて書かれている文章が

「かつて夢見た、その景色の先___」
「進む先に待つ、夢のような輝き___」
「あの光を手に入れるために___」

です。
順に繋げて読むことはできるんですが、少し違和感を感じました。

そこでアイとユウの文をそれぞれの上の句、3枚目に書かれた文を下の句として別々に合わせると

「かつて夢見た、その景色の先、あの光を手に入れるために」
「進む先に待つ、夢のような輝き、あの光を手に入れるために」

この方が自然に読めませんか?

今回の「対立」という考察に至ったきっかけはこの文章の違和感からでした
MV中だけではなく、同じユニットであるにも関わらずあまりにも2分割されている要素が多いんですよね。

3.「Tiarステージ」の存在

劇中、新支配人の口から2053年におけるアイドルライブの行い方について説明がなされました

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わかりやすく言うと
「戦って人気投票で勝てば上のステージに行けるよ」ということ。

この時代のアイドルたちは、この「Tiarステージ」によって
「戦うこと」を強いられていると言うことです

つまり今後の展開として

「アイドル同士のステージバトル」の描写があることが容易に想像できます。



5.これまでのナナシス

これまでのナナシスにおいてのライバル達は一度戦い、そのあとはピンチに駆けつける心強い味方として描かれてきました。
EP.4.0なんかが象徴的ですね。

「エネミー」であるAXiS、天神ネロもEP.6.0ではハルの元に駆けつけて助言をしているように、同じ相手とは戦わず、次々と新しい敵が出てきます。

ドラゴンボールでいう「フリーザ→セル→ブウ」のような感じで
今までのナナシスでは「ベジータ」のように度々戦いながら競い合うという描写がされたライバルはいませんでした。

せっかくの新章でこれまで通りの展開は面白いくないですし、新しい展開を見せて欲しいという僕の願望と妄想でもあります。


以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最近の展開は嫌いだけどこの子達は好きだよ!!!!!!!!!!!!


おまけ

「Stella MiNEと2053」の項目でサラッと触れました

「EP.5.0では逆に浜辺に向かうニコルをミトが送り出している」

という点。
エピソードをよく見ている方なら「そんなシーンねえよ!!」となるかもしれません。

はい、確かにエピソード中はそういった描写はありません。

この描写はサントラの裏表紙にあります

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こちらが「t7s オリジナルサウンドトラック 3.0」の裏表紙です
右側に小さくニコルだった女の子が写ってます。

またこのサントラのパッケージは「光」のパッケージと対になっていますが
裏表紙もEP.0.7で「ニコルがミトを送り出した」という描写と対になっていたというわけです。

EP.0.7でも「白い柵越し」にセブンスメンバーが写っていたり
より対比がわかるようにミトの髪の長さが極端に違うところもすごく好きです。

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それでは最後に、

助けて伸太郎………………………………………………………………。




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