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脱社会化

2022.11.30

2001年〜2002年、教育社会学のゼミで書いた卒論は「脱社会化する子どもたち」だった。
脱社会化という言葉を理解して、私んち社会の端っこだけど色んな境遇の人が居るんだなと、「はみ出てる人たち」に興味を持つようになった本があった。
「脱社会化と少年犯罪」著者宮台真司 
こんな新聞記事も↓

このあたり、20代前半の私は、何の力もなくてお金もないけど、「ダメ息子ダメ娘預かります」と看板を出して、「はみ出てる人たち」と共に過ごしたいとぼんやり思っていた、いや、思ってるだけだった、、、。
実際そのような活動の団体に属したり、就職したりしなかったけど(ファッションが好きだったし)、プライベート(online含めて)で出会った中の、「はみ出てる人たち」とはちゃんと交流して来たつもりで、ある種フィールドワークのようだったし、仕事で接する大学生〜30台後半のスタッフたちとも、真摯に向き合って来た。
(何人くらいいるんだろう、ちゃんと人数数えてみよう)

それぞれみんな、多様なバックグラウンドがあって、受け止めてもらえなかった想いがあるんだけど、それを知ってくれた人、近況を更新し続けられる人、これからも伝えれる人の存在というのは、広い社会の中で「安心できる居場所」になり得る。
見えるところにいてくれて、連絡できる。

週に数日通っている会社内の一部のスタッフにとって、私はそのような役割になっている。
「何かあったら相談していい人」
「あの人に話しておけば、みんなにとって上手く解決してくれる」
(ちょっと変な人だけどね笑みたいな感じで)

どうせこれからの時代、ほぼみんなはみ出るんだから!早いところ、はみ出ようよ!
私先に行って待ってるね🙋‍♀️
という気持ちです。

そんな「居場所」を作りたい。
オンラインでもいいし、リアルスペースもいつか。
そんな思いが、tell me your story活動に繋がっている。
何か、団体に入った方がいいかしら?🤔(天任せ)

ということで、本日もおひとり、お話聴かせてもらいます🙏(私の質問が多そうだけど笑)

12月は3名くらいお話が聴きたいですし、MFCトートを10個ほど受付たいと思っています✨
(とても少ないのは、余白を作りたいからです🙏)

という、私の活動のきっかけのひとつになっている宮台真司さんが事件に遭ったと知って、とても悲しい。生きてて良かったー!
DOMMUNEの宇川さんが、宮台さんのことを「現在社会の知の総体」と表現していたけど、口は悪い時もあるとは言え(知がすごい人あるある)、「はみ出た人たち」に光を当てた味方のような人なのに🥺

攻撃はダメ、暴力もダメ、犯人早く捕まってほしい🙏

みなさま、良い1日をお過ごしください🌈

励みになります!!