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【婚活とMBTI】タイプ別の結婚観

   結婚相談所界隈をさまよって感じたこと。
   婚活はかくあるべきみたいなノウハウ情報って結構あるけど、性格タイプによって結婚へのビジョンややり方が違う。一般的な話は自分に落とし込めないことが良くある。そのため、それぞれの性格タイプがどういう結婚観なのかを考察するのは重要だと考えた。
    ということで、具体的な各タイプの結婚観と、それぞれの選好を推定してみる。 


SJ タイプ:同調と安心

 このタイプは、相手と結婚して気持ち的・生活的に問題が生じないか=安心できるかで判断する。常識的な振舞いやエスコート、年収・学歴・家族構成等により安定性を類推している。内面については、優しくて精神的に落ち着き、人柄が豹変しなさそうかどうかもよく見ている。
 結婚当初の環境変化は受け入れるが、結婚後に当初聞いてなかった変化があるのは嫌で、リスクを避けたいという本能がある。そのため、相手の職業に想像がつかないとイヤ。

   現実的/積極的に良い人を探し、早く身を固めるパターンと、受動的/引っ込み思案で婚期を逃す2パターンが存在する。
 相手の容姿も気にはしているが、妥協が得意で現実に合わせる。他方、自分の価値のプレゼンテーションが下手で、スペックが上の相手に軽んじられがち。

 まさしく日本人の婚活観を定義しており、極めて結婚相談所向き。
「両親のような素敵な夫婦に以前から憧れがあり」「普通の人が好き」「長男はNG」と言ってるのは大体このタイプである。

SPタイプ:魅力とスペック

 このタイプは、自分が享楽的であれるかどうかを重視する。男性の場合、容姿やスタイル等『女性として見れるか』が特に重要で、性格は許容幅が広く重視しない。女性の場合、自分を『満足(=ドキドキ感、年収、体の相性etc…)させられるか』という判断軸になる。また、男女ともに、趣味が合うかどうかをとても重視する。

 独身の生活スタイルで充実しており、結婚願望が出てくるのが遅い。最近多い『一人○○』はこのタイプ。
 妥協はしない一方で、素が魅力的でさらっとスペックが上の相手を捕まえる。

 自由恋愛やアプリではモテるのだが、相談所では典型的な『ザ・高望み』をするので向いてない。
 「周りが皆結婚したので」「ふと寂しさを感じたのでそろそろ…」とか言い出すのは大体このタイプである。

NTタイプ:精神的刺激と成長

 (ENTPなので主観的になってしまい難しいが、言語化すると…)
    自分の考えをわかってくれる人、共に進んでいける人、安心して背中を預けられる人、を探している。自然体で話が合う事、内面に尊敬できる何かを持っていることを重視する。愛情とは助け合うことでお互い成長し、前に進んでいくことだと感じており、パートナーの成長に幸福を感じる。そのため、進歩に対して前向きな事も求める。

 精神面への理想が極めて高いにもかかわらず、プライドが高くスペックも求め(←ここはENTP特有?)、妥協しないため長期化する。
 共感能力が低いために若い時はモテないが、自由恋愛もアプリも相談所も独力で戦略的に進める強かさを持つ。

    心から大切と思った相手には、あらゆるリスクや条件を受け入れる。一方で、運命の相手と思えない人はステップアップ対象として見てたりして、冷徹な二面性を持つ。
    異性に幻想を抱くのは大体このタイプである。

NFタイプ:『真の愛情』

 このタイプは所謂『真の愛情』を求める。深い精神的なつながりを求めており、自分と想いや理想を共感し、共に歩んでいける相手をパートナーとして認める。自分の思いやりを注ぐだけの価値がある相手かどうかを見極めたい。想像力があり、穏やかで、同じように思いやりを返してくれる人かどうかが重要。逆に、自分の思いやりにフリーライドしたり、想像力のない人に幻滅する。容姿や年齢は特に重視しない。

    世間一般に言われる妥協やリスクはいくらでも受け入れるが、自分の心に対しては妥協できない。
 モテるのだが、自由恋愛では利用されがちで、アプリに行くと騙されて人間不信になり、相談所に行けば仲人と思いが合わず、一人思い悩む。そして出雲大社に行く。

 客観的なスペックや条件を特に気にしないため、「なんでこの人と結婚したの!?」と言われるのは大体このタイプである。
 でも、自分が幸せで満たされていれば他者は関係ないのだ。

各タイプの選好表

 以上をまとめて、パートナーへの選好がどんな姿になるかまとめてみた。

自分のタイプが一番左の行、相手を上の列に記載

  SとNが交差すると、片想いの関係が発生しがち。
   SJはNTの成長主義を嫌い、NFはSPの放任主義を嫌う。N同士はそれだけで最低基準はクリアしてそう。

巷のいわゆる婚活ノウハウは…

   巷でよくある、妥協だとか条件の擦り合わせだとかって、かなりSJ的な成婚ノウハウである。これはよくわかる。SJは母数が多い上に、アドバイスすればちゃんと受け入れつつちゃんと幸せになるから。

    一方、NFの理想は客観ではわからないから、仲人からアドバイスはしにくいが、一方で運良く良い人を見つけれればすんなり勝手に結婚する。→アドバイスが不要。
    また、NT型は勝手に自己分析して進めていくからそもそもノウハウを求めない。アドバイスは客観意見を取り入れる目的。→アドバイスを聞かない

  そのため、仲人としてアドバイスするなら、とりあえず全員に対してSJ的助言をしておくと、ビジネスとして最もコスパが良い。
    結果、巷のノウハウは、SJタイプがいかに失敗しない相手を見つけるかのアドバイス、または高望み状態のSPタイプを叩いてSJに"矯正"する話となる。

    自分が自己分析を始めたきっかけの一つがここに由来する。婚活をガチでやろうと、動画とかで事前勉強はしまくったんだけど、そこでSJ的な結婚観を植え付けられてしまった。その後、実際に活動に入り失敗するのだ。

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