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3分で読める本日の注目ニュース(2024年2月6日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ ワークマンは5日、2024年3月期業績予想を下方修正すると発表した。暖冬の影響で防寒商品が低調に推移したほか、円安継続に伴う売上原価の上昇が響いた。これまでの増益予想から減益予想に転じた。

営業総収入は前年比5.2%増の1349億円(従来1365億円)、営業利益は同2.8%減の234億円(同257億円)、純利益は同3.8%減の160億円(同175億円)に修正した。

芸能ニュース

・俳優の綾野剛が5日、都内で行われた映画「カラオケ行こ!」大ヒット御礼舞台挨拶に、共演の齋藤潤とともに登壇。“紅色”のヘアスタイルを披露した。

原作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜なストーリー設定とゆるい笑いで、「マンガ大賞2021」第3位などさまざまなマンガ賞に続々ランクインした累計60万部を突破した和山やまの人気コミック。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも歌を上達したいヤクザの成田狂児を綾野が、狂児から歌唱指導を依頼される合唱部部長の中学生・岡聡実を齋藤が演じる。

今作は狂児が独特の裏声で歌うX JAPANの「紅」が1つの見どころで、この日、応援上映を行った観客のペンライトも紅色に。

綾野は髪の毛をうっすら赤い“紅色”にイメージチェンジして登場。別の作品の役作りだそうだが、綾野は「くすんだ赤色っていうイメージだったんですけど紅の方に寄っていってしまうということが起きまして」と“紅色”に寄ったと説明。「楽しくそっちの作品もやってるんですが今日こういう形で親和性がある状態で来れたっていうのもまた1つの縁だと思いますので喜んで頂けたら」と続けた。司会が「似合っていますよね?」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が起こりタンバリンの音も鳴っていた。

声出しOKの応援上映は各シーンで盛り上がりを見せ、綾野は「最高に嬉しいですね。この作品にとってすごく良い相乗効果と言いますか、今僕たちもここに立たせて頂いてコンサートのステージに立たせてもらってるような感覚にもなる」と喜びを語った。

イベントには総実の両親を演じた坂井真紀と宮崎吐夢、総実の合唱部の仲間を演じた八木美樹と後聖人も登壇した。

スポーツニュース

・日本卓球協会は5日、都内で7月開幕のパリ五輪(オリンピック)男女日本代表候補予定選手を発表し、団体戦要員となる女子の3枠目に張本美和(15=木下グループ)が選出され、伊藤美誠(23=スターツ)が落選した。

 伊藤は16年リオデジャネイロ五輪、21年東京五輪で代表に選ばれていたが、3大会連続の出場はならなかった。東京大会では女子のエースとして日本女子初となるシングルスのメダル(銅)を獲得。水谷隼との混合ダブルスでは日本卓球界初の金メダルを獲得していた。

 選考レース後半で猛アピールしていた張本美。女子代表の渡辺監督は「選考では悩んで悩みました。比較というよりは、伊藤選手も五輪金メダリストで、非常に優秀な選手と思います。パリ五輪では海外選手と対戦することになる。昨年の国際大会での戦いぶりを見させていただいて、張本美和選手はダブルスも非常に上手。アジア大会では木原選手とペアを組んで元世界チャンピオンに勝ったり、昨年12月の混合団体も戸上選手と組んで世界NO.1に勝ったりと、非常にダブルスでも実績を納めている。シングルス、ダブルス、トータルな見方をしてわずかですが(上回った)張本選手を選出しました」と選考理由を説明した。

 五輪切符をめぐっては、約2年に及ぶ日本独自のシングルス代表選考レースを実施。1番手の早田ひな(日本生命)、2番手の平野美宇(木下グループ)がシングルスの代表切符をつかんでいた。団体戦要員となる3枠目は日本協会の選考基準に「(シングルス代表候補予定選手と)とダブルスが組め、団体戦でシングルスおよびダブルスにて活躍が期待できる選手1名を強化本部が決定する」と記されている。

 21年東京五輪シングルス銅メダルの伊藤は、パリでの同種目金メダルを目標に進んできた。全日本選手権6回戦敗退でシングルス代表を逃した直後には「(五輪)団体戦に選出されても、出るかどうかははっきり決まっていない。まずはどこまでやるかをしっかり考えて。昔からの目標で『いいところでやめたい』というのが一番なので『これで終われない』気持ちもあるけれど『終わりたい』という気持ちもあります。でも、いいところで終わりたいから、もうちょっと頑張ります」と思いを口にしていたが、パリ五輪において同い年の早田、平野との「黄金世代」による団体戦金メダルは、かなわぬ夢となった。

 日本は16日に始まる世界選手権団体戦(韓国・釜山)の8強入りで、五輪団体戦出場枠(3枠=シングルス代表2枠を含む)が確定する。

話題のニュース

・英王室は5日午後、チャールズ国王(75)ががんと診断されたと発表した。1月に前立腺肥大症のために治療を受けた際に病院側から懸念を示され、検査をした結果、わかったという。前立腺がんではないが、「現時点でこれ以上の詳細の公表は控える」という。

 発表によると、チャールズ国王は5日から、がんの治療を始めた。「治療に前向きに取り組み、一日も早く公務に復帰することを心待ちにしている」という。

 病院側からは公務を見送るよう勧告され、英王室は「今後予定されている多くの公務は、余儀なく変更か延期をする」としている。「国王は失望されたり、迷惑をかけたりするかもしれないすべての人に謝罪したい思いでいる」という。

 一方、チャールズ国王の妻、カミラ王妃(76)は予定通りの公務を続ける。英PA通信は関係者の話として、国王の次男ハリー王子(39)が国王に会うため、近日中に拠点とする米国から英国を訪れると報じた。

 チャールズ国王は1月26日、前立腺肥大症の治療のためにロンドン市内の病院に入院した。同29日に退院し、前立腺肥大症については、術後の経過は良好と発表されていた。

 英王室によると、2月5日はがんの治療を始めるため、英東部サンドリンガムの邸宅からロンドンに戻った。同日夜もロンドンで過ごすという。

 英王室は従来、王族の健康状態についてはあまり開示してこなかった。今回については「臆測を避けるため、また、がんを患っている世界中のすべてのひとに対する世間の理解の一助となることを願い、診断結果の公表を決めた」という。

 チャールズ国王は長年、がん患者や患者団体、医療従事者らを支援しており、今月2日にも、ロンドン市内の病院にがん患者の支援センターを立ち上げたばかりだった。

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