yuriko

こんにちは。横須賀で働く27歳です。 他のSNSはほぼやっていないので、世の中に自分を…

yuriko

こんにちは。横須賀で働く27歳です。 他のSNSはほぼやっていないので、世の中に自分を発信することになれていませんが、 文章を書くのは好きなのでnoteを始めました。 自分の文体を見つけられたらと思っています。 趣味:カラオケ、ドライブ、日光浴、読書、旅行、チェス、自分探し

最近の記事

横須賀について考えたい

2ヶ月前に、働いている地域に関する記事を書いた。 このときはまだ横須賀で働いていることを公表?していなかったし、 地元の人の目に、なにか悪意があるように写ったらいけないと思って 地名を伏せて書いていた。 一昨日、仕事帰りに本屋でこんなものを見つけた。 吸い取られるように手に取った。 一応ぱらぱらとめくってはみたが、なんとなく 自分がそれを購入することはすでに決まっているように思えた。 購入して2日が経つ。 まだちゃんと読んではいない。 でも、 すでに 存在が、私に影響

    • 夢想

      なんでもない日が、特別な日になる瞬間を、私は知っている。 本当にどうってことない日だった。 いつものように電車に乗っていたら、急にかかってきた一通のメッセージ電話。 発信者の名前に、胸が高鳴る。 10年前に別れた、留学先で付き合っていたひと。 どうにも一緒にいられる状況ではなくて、離れ離れだったけど ずっと好きだったし、今でもときめくひと。 まぁ、思い出は美化されるらしいけどね。 ずっと会いたかった人。 でも遠すぎて、半分諦めていた。 それでも心にはずっといた人。 音楽をや

      • パンツを落としただけなのに

        パンツを落としたのは、これで2回目だ。 落とした、というより、置いてきた? パンツは落とすものではない。 ハンカチ落としじゃあるまいし。 旅行先に忘れてくる、とかならあるけど 当たり前のように履いているものは普通落とさない。 一度目は、17のとき。 留学先のパーティで当時付き合っていた人とイチャコラしていたら。 当然周りには人がいたので 帰るよーとなったタイミングで、あたりは真っ暗。 探すひまもなくさっさと帰ってしまった。 酔っていたし、あれはもう笑い話。 つい先日、二度

        • ときめきが死んだ日

          俵万智さんの作品「サラダ記念日」になぞらえて 4月6日を、ときめきが死んだ記念日と命名したい。 いや、別にしたいわけじゃないか。 どうして人は始まりを祝いたがるし記念に残したがるのに 終わりはうやむやにするんだろう。 命日より誕生日、別れた日より付き合った日、 忘れた日より、好きになった日。 そりゃあ始まりはきらきらしてて楽しいし、ずっと続くようにと 願いを込めてお祝いするんだろうけど、なにかの終わりは確実に次の始まりだし 一つの節目として残しておいてもバチは当たらないん

        横須賀について考えたい

          仕事を辞めたい私たち

          「仕事を、やめさせてください。」 そんなことを言ったら、家族はどんな反応をするだろうか。 2年前の6月に、今の仕事を始めた。 一度も、楽しいと思ったことはない。 別に嫌な人がいるわけじゃない。みんな優しかった。 待遇が気に入らないわけじゃない。 好きに休ませてくれたし、残業だってあればちゃんと申請させてくれた。 むしろ、職場環境としては最高。 ただ なんだろう、自分の心が死んでいくのがわかる。 楽しくない、やりがいも感じられないことに時間をそそいでいく日々。 あれ、私っ

          仕事を辞めたい私たち

          となり町で働くということ

          幼少期から海外に移住した経験等もあり、新しい土地や文化に対して あまり違和感なく受け入れてきた私だが、ここにきて、思わぬ障壁が。 地元と10kmくらいしか離れていない隣町。 ここで1年半前から働き始めた。が、慣れない。 会社になじめていないからそう感じるのか。 でも最近は緊張しないで話せるようになってきたんだけどな。 みんないい人だし。 ここは基本風が強い。 やっぱり地元とは違う。 こっちに来るようになって唯一良いと思えたのは鳩くらいだ。 ある日、駅のロータリーを歩

          となり町で働くということ

          性病患者に人権はあるのか

          生まれて始めて、性病にかかった。 かかったこと自体が問題なわけじゃない。 生きていれば誰しも病気になる。 性病で浮気がばれると言うが、幸い私には 浮気をしていたところで悲しくなる相手はいない。 相手が特定できないほど奔放なわけでもないが。 問題は、今までそのリスクに全く目を向けていなかったこと。 え、私性病?まじか。 クラミジアとかって、海外ドラマでしか聞いたことないけど。 まじか。 この私が? それこそフリーセックス主義民にしか縁がない話かと。 別に恥ずかしいとは思わな

          性病患者に人権はあるのか

          結婚って、祝福すべき?

          最近、高校で仲が良かった人が二人結婚した。 もちろんめでたいんだよ。 式なんか挙げた日には、感慨深過ぎて号泣だろうし。 子供なんかできた日には、全財産を持って貢ぎたいと思ってしまうし。 たださ、なんだろうね。 なんでこんなにも寂しいんだろうね。 もうあの頃には戻れないんだなぁって、なんかはっきりと線引きされた気がして。 ただの被害妄想なんだけどね。 ずーっとあのままが良かったなぁって、思ってしまうんよ。 あのまま、くだらないことおしゃべりして、アホなことで笑って、 一緒

          結婚って、祝福すべき?

          もうすぐバレンタイン 料理なんて大嫌いだけど

          御年27歳女。 私は、料理が嫌いだ。 最近やっと、自分で認めて、口に出して 言えるようになってきた。 多様性が叫ばれている昨今で、料理は女がするもの、と 言う気はさらさらないし、無意識に彼女に料理の腕を 求めてくる男にはずっと嫌気がさしていたけれど、 そうはいってもできるに越したことはないんじゃないかと。 美人さんで料理ができる人なんかを見ると、柄にもなく 嫉妬したりもしていた。 基本、ポジティブに生きてきたと思う。 新しいことには前向きに挑戦してきた。 だいたい、それ

          もうすぐバレンタイン 料理なんて大嫌いだけど

          社会人2年目、友達について考える

          みんなと仲良くしましょうみたいなことをしつこく親や先生に言われた記憶はあまりないけれど、気づくとより多くの人と仲良くできたほうが良い、みたいな価値観があった。 友達が多い人や誰に対してもフラットに接する人を見ると、無意識に羨ましく感じていた。 そんな自分を、最近初めて認識した。 そのくせなんとなく大勢でいるのが好きじゃなくて、まぁ自分の意見が通りにくいからなんだけど、好きでもない人といるくらいなら友達いなくてもいい、みたいな変なポリシーを貫いていたりもした。 大学に入

          社会人2年目、友達について考える

          面倒なことは置いといて、とりあえずセックスしない?

          満月は人を狂わせる。 「久しぶりに会わない?」 忘れられない男がいる。 というと聞こえはいいが いや、よくないか。 愛でも恋でもないと思う。 ただ、消えてくれない。 いつの間にか頭に棲みついてしまった。 頻繁にではないけど、何かって言うと 彼ならどうするかな。とか 彼、こういうの苦手だったな。とか 付き合ってもいないのに あれこれ考えている自分がばからしくて 連絡を断ち切ったのが3ヶ月前 記念日のように 指折り数えて やっと3ヶ月たったと思っていたのに やっと忘れ

          面倒なことは置いといて、とりあえずセックスしない?

          空が飛びたい

          自分と、自分を取り巻く環境を静観し始めて4日。 今までの自分とはちょっと違う。 周りの環境をどうにかしたくって、バタバタしてた。生き急いでいた。 落ち着いた、とはちょっと違う。本当に欲しいものが現れるまで、静かに待つ。獲物を狙うヒョウとかってこんな気持ちなのかな。 ただじっと、観察。自分の気持ちに向き合ったり、穏やかに生活する方法を模索したり。今は、静観するとき。そう思うと、身の回りの状況がすごくしっくり来る。惑わされるコミュニティも、わずらわしい飲み会も、恋の仲介も

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          酒のつまみになる恋は

          【秋】 その人とは、最初から合わなかった。 共有できるものが何もなかった。 彼の世界に私は最初から入れなかったし、入りたいとも思わなかった。 ただ、可愛かった。 最初に会ったときから、「可愛い子だな」と思ったけど、緊張してフランクに声がかけられなかった。 だから2年くらい経って急に連絡が来たとき、 シンプルに舞い上がってしまった。 2回デートに行った。 「好きになれればいいな」っていう気持ちが高かっただけに、これは無理だって気づいたときの落胆は大きかった。 そりゃそうだ。

          酒のつまみになる恋は

          わたしと夏フェス

          大好きなアーティストがフェスのトリを務める。フェスに参加するのはこれが初めて。音楽も野外イベントも生演奏も好きなのに、なぜか今まで縁がなかった。楽しくないはずがない。 ぷりぷりの薄焼き卵がのった焼きそばを頬張る。美味しい。友人は別のところで次のアーティストを待っている。必要なときに気兼ねなく別行動ができるのも良かった。 フェスが終わっていく気配とともに感じる焦燥感。私は明日仕事があるので、東京に帰らないといけない。友人は休みなので残る。トリは絶対最後まで見たい。新幹線から

          わたしと夏フェス

          日常を彩るちょっとしたモノシリーズ

          お洒落な靴紐 小瓶に入ったジャム 美味しそうな満月 ラムネの匂い ちっちゃなシール 夕方のひぐらし ざらざらした茶封筒 個包装された角砂糖 ホットロイヤルミルクティー 変わった形のポスト 丸いフォルムの車 スイカのTシャツ チューリップ色のペン 真っ赤なペディキュア ひまわりの被り物 赤縞のストロー 夕暮れを照らす街灯 マッシュルーム 朝食クロワッサン

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          飛行機と雲

          飛行機は行く 飛行機雲をたずさえて ぐんぐん伸びる ぐんぐん ぐんぐん あの山をこえて ぐんぐん ぐんぐん あのビルをこえて タワーをこえて 雲をこえて ぐんぐん ぐんぐん 赤い空に 線を書いていく ぐんぐん ぐんぐん まっすぐだけど 定規とは違った線 ぐんぐん ぐんぐん のびる のびる 気づくと落ちる 今度は下に ぐんぐん ぐんぐん 雲をつきぬけて ぐんぐん ぐんぐん 鳥を横目に ぐんぐん ぐんぐん 上がるときよりも速く ぐんぐん ぐんぐん のびる のびる やがてどこかの

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