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実家に帰り、大量のBLを片付ける。 1,250文字

こんにちは!
先日、ついに実家の父母からこんな連絡が。
父「なんか、実家に君の物がいっぱいあるんだけど、あれってどれが要るものでどれが要らないもの?」
母「今度実家に友だちが遊びに来るのよねー。私のほうで片づけちゃっていいかしら」
私「やめてーーー自分で片づけるからやめてーーーーー
という顛末で、実家に部屋の片づけをしに行くことになりました。こういう機会が無いと片付けってしないよね。実家を出た人は誰しも心当たりがあるのではないでしょうか。
一般的に自分の部屋には墓場まで持って行きたい隠し事の一つや二つや三つや四つ潜んでいるもので、その類に漏れず私も私自身が生きているうちに自らの手で処分しなければ行けない羞恥の大罪が部屋のあらゆるところにあります。
その大半は私が実家から出ていくときに捨ててしまったのですが、そのとき処分しきれていなかったものが、可燃ごみの袋に投げ入れるだけでは済まないもの。例えば親に内緒でこそっとポチッたが不良品だったマイクとか、とても誰にも見せられないPCの中のデータとかとか。これらを確実に自らの手で処分すべく、私は不燃ごみの日にUSBを持って実家へ馳せ参じたのでした。

そんな過去の羞恥の大罪たちの中でも、私が一番初めに「あれらだけはどうにかしなければいけない」と思ったものがあります。

そう、実家の部屋には私が過去にコソッと購入した大量のBL漫画が放置されているのです。これはやばいですよ。間違って親が部屋の片づけなぞしようものなら、ベッドの下からあはーんうふーん(男)な表紙の漫画が出てきてしまうのですから。
さっそく私が毎晩夜寝る前の楽しみにベッドの下から引きずり出したBL本たちを段ボールに詰めていきます。段ボールに詰め終えたら厳重にガムテープで封をして、あとはブックオフの出張買取で引き取ってもらいおさらばです。万が一、万が一親が封を開けてしまったときのために、上のほうにはまともな本を積んでおくという用意周到さ。これで段ボール2箱は埋まりました。

と、全てのBL本を詰め終わり、安心して残りの部屋の片づけをしていたところ、テーブル下の奥の奥の奥にあったのが謎の段ボール
はて、これはいったい何だろう。しかし、いやはや、こういうスペースには中高時代の想い出の品とか入れて仕舞っておいたものです。これは処分するか迷うものが出てきそうだな。あれ?でもまさか私ここにもBL隠してたりする?いやそんなこと無いと思うけど・・・。

私「BLだったらどうーしよーー♪(富士サファリパークのCMのメロディに合わせながら)」
段ボールパカッ→大量のBLズラーッ
私「BLやないかい!!!」

ほんっっとうに隅々までチェックしておいてよかった。そう思った瞬間でした。

人に見られたくないものは、自分が生きているうちに早めに処分することをおすすめします。
では!

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