こんにちは！
先日家に帰った旦那から
「職場の後輩に、俺の初めての交際が27歳って言ったら途端に目が輝いた」
と聞きました。
その後輩は「27歳で初彼女でもまだ間に合うんだ！」と自信を取り戻したんだとか。

これ私すっごいわかるーーーー。
実は私自身も初めての彼氏は夫、つまり最初で最後の彼氏となったわけですが、こう、学生時代に恋人作ってない人はどこかおかしいみたいな空気があって、私も旦那と付き合うまでは
私「彼氏？あーー大学のときに一人付き合ったかな」
ってめちゃくちゃ嘘ついてました。

あと、
「恋愛は経験がすべて！」
みたいな理論も世間にはびこっていて、
私「私ってもう一生彼氏もできなければ結婚できないのかな・・・もし私がずっと独身だったら○○さんの子どもの足長おばさんになってもいいですか？私が生きててもいいんだという何かがほしい・・・」
って先輩にぼやいていた時期もありました。

ただ、自分も結婚して、且つ周りを見渡したとき、この
「恋愛は経験がすべて！」
理論ってただの恋愛至上主義者特有の理屈であって、正論ではないなって。

何故なら、私も夫も、
・付き合うまでのコミュニケーションに恋愛の駆け引き的な技を使ったか。→恋愛とか関係ない対人コミュニケーションスキルしか使ってない。
・相手がちゃんとした人かの見極めに過去の恋愛は役に立ったか。
→恋愛とか関係なしに、普通に今まで生きていた対人経験から判断した。
・結婚するまでの過程に過去の恋愛は役に立ったか。
→なにも。むしろ恋愛多い人のほうがどうやって結婚に持ち込むか悩んでないか・・・？
・結婚後に過去の恋愛は役に立ったか。
→なにも。恋愛と二人の間のコミュニケーションは全くの別物。ただの家族コミュニケーション。
という感じで、いざ恋愛、結婚、とやってしまえば、「別にこれって人と人との関係性の話だから、過去の恋愛とか関係なくね？単純なコミュニケーション能力や人間性の問題じゃね？」となったからです。

「学生時代に恋愛してないと良い恋愛はできないよ！」
「何度も恋愛しないと自分に合う人かどうかわからないよ！」
この理論なんやったんや？
というか、この理屈だと、"親友"も友達をたくさん作って経験を積まないとできないってことにならないか？

私たちがイレギュラーなだけかというとそういうわけでもなく、類は友を呼ぶと言いますか、私の友人も恋愛とは無縁の学生時代を過ごした人が多く、でも社会人になってから結婚できてる子は現時点で６割くらい。
私の前いた会社は恋多き陽キャが多かったのですが、その陽キャたちとあまり変わらない打率で結婚できている気がします。

ただ、某アニメの「諦めたらそこで試合終了ですよ」はそのとおりで、
「私なんてどうせ出会いも無いし結婚もできないし、もういい」
と諦めた人はもう全く結婚できる気がしないですね。
自分が望んで結婚しないなら良いですけれど、できることならば結婚したいけど結婚"できない"、と思い込んでいる人は、そうやって諦めているうちは結婚できないので、

諦めるのをやめましょう（某大谷名言風）。

では！