フォーカスの方向が意識の切替スイッチ

人間は、自然の理の発生現象により生まれた肉体と
元々の源の意識、宇宙意識との重なりの存在。
肉体はそれぞれ受け継いだDNA情報を携え、この世に生まれた瞬間から、外の世界の様々な概念、情報を吸収し、行動し、反応したりしながら経験を繰り返し、
自我が形成される。
この世界というものの概念を取り入れていく日々。
これは自分だ。これが自分だ。これが私。
私と家族。私と他の人。
目に映るこれがこの世界。この世の中だ…

目に見える現象の顯れの世界と、
目に見えないチカラ、源の一なる意識、
一なる生命の世界。
万象万物がこの源の意識の現象した形。
目に見えないものと見えるものを合わせ持つ一つの存在。
個の形は、個のみで存在しているように見えるけど、
常に一なる生命のなかに存在している。
そこからは離れることも、
誰にも切り離すこともできない。

ただ、意識で離れて見ることができる。
みんな別々で離れて見える。
現象発生、物質化したものは、個々に存在しているように見える。
けれど、ずーっとミクロへ辿ると、
すべてはひとつ生命の場、に行き着く。
ひとつ生命の場と個々の形を繰り返すこの世界。
境目はあるように見えるけどない。

常にすべては、ミクロでもありマクロでもある。
宇宙意識でもあり、個我でもある。
全体でもあり、単体でもある。
常に別々になれず、常にどちらでもあるもの。
常に全体も単体もひとつのもの。
単体は、全体から発生し、
目に見える単体は、いづれ分解、還元され、目に見えない状態になる。
単体は消えて、目に見えない全体意識だけになる。
万象万物すべて同じ。
目に見えない場から発生し、目に見える個々の形となり、
形は分解され、還元に向かい、目に見えない場に戻る。
すべてが同じサイクルのなかに存在している。
すべての万象万物は自然の理のなか。

どちらの方向にしても、ずーっと辿れば
ミクロからマクロへ到達し
マクロからミクロへ到達する。
同じひとつにつながっていることに辿り着く。

この目に見える形の世界と、目に見えない意識の世界は、常に重なってここにあり、
人間は自分の意識をどの方向に焦点をあてるかで見えてくるものが違う。
個や分離したものにフォーカスすれば、それが見えてくるし、全体意識、宇宙意識へと意識を向ければ、
それが感じられる。体感する。

今、自分がどこを向いているのか、
どちらのことを考えているのか、
そのどちらにフォーカスしているかにより、
ウインドウの切替をするようにシンプルに
意識が切り替わり、
自分の体験する世界が全く違うものに変わるように思う。

努力や方法を取り入れ、努力して変えるものではなく、
とてもシンプルなことで、とてもナチュラルにできることなのだと思う。



美鶴 mitsuru.







みんなが、しあわせでいられる場を作って行けたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。