「挑戦した先に、自分らしさを出せる場所があった」エンジニア 山下 秀 l\\てんちびとインタビューVol.19
皆さんこんにちは! 天地人の学生インターンの鈴木です。
天地人(てんちじん)は、衛星データを使った土地評価コンサルを行っているJAXA認定ベンチャーです。地球観測衛星の広域かつ高分解能なリモートセンシングデータ(気象情報・地形情報等)や農業分野の様々なデータを活用した、土地評価サービス「天地人コンパス」を提供しています。
今回は、てんちびとインタビューの第19弾として、天地人のエンジニア 山下さんにインタビューします! 月1回、天地人の社員を紹介しています。
働いてみて気づいた自分の本当の気持ち
私が所属していた学部は情報工学科で、コンピューターサイエンスを学びました。
研究は、VRや画像処理などが軸でした。
私は、就職活動をしているとき、自分に自信が持てなかったです。画像処理やVRなどを専門に研究をしていて、その分野の最先端の場所に身を置きたいという気持ちはありましたが、自分に自信がなくそれらを仕事にすることは選ぶことができなかったです。
新卒で受託開発を行う会社に入り、システム開発に関わるSIerとして働き始めました。入った会社では、開発する工程が細分化されているので、私の仕事はテストを行うなどの単調な仕事が多かったです。
新卒で入った会社では、大きな会社からの受託開発が多かったので、良くも悪くも仕事は固定化されていて、やることは決まっていました。
入社してからしばらくして、開発に上流から携わる機会があったんですよ。お客さんの要望を叶えるために、設計図を作るような部分を担当したのですが、開発をやってみるとすごく楽しかったです。
高校生の時、パソコンゲームが好きだったのでコンピューターサイエンスが学べる大学に進学しました。でも、高校時代は絵を書くことが本当に好きで、美術大学への進学も真剣に考えていましたし、社会人になってからも趣味で3Dの画像作品を作っています。
私は昔からクリエイティブなことが好きで、同じくものづくり要素の強い開発業務を楽しいと感じたんだと思います。
今振り返ると、このときものづくりの楽しさを再確認したことが私の分岐点になっているなと感じます。
私の分岐点は、開発の楽しさに気づき、転職を考え始めたことです。開発に携わってからSIerの業務に戻った時、開発をやりたいフラストレーションが溜まっている自分に気づいたんですよ。このときから転職を考え始めて、3年勤めた新卒の会社に区切りをつけて、開発ができる天地人に入ることを決めました。
自分の気持ちに正直になった後は
私はフロントエンドエンジニアとして入社したのですが、天地人はクリエイティブに新しい表現ができると思いました。個人的には、バックエンドよりもフロントエンドエンジニアの仕事は見える部分を設計するので、表面的な仕事を行うイメージがあると思います。
でも、天地人のフロントエンドは、天地人コンパスの核となる地図を設計する必要があります。また、天地人が使っているコードは新しいものも多いので、難しさもかなりあり、チャレンジングに仕事に取り組めると感じました。
天地人に入ってみて、私のなりたいエンジニア像が明確になりました。1つの機能やプロジェクトをモノにしていくときに、技術的な意味で引っ張ることができる人になりたいと思うようになりましたね。例えば「このコードを使うと処理負荷が減る」といったように、勘が冴えたしっかりした指示が出せて、さらに周りのサポートができるエンジニアになりたいと思うようになりました。
過去の自分に「もっと挑戦しろよ」と声をかけたいですね。若い時からもっと挑戦し続けていれば、もっと早く自分が楽しいと思うことを仕事にできたと思うので。
天地人コンパスを起点に、今以上に世界に貢献できるようなプロダクトを作りたいです。そして、自分の周りの人に直接影響を与えられるようなエンジニアになりたいです。
以上、山下さんのインタビューでした。
これからも天地人のメンバーにインタビューしていくので、お楽しみに!
天地人では、衛星や地上の様々なデータとAIを活用して、課題解決に向けて情報分析、ソリューション提供を行っています。ご質問等ございましたら、info@tenchijin.co.jp までお気軽にお問い合わせください。
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