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宇宙産業って何をやっているの?~新潟県立新潟高等学校による企業訪問~

天地人は、衛星データを使った土地評価コンサルを行っているJAXA認定ベンチャーです。
天地人に所属する学生インターンが、これは面白いと思った宇宙のトピックスを、定期的にお届けします。

今回は、8月1日に行われた新潟県立新潟高等学校による企業訪問の様子についてお伝えします。企業訪問での会社説明の様子や、高校生の視点を紹介していきたいと思います。


1. 働きやすさを重視したオフィスを見学

今回の天地人の企業訪問では、新潟県立新潟高等学校の生徒20名が参加されました。宇宙業界があまり身近ではないため、どのような事業なのか興味を持ち、天地人を選んだとお話していました。
まずは、天地人が実際に仕事をするオフィスの紹介を行いました。

ここでは、「テレワーク」を中心とした天地人の働き方やオフィスの使い方、天地人に所属するプロフェッショナルメンバーの紹介をしました。

天地人は働きやすさを大切にしており、基本テレワークをメインに活動しています。海外メンバーなど遠方に住むメンバーも多いため、テレワークにすることで全員が議論しやすい環境を作ることができます。シェアオフィスを借りている理由としては、対面の必要のある業務もあり、また、集まる場所があることも重要だからです。

高校生は、テレワークという働き方やシェアオフィスという新鮮な選択肢に驚いていました。

一通り説明した後、高校生から2つの質問をいただきました。

  • オフィスでの天地人のルールはありますか?

  • どのようなお仕事の種類がありますか?

天地人では、基本的にオフィスでの大きなルールはありません。これも働きやすさを考慮したもので、その時に応じて社員同士で効率的な環境を作り出すようにしています。
また、天地人に所属するメンバーの職種は、実に幅広く様々です。大きく3つに分けると、営業や広報、エンジニア、デザインなどが挙げられます。

2. 宇宙業界の今を伝える。天地人の会社紹介

続いて、会社紹介をしました。内容は、大きく分けて4つ。「会社説明」、「宇宙業界とデータ」、「事業活動の社会的意義」、「取り組み事例」です。

講義の中で生徒が特に注目していたのは、「宇宙産業の展望」です。

「宇宙業界のポテンシャルってどれくらいなんだろう?」というテーマに対して、市場規模の拡大が顕著だと解説しました。宇宙産業に詳しくない高校生も、その可能性に驚きながら熱心にメモしていました。

最後の質問コーナーでは、オフィス見学のときよりもたくさんの質問が挙がりました。特に、現在の衛星データの汎用性に興味を持たれた生徒が多かった印象です。

  • 「衛星データ」×「教育」

  • 「衛星データ」×「金融」

衛星データの活用の仕方として特にこの2点に注目してくれたようです。
教育では、企業訪問を通じて宇宙業界に興味を持つ学生や企業の方々に、天地人コンパスや天地人コンパスMOONを活用して知識を提供しています。
金融では、主に保険に従事しています。天地人はまだこの分野での活動は行っていませんが、宇宙進出に伴い新たに発生する可能性があるリスクを衛星データで予測する事業が計画されています。

一通り質問回答が終わったあと、生徒代表のお礼をいただきました。

天地人の企業訪問を通して、リモートワークやシェアオフィスといった働き方の工夫が印象的だったとお話していました。

また、社会課題への強い思いがひしひしと伝わり、天地人は今からずっと先の未来を見据える会社だと感じたとの声もありました。

3. まとめ

本記事では、新潟県立新潟高等学校による企業訪問の様子についてご紹介しました。特に、天地人の仕事に対する姿勢やそれに対する高校生の感じ方など、興味深い発見があったと思います。未来へ進む若い世代への教育を通して、天地人もさらに成長していきます。

天地人では、中学・高校・大学等の教育機関と積極的に連携・交流し、宇宙ビッグデータを身近に感じてもらう活動を行っています。

お問い合わせ・ご質問等ございましたら、info@tenchijin.co.jp までお気軽にお問い合わせください。

(記事作成:事業開発インターン 寺田)