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黒人への賠償と人種格差のない社会

  1865年、リンカーン大統領が、解放奴隷に約束した補償、”40エーカーとラバ一頭”は、今日に至るまで無視され続けている。

 黒人は奴隷時代も、奴隷解放後も権利を奪われ続けた。
 補償もなく、資産もなく、その負の資産は、今もなお、彼ら子孫に引き継がれている。

 ここ数年、黒人奴隷の子孫への賠償について、連邦と一部の州、都市、コミュニティで討議が始まっている。

 黒人に対する人種差別は現在進行形だ。
 アメリカ人の約85%は、賠償に反対だ。
 これまでのアメリカを知っていれば、実現するとは思えない。

 ところが!

 そのような中、2021年3月、イリノイ州エヴァンストン市が、米国初の賠償を実現した!

 アメリカの黒人奴隷の歴史における、大きな進展だ!

 エヴァンストンの賠償を参考に、賠償を開始する都市が増えれば、連邦政府も動かざるを得なくなる・・・と願っている。

 フリーカントリーと呼ばれるこの国は、黒人奴隷と、その後の人種差別の上に成り立っている。
 そして現在も、警察官は毎日のように、黒人を殺害している。

 連邦は、彼ら黒人に謝罪し、償い、彼らが安心して生きられる社会を提供する義務がある。

 今回のMMジャーナル、ブラックカルチャー通信で、賠償について、詳しく書いています。
 読んで頂けたら嬉しいです!!!
 *タルサ大虐殺からリンクする写真は、残虐なものが含まれています。 


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