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一本の木から絵馬ができるまで②

何とかなるだろうと思っていた製材でしたが、いきなり「絵馬を作りたいので丸太を持ち込みさせて下さい」と言っても中々良いお返事を頂けるはずもありません。見通しが甘かったことに反省しつつ方々にご相談した結果、最後に受け入れてくださったのが「長崎山陽株式会社」さんでした。突然の変なお願いにも関わらず快く対応して下さいました。

作業場につくと見た事もないような大きな機械が並んでいます。職人さんの慣れた手捌きでみるみる準備が整って、丸太が回転する巨大なチェーンソーによって割かれていきます。

厚さ20mm程に割かれた槙の木の板が約40枚ほど取ることが出来ました。

槙の木は建材としては天井材や床材、また桶などに用いられるように木目も美しく、耐水性にも優れています。なんとも贅沢な絵馬ができるのではないかと完成が楽しみです。


巨大な回転式チェンソーで丸太がみるみる割かれていきます。
まるで大人の社会科見学、見ているだけでも楽しいです。

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