伊集院静さん
伊集院静の本にハマり出したのはほんの3ヶ月ほど前。
きっかけはテレビで南極物語を見たこと。
夏目雅子さんが出ていた。もちろん、初めて見た映画だ。
元旦那さんである、伊集院静さんが作家であることも初めて知った。
どんな作品なんだろう?
丁度、ミニマリストに感化され家中の不要な本を古本屋に持っていったばかりでもあった。久しぶりに図書館へ行こう!
読んで見たい本を何冊かWeb予約してみた。
先ずは「なぎさホテル」を借りてみた。
面白くて、あっという間に読み終えてしまった。舞台となったホテルはもう存在しないけれど、付近をよく知っていることもあり情景が手に取るように分かる。この話しは、夏目雅子さんにも繋がっている。
次に「大人の流儀シリーズ」こちらも大ベストセラーとなった著者のエッセイ的なストーリー。先週までで8巻まで読み終えた。
・なぎさホテル
・大人の流儀シリーズ1〜8
・君のいた時間
・いねむり先生
・乳房
・少年譜
・海峡
・春雷
・岬へ
・旅行鞄のガラクタ
この3ヶ月、読んだ伊集院さんの本。
伊集院さんが紡ぎ出す言葉は、私の頭の中に素直な形となって変換される。一言で言うと、読み易い。1つ1つが丁寧で、かつわかり易い。ストーリーは、育ったであろう故郷についてや経験された話しが主な軸。
元々は推理小説が好きで、たまに恋愛ものや社会性について書かれているもの、ノンフィクションを読んできた。それ以外のジャンルでこんなにも惹かれる文章に出会ったのは初めて。目を閉じると、物語が映像のように頭にすっと浮かんでくる。
特に、海峡〜春雷〜岬への3冊は圧巻。自身の幼少期〜青年期を描いた話。最後は涙なしでは読めない。
言葉で文章でこんなにも感情移入できた本は生まれて初めて。
次に予約しているのは「羊の目」
今読んでいる、全く別の本を読み終えたら借りに行く。
いつか、伊集院さんに会って見たいなぁ、、、
なんて思いながら読書を楽しむ日々です。
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