ルード🇳🇴という選手

ダニエル太郎🇯🇵がルード🇳🇴にファイナルタイブレークで勝ちました。

ファイナルセットは終始ダニエルがストロークを支配していました。
先にルードにマッチポイントを握られはしましたがそこから盛り返し、素晴らしい勝利でした。

ちょうど今はデミノー🇦🇺と対戦しています。
頑張って欲しいです!

今回はルード🇳🇴についてです。

ルードという名前を聞いたのは今から5.6年前かな?
南米のツアーで勝ち上がっていた時です。
なんか聞き覚えのある名前だなあと調べてみたら、お父さんがクリスチャン・ルード。
1993年の台湾でのサテライトサーキットで一緒だった当時のトップジュニア。
ITFのサテライトサーキットというのは4大会でワンパックの大会。
同じ選手達と1週間の試合を約1ヶ月で行います。
その時にダブルスで対戦しました。

細い体からややフラット系のストロークを打つ選手。
当時は17歳ぐらいだったかな?
ボレーはほとんど出来ずストレート勝ちしました。
でもシングルスは強く、良い成績を残していました。

そのクリスチャン・ルードの息子のキャスパー・ルード。
今はランキングが4位。
昨年はローランギャロスとUSオープン、そしてツアーファイナルで決勝にいきました。

でもこのルード、なんだかここ最近うまくいってないのです…

①大会に出過ぎ?

昨年は26大会に出ています。
数えたら73試合戦っています。
う〜ん、これはやはり出過ぎなのでは?
でもマスターズやグランドスラム、ツアーファイナルなどの大きな大会でしっかりと成績を残しているからいいのかなあ?

いわゆるテニス小国(ノルウェー)出身なのでユナイテッドカップやデビスカップにも出てます。

試合をしながら調整するタイプに思いますが、昨年の楽天オープンの時は明らかに動きが遅く、疲労感が見えました。

②フォアハンドストローク

ナダルのような回転量の多いフォアハンドは威力抜群です。
おそらく回転量のアベレージはトップ選手の中でもかなり高いのではないかと思われます。
ただそのあたりに依存し過ぎるのか、やや展開が単調ななるのです。
特に気になるのがスタンス。
セミオープン、もしくはオープンスタンスで打つ事が多いのです。


この写真はベースラインの後ろですが、ややコートの中に入った時もこのスタンスが多いのです。
攻撃に入る時に、相手にやや時間を与えてしまっているように思います。

バックハンドはしっかりとクローズスタンスて打てていますから、出来るのではないかなあと思ってます。

③ブロックレシーブ

レシーブの時にはポジションを上げたり、下げたりをしています。
ただ時折見せるフォアハンドのブロックリターンが浅いのです。
ワブリンカやガスケ(かなり玄人好みの選手ですが)のようにベースライン深くに返せるといいのになあと…
サーブアンドボレーの選手には有効なのですが、やはりストローカーには通用しないのかなあと…

以上、かなり辛口な事ばかり書いてしまいましたが、実は応援している選手なのです。

やはりお父さんと試合をした事があるからでしょうか?

これからの試合、期待したいと思います!

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