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【育児と仕事の両立コラム】子供との対話を楽しむ!

プロティアン・キャリア協会 育児ラボメンバーが、育児と仕事に関わるコラムを交代でお届けしています。今回の担当は、春から小学生になる長女と保育園児の次女の母である有馬恵里子です。

家族はチーム。子どもとの対話も大切な時間。

我が家は、普段から子どもとも対話するようにしています。
元々は長女のイヤイヤ期の対応として、よく言われる「選択肢を与えて選んでもらう」ことを実践していたことから始まったのですが、今では仕事のことであっても、子どもが知りたがるなら噛み砕いて話すようになりました。基本的には「子どもは知らなくていい」と、大人だけの話に閉じることはありません。

以前仕事を続けるかどうか悩んでいた時、当時4歳だった長女に「お母さん仕事辞めてもいいかな?」と聞いてみました。

お母さんと過ごせる時間が多くなる!と喜ぶだろう(=であれば、潔く辞められる、というズルい考え)と予想していたのですが、
意外にも「働いているお母さんがかっこいいし、お仕事やめたら保育園に行けなくなっちゃうからダメ」と一蹴されました。
結局紆余曲折あり、当時の仕事は辞めずに続けたのですが、子どもとの対話がきっかけの一つとなったのも事実です。

育児では子どものことを考えるあまり、つい「こうあるべき」「こうした方がいいのでは」という親の考えが強くなりがちです。
でもあえて子どもの意見を聞いてみると、新しい視点が得られたり、親が予想しないような考えに驚かされたりと楽しい発見が多いです。
子どもが理解できるように自分の考えをわかりやすく整理する過程は、内省にもつながると思っています。

親の働く姿が子どもたちにとって一番リアルなキャリア教育です。これからも、家族で対話を楽しみたいと思っています。


今回のコラムはいかがでしたか?次回もどうぞお楽しみに!


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