映画感想『曲がれ!スプーン』長澤まさみ 監督 本広克行

おはようございます!

大手テレビAD女性桜井米(ヨネ、長澤まさみ)が地方都市取材行脚で出くわすドタバタコメディです

本作はネタバレなしで観たほうが絶対に楽しいと思います
未視聴の方はこのままバック推奨です

個人の感想や思い付きのメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります




舞台演劇のようなノリの良さ
演じる俳優陣がベテランぞろい
芸のこまかい伏線と回収

この感動を詳しく語りだすと
ネタバレしそうです<(_ _)>(*^-^*)


ことでん

はしっていますから
高松でしょうか


これは
架空のお店?
それとも実在するのでしょうか?
「カフェ・ド・念力」
という
いかにも
怪しげな名前の喫茶店があって

その外観も凝っています

壁面に数枚はめ込まれたステンドグラスが
いったんもめん
みたいな図柄というのも
ひそかにツボです


東京にある大手テレビ局のバラエティ番組「あすなろサイキック」という超能力や超常現象を紹介して、コメンテーターや観客に賛否を判定してもらうコーナー所属のAD、桜井米(ヨネ)(長澤まさみ)が、自称超能力者たちの投書をもとに取材にやってきた地方都市。
なかなか本物に出会えなくて、あきらめかけたとき、取材に利用した喫茶店『カフェ・ド・念力』に、実は本物のサイキックたちが数人集ってクリスマスパーティを楽しもうとしているという。

飛んで火にいる夏の虫ならぬ真冬の虫?

サイキックたちは平穏な暮らしの邪魔をされたくないので、テレビ局の取材なんてとんでもございませんと、鳴りを潜めていますが

自称エスパーの普通の人の取材中に
透視能力のあるエスパーが
AD桜井米の胸ポケットに
毒グモらしきものを発見して

超能力で透視したことをばらさずに
どうやって
毒グモを取り除くかで
しっちゃかめっちゃかの
悪戦苦闘が展開するわけです


毒グモというのは
その日ひとりめの取材対象「へっちゃらさん」という
毒グモにかまれても平気です!という
投書で桜井米に取材されていたが
撮影中に毒グモにかまれたら
やっぱり体調不良を起こして
救急病院入院というトラブルに発展し

その過程で、一匹、逃げ出した毒グモのようなんです?


そして
二人目の取材対象
「ほそおとこ」さん

このひとは

超常現象を起こして
細すぎる隙間を通り抜ける
超能力をもっていると自称しているのですが

ようするに
ふつうに
スリムな人だから

それなりの隙間を通れるという普通の人で

これも
がっかりな取材対象なんですね


そのがっかりな取材を
「カフェ・ド・念力」で
えんえん続けるわけです

その様子を
本物の
エスパーたちが
正体を隠して
固唾をのんで見守っているわけです


(かなり
ネタバレになってまいりました…(-_-;)

やっぱり
映画を見ていただいたほうが
絶対楽しいとおもいます)


だからなんなのでせう…(-_-;)
というような
エピソードが
案外丁寧に
オチがあって回収されていたり

大手テレビ局での
サイキックの真贋
そもそもサイキックとかこの世にいるのか
みたいな
賛否を戦わせる
コメンテーターたちや

UFOと交信できるんですと自称して
大手テレビ局屋上で
何時間もカメラを回しつつ
詩を朗読したり
念力を飛ばしてUFO召喚する男
(でも結局番組中にはUFOは来ないパターン)とか


バラエティあるあるなシチュエーションに
観客が疲れた?果てに


おっ!?というどんでん返しがあって

サイキック信じる派と信じない派の
本音の逆転が
台詞なしの演技のみで
わかりやすく表現されたり


役者さんたちの
演技が
本当に楽しいんです!<(_ _)>(*^-^*)


ドタバタやハラハラドキドキのはてに
ほのぼのなカタルシスもあって


あまりどぎつくもないので

あんしんして
楽しめて

ぷぷっときたり
大笑いしてしまえる


いい時間の過ごし方ができました!


みごたえありました!



いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)



ではまた!



まきのしょうこ










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