ドラマ感想『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』1-12話 豊田悠 赤楚衛二 町田啓太 おかざきさとこ

おはようございます!

ネタバレ少々あるかもしれません
詳細にストーリーを追うわけではありません
個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります





最初のほう1-2話あたりは
ほのぼのメインでしたが

やっぱ
お話が進んでくると
BL的要素が
普通に出てくる様子ですね


最初は
「触れている人の考えていることがわかる」
という
魔法

視野が広がって

あんがい
仕事を押し付けてくる
先輩も

こころのなかで
いろいろ
応援してくれていることにも
気づけたり

(このへんが
最近のドラマ
令和のドラマ?

傾向なのでしょうか?

ほんねは
みんな
いいひと

みたいな


スポコンであっても
こころは
案外素直とか)


魔法の力のポジティブな面を
楽しんでいるのですが

後半

だれかと
愛し合うようになったら

つまり
童貞ではなくなったら

魔法使いではなくなる?


という
縛りがあるようで


いつまでも
人の心を
チートな魔法で
読むことで

うまく立ち回ってばかりいると

読めなくなったときに
困るよ


魔法使いになっていたことのある

恋愛小説家であり
金髪の宅配マン兼ダンサー志望

若い子と
つきあいだした

親友が

アドバイスしてくるあたりで


主人公安達くんに迷いが生じるんですね


会社で
新商品開発のコンペがあり

自分のアイデアを形にしようと
安達君は
かわいいメッセージ付きの
書類クリップの企画を
プレゼンする準備をするのですが

審査員の
ベテラン部長さんが

けっこう
厳しくて

すぐに
だめ
って

否定してくるという前評判


優秀社員黒沢くんの
恋人一歩手前のアツい友情パワーで
いいプレゼンができるように
二人で
発表の練習もしたり

準備万端で
当日に臨むのですが


その
こわい?
部長さんと

満員のエレベーターに乗り合わせて

部長さんの心の声が
伝わってくるのです

開発商品や仕事に対する姿勢とか
情熱とか
部長さんの哲学とか
持論ですね


さて
プレゼン本番

厳しい部長さんと
居並ぶ審査員たちの前で

堂々とプレゼンしようとするのですが

一言二言
発するかしないかの段階で

部長さんの
いつものダメだし

だめだめ
つぎいこか


発動します


支えてくれた黒沢君や
同僚や先輩たちをおもって

(先輩や同僚たちが
自分のコンペを応援してくれていることも

近くで仕事をしているときに
ふと
手が触れたりしたときに
こころの声が伝わって
わかった
ひとのこころのやさしさなんですね)


あきらめるわけにはいかない!


エレベーターの中で
チート的に
聞こえてしまった
部長さんの
こころの声を

なぞるような

哲学を
披露して


案の定
部長さんは

自分が
常日頃

ひょっとして
自分でさえも

はっきりとは気づいていない
ことばになりきらなかったかもしれない思いを

おどおどした
若者の
プレゼンター
安達君の口からきいて

愕然

毒気を抜かれて
素直に
プレゼンを最後まで聞いてくれて

会議にもかけてくれるのでした




ほんとうは
よろこばしいこと


どんな
能力を使おうと

それだって
安達君の
能力ですよね



だけど

安達君は

自分の本当の能力ではない
いつかは
失ってしまうチート能力

自分を心底好きでいてくれて
大切にしてくれる黒沢君のこころだって

チート魔法で伝わってくるから

ほんらい
おどおど
疑心暗鬼で

人が自分に好意を寄せているなんて
気づきもしなかった自分でも
勇気を出して

親しくなってこれた


いわゆる
高嶺の花のような

しかし

ほんとうに
こころやさしい
黒沢くんをだましているような気持ちになって

これも
苦しみます


このあたりの
こころの機微が
みごたえありました



長くなりました

いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)


ではまた!




まきのしょうこ




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