アニメ感想『ボールルームへようこそ』エピソード23・24完結 原作 竹内友

おはようございます!

いよいよ完結!
競技会の結果やいかに!?
わくわくどきどき素敵にフィニッシュでした<(_ _)>(*^-^*)


個人の感想や連想などのメモです
ネタバレはあまり詳しくありませんがあるかもしれませんので
未視聴の方はバック推奨です

むしろ連想や脱線のほうがおおいかもしれません

この考え方が絶対だと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります



公式記録に残るタイプの競技会に参戦
現実はそこまでとんとん拍子に行くかは
はてな?

ですが

そこはフィクションですし
やればできる
というストーリーを

短期間に圧縮して
視聴者にたのしんでもらう

というかんじでしょうね


実際
やればできる!

という
ストーリーは
ポジティブシンキングに
よさそうですし

個人的には
大好きです<(_ _)>(*^-^*)


ライバルの正統派競技ダンスのベテランペアの
とんとん拍子とはいかないダンス人生
おふたりとも
無口な感じだけど

しずかにていねいに
きちっとしたフォームを追求している感じが
ほんとうは究極のスタイルでしょうね


新人として
どんどん勝ち上がってくる
主人公ペアのストーリーも素敵ですし

実は
一番ほっとしているのは

別の若い強い先輩ペア2組が
指導者の方針で合宿に参加してくれて

急激な上達で
ペアを組んで踊るときの感覚が
不思議すぎて戸惑っている主人公に
素直に親切にアドバイスしてくれるところです

このわかい
3組のペアたちの
仲の良さが

むかしのスポコンものよりも
安心してみていられる感じで
好感度アップです<(_ _)>(*^-^*)

この
人間関係の良さ

前向きな切磋琢磨
ライバル関係は

よい
ロールモデルだな

とも
感じました<(_ _)>(*^-^*)


しぶいベテラン組も
再起をかけた参戦
このひとたちも
同じ指導者のもと
練習しているので

物語に深みが出ています


さいごに
主人公の家庭の事情

実は両親が離婚してるということ
それは
物語の最初のほうで
さらっと
主人公が口にするだけで
スルーされていました

お父さんとおばあさんの3人で
リッチではないけど
ほのぼの
いいかんじで暮らしていて
お父さんは主人公に
勉強だけを押し付けるでもなく

何かの趣味に熱中していることに
気づいてよろこんでいるけど
はっきりとは把握していないし

物語の最後の公式試合にさえ
息子は家族を全く呼んでいないのです

(実は競技ダンスに熱中していることを
どうやら
さいごのさいごまで
告白していないらしい?)

また
お父さんの性格は悪くなさそうなのに

お母さんとは離婚している?

(お母さんの気配は
最後のほうまで
全くというぐらい出てきません)

大人の人間関係は
わかりませんね

物語のメインではなさそうだから

ほぼほぼ
何の描写もなかったし

お父さんとおばあちゃんとのかんけいも
普通そうだったから

(この辺は
脱線ですが
テレビドラマの『下町ロケット』の
離婚した元夫婦の
みょうな関係性も連想します

下町ロケットでも
両親は離婚していて
お父さんとおばあちゃんと娘が暮らしていて

お母さんは
ロケット開発系の
大企業に
たぶん技術者としてお勤めし続けている

お父さんは佃製作所という
ロケットなどの大事な技術を請け負っている
下町の会社の社長で
その大企業と取引があるが
いろいろ紆余曲折ある
というストーリーだったかと

その
お母さんと
お父さんの関係って
そんなにわるくないような
印象を受けたのですが

一応
離婚している

という設定になっているのね

余談でした)



はなしを『ボールルームにようこそ』にもどしますと

両親の離婚の話は
さらっと出てきて

お父さんとおばあちゃんと主人公の家庭はほのぼので関係性は悪くなくて
お父さんもおおらかで
主人公が
競技ダンスを始めたことや
競技会のことを
まったく親に話せていないのは

主人公の冒頭のキャラクター
引っ込み思案
はずかしがりや


側面の影響だと
納得していましたし

じっさい
その解釈でもよさそうです


しかし

さいごのさいごに


幼い日の
主人公が
無邪気な
表情で

トランクをもって
静かに家を出ていく
女性を見送るシーンが
でてくるのです

見送りを期待するでもなく

お母さんがいつの間にか出ていこうとするのを

偶然目撃して
なにもいえなかった

という感じの

ほんの
数秒のシーン


こどもごころに
よく理解できなかった
シーンなのかもしれません


なぜ
でていってしまったのだろう

ぼくは必要なかったのかな

ぼくがいても
楽しくなかったのかな
しあわせじゃなかったのかな

どうして
ぼくを置いていったのかな


ことばにならない疑問が
意識の底にうずまいて

引っ込み思案というか

最初のほうの
無気力な感じの
なににも興味がない感じの
少年になっていたのかもしれません?


大人の事情はよくわかりませんし
この作品の中では
ほぼ
説明されていません

こじれた人間関係を
整理することも
大事な方法の一つなので
一概に
親の離婚が
いいとかわるいとか

きめつけられませんし?


お父さんにも
お母さんにも

おおきな落ち度がなくて

いわゆる
不倫とか

そういうのがなくても
こじれるときには
こじれるのかもしれませんから


ただ
こどもが
理解できる年齢になる前に見た
おかあさんの去っていく姿


これを
わざわざ
数秒
描写しているので


この少年にとっては
乗り越えなければならない
大きなテーマだった

ということを
示唆しているのかな?

と感じました



ダンスにおける
パートナーさがしは
結婚みたいなもんだ!

という
台詞が
主人公ではないけど
だれかの口から
飛び出したこともあったと思います

実際
「お見合い」
という言葉で

自分に合った
ダンスのパートナーを
競技ダンスの世界では
探すようですしね


そして
気の強い女子をパートナーにして
勝ち上がっていく競技会に

主人公のパートナーの女子は
けっこう仲の良い大家族の
父母弟妹たちを
全員応援に呼んでいます

お父さんなんて
「ウェディングドレスも着せてやってくれ!」
なんて

無邪気に
こえかけしています

ほんとに
あっけらかんと


また
終始やや暗めの
まじめすぎるイメージの
ライバル
ベテラン組も

けっこう丁寧に
その心が描写されていて

最後のほう

終始表情暗めだった
男性は

どうやら双子っぽい
幼稚園ぐらいの
男の子ふたりに
足や腕?にとりつかれて
てんやわんやの

しあわせシーンをみせていましたから

たぶん
この二人は結婚して
自分たちで
ダンス教室を開いているような着地ですね<(_ _)>(*^-^*)

なにげに
柱に
白いドレスのパートナーを伴った
黒い燕尾服の男性の写真が
飾られていましたし?


みんな
紆余曲折乗り越えて


いいかんじの

大団円


競技だけでなく



そんな感じを
あじわえて

大変見ごたえありました


ほかにも

いいかんじの見ごたえ
いっぱい

たのしさもありましたし!

堪能しました<(_ _)>(*^-^*)



いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)



ではまた!


まきのしょうこ





この記事が参加している募集

アニメ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?