見出し画像

【2泊3日縦走】宮之浦岳⛰縦走計画~非日常な旅~

日本百名山の踏破を目指して一つの課題が。。。。

そう、鹿児島県の屋久島にある宮之浦岳である!

僕はサラリーマンで名古屋在住の為、アルプスや離島・北海道なんかは連休でしか行けない。。。
北海道の山なんか残雪がすごいため基本的に夏だ。。。。
GWだとまだ北の方や2000mを超える山は雪が残っており毎年悩ましい状態になる。。。逆に言うとお盆なんかは行きたい山が多すぎて困るくらいである。。。休みが足りない・・・( 一一)

2023年始まって今年のGWはどうするか・・・いや、2022年の時点でずっと考えている事であったが。。。
まだ山を初めて間もない僕は気合いで2022年のGWに九州本島の日本百名山周りを終えてしまい、九州で残るは宮之浦岳のみであった、
2023年になり、年明け早々に宮之浦岳へのアタックを心目指す事とした!!2023年の目標の一つ!ということで!

ただ・・・GWの航空券を調べてみると、まだ1月というのにすこぶる高いのである・・・・毎年ビンボー旅行をしている僕にとって凄く悩ましい金額であった。。。
セントレアから鹿児島で2万強、鹿児島から屋久島までも2万位。往復で8万円を超えるのである・・・中々簡単には手が出せない金額だ( ;∀;)
ただ・・・そんな時に会社の同僚から連絡を貰う
「リフレッシュ休暇いつ取るよ!?」

あ・・・・・・・忘れてた・・・・・・


そう!僕の会社は10年目に特別休暇が5日貰えるのである!!!
思い立った僕は4月29日から5月10日までをすべて休みにして宮之浦岳アタックへの予定を立て始めた。。。だが。。。。やはり少し日程をずらしてもGW中の移動は高い!!高い高い!!
予定変更!4月26日へ前倒して計画を立て直す。。あいにく仕事は暇である。。
すると・・・・4月26日の航空券は
セントレア~鹿児島:7840円 鹿児島~屋久島:11990円
帰りは少し高く5月4日 鹿児島~セントレア:17340円 であった。
宿もGWを外しているため安いのである!
下記noteの記事で僕的な格安航空券の取得方法を紹介してます(^^)/


よし!!!!とすぐに航空券を取り仕事のチームへは「4月26日~居ないよ!」と注意喚起を促す(^^)/
そこからはいつも通り予定を組み始め・・・上記の記事のように・・・という形。
それでは以下山レポを記載していきます。

一日目

バス停<安房 9:28発>で<紀元杉 10:27着> そのまま山行をスタート。
みなさん登られてる山だけあってとても歩きやすいです。
山道もちゃんと整備されててまず迷うこと無し!

淀川登山口
整備された木道

淀川登山口から花之江河まで通常の樹林帯ですが、樹(杉)がとにかくデカいですね。
花之江河まで行くと湿地帯なので一気に開けます!
水もキレイで展望もありますのでオススメです。

花之江河

現在高盤岳は自己責任でいくような山になってるようです!
途中狭い登山道もあるため注意です!!
調べて無く山頂着いて気づいたんですがトーフ岩=高盤岳の様でした。

トーフ岩(高盤岳)
トーフ岩の岩を支える!図(^^)/

石塚小屋までは山道に水通りがかなり多く靴とかべちょべちょになります。。。 石塚小屋は他の小屋に比べると規模も小さく比較的空いてることが多いと思います!(体感)

水が多く木板もすごく滑ります。。
石塚小屋(外観)
石塚小屋(内観)



二日目

5:10発~花之江河に向かうも、、、、 開始早々正面左半身が泥にまみれるほど激しく転ぶ!💦
顔もドロドロになり目の中にも泥が、、、(笑) そう言う時にかぎってGoPro回してないという事態に(笑)
水溜で洗い流し気を取り直して??出発!花之江河まで取り敢えず戻るも昨日とは違ってガスガスで全然見えず、、 途中黒味岳にアタックするもガスでなにも見えず(泣

向かう途中、ロープ場多数あり
前日とは打って変わっての天気です。。。

晴れることを祈り宮之浦岳に向かう! 途中から樹林帯を抜けてずっと見晴らしの良い道が続くようになってきます(^^)/

樹林帯から抜け始める
段々とガスが取れ始める

それに合わせるかのようにどんどん天気も回復していき、、、宮之浦岳つく頃には見張らしは、、、雲海状態まで回復しました!

宮之浦岳山頂と広がる雲海
山頂から見える永田岳への縦走路

奥の永田岳のピークを踏む頃には雲も晴れてきて最高の見晴らしでした!
永田岳から宮之浦港が見通せるので白谷雲水峡のルートとかも「あそこか~」とか考えたり( ゚Д゚)出来ます(笑)

永田岳山頂
右奥に宮之浦港も見渡せます!

永田岳以降はもう新・高塚小屋に向かってひたすら下っていきます!
僕は新高塚小屋に宿泊(テン場) 。高塚小屋と新高塚小屋ですが、個人的には新高塚小屋のほうがオススメです。。。
小屋自体二倍くらい広く特にテントを張るなら絶対にこっちですね!建物が新しいのは通常の高塚小屋ですが、トイレの数も考えて新高塚小屋のほうがオススメだと思います!水場も近くにあるのは新高塚小屋になります!

新高塚小屋
内部は結構広い
携帯トイレブース2つ
通常トイレ2つ(トイレットペーパー持参)
水場
テン場も結構広いです
テントの目の前に屋久サルが💦
多分食べ物貰えると思って寄ってきてるのかな。。


三日目

5:10スタート 5:30に激しく転んで、、、ともなく雨に降られてない幸せな気持ちで霧の中をトレック(^^)/元々明け方から雨予報だったのですが、4時頃空を除くと星が出てるほど晴れており、とてもうれしい誤算(^^)/
ただ、日が出るころにはガスが出てきてしまったが雨は降らず(^^)/

ガスが出てきて・・・

高塚小屋に着き中をそろーり覗き込むと一人だけ寝てる方がおりました。
そろーり閉じて縄文杉へ→200メートルしか離れてないのですぐに到着。
距離あるから少し分かりにくいですがやはりデカイですね!!!

高塚小屋
縄文杉

縄文杉以降はすべて観光地なのでずっと木板道で整備されてるため歩きやすいです!。
大王杉だけルートが古くなったため変わってて表記が無かった気がするので注意です。

大王杉

途中木板道以外にも滑りやすい岩道も多少あるので注意!
ウィルソン株は時間によって撮影待ちになるかと思います💦

ウィルソン株
ウィルソン株内部の祠

トロッコ道は結構長く、荒川登山口から来た方は8キロ程度あります。

長いトロッコ道
エイリアンみたいな木を右手に進んでいく!

途中で僕は楠川分で白谷雲水峡方面に行きましたが、いく場合は分岐から登りが200mくらいあるので注意が必要です!体力的な事も含め💦
僕みたいに縦走する方は事前に知っといた方がいいかと思われます💦

屋久鹿にも遭遇

白谷雲水峡自体観光地なので、辻峠越えた辺りから一気に人が増えます。
ガイドさんと一緒に歩く団体さんがかなり多いです!インバウンドの関係で外人さんも多いですね‼️

苔の森(白谷雲水峡)

白谷雲水峡の入り口まで戻ればあとはバスかタクシーで帰れます!
タクシーで港まで3500円くらい、バスで600円弱です。

白谷雲水峡入口は水量がすごいです💦

以上!2泊3日の宮之浦岳縦走でした。
ここまで拝見頂いた方ありがとうございます!。。
もし少しでもお役に立てたり、行ってみたいと思えるようなnoteになっていたら幸いです。

以下YAMAPでも別途詳しく記載してますのでご覧いただければ幸いです。

終わりに。。。
宮之浦岳を2泊3日で縦走した後もしばらく屋久島に滞在しておりました。

屋久島の海は本当に綺麗です(^^)/(^^)/
キャンプでゆったり。。。
釣りでバラクーダをキャッチ!約60センチ位でしでした。
歯が鋭く新品のルアーがズタボロに。。。
野生のウミガメと遭遇!


今回、縦走旅から釣り・レンタルバイクの操縦までで1つ活躍した装備がありましたのでそれだけ最後に紹介いたします。。。
ハンズオングリップのトラッカーというグローブです。
まず、3シーズン用のグローブなので、冬場は全く向いてないと思います。
ただ、暑すぎず・薄すぎずバイクに乗ってる間、春夏秋の3シーズンで手が冷えるのをしっかり防いでくれます。また、肌触りがとてもよく気温が暖かい日中帯に付けてても全然気にならないようなグローブです。
手の形がぴったり合うように設計されている様で、自分に近いサイズを付ければ伸縮性もありぴったりフィットします。
登山の岩場や釣りの釣り針からもしっかり手を守ってくれるグローブで、僕的今回のMVP装備がこちらでした!
少し高いのですが、性能は確かなのでもしよろしければ覗いてみてください!


今後も沢山旅の様子や気になった装備などをnoteで記載していきたいと思っております。!

ご拝読ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?