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ホルモン療法のホットフラッシュ対策

先日、病院で主治医に聞いてみた。

「ホルモン療法の副作用のこのホットフラッシュ、もしかしてずっと続くんですか?」と。

1日に何度もブワッと暑くなって、かと思ったら急におさまるし、上着を脱いだり着たりと忙しい。

以前ネットで調べたところ、ホットフラッシュは数ヶ月で落ち着くという記述を見かけたので甘く見ていた。
しかし他の方々の体験談を読んでいくに連れ、ずっと続くような気が薄々してきたのだ。

主治医の答えはやはりYESだった。

「10年飲むとしたら、10年ずっと?」
「はい、そうです」

チーン。

ということで購入したのがこちらのハンディファン。
これがもう大当たりも大当たりで、みんなに広めたい!

まずサイズがちょうどいい!
大き過ぎず、小さ過ぎず、全長15センチほどで重さも100g以下。
ポケットにも入るので、急にブワッと暑くなった時にすぐに取り出せて便利。
とにかくホットフラッシュは突然ブワッと来るのだ。

そして首の部分が折れるので風向きも調整できるし、テーブルに置いて使うこともできる。

風量が4段階なのも高ポイント。
長い時間使いたい時は弱く当てて、急にブワッと暑くなった時は一番強くして顔や後頭部、首に当てる。
フル充電の場合、微風だと10時間、最強で使っても2時間もつ。

色はホワイト、ピンク、グレーの3展開で、私はグレーを購入した。
ホットフラッシュに悩む人だけでなく、普通に暑さ対策としてハンディファンの購入を考えている人は、ぜひこの無印の商品を検討してみてほしい。

これからもっと暑くなったら、冷凍して使うネッククーラーも試してみようかなと思っている。

だけど最大のホットフラッシュ対策は、ウィッグを被らないことである。
最近は完全に開き直って、堂々と坊主頭で外出している。

最後の抗がん剤から40日ほど経過した時にフワーッと髪の毛が生えてきて、そこから20日ほど経った今は立派な坊主頭である。
ツルッツルのハゲ頭だといかにも副作用ですって感じがするけど、坊主だとオシャレに見えるからいい。

「うわ、この女の人坊主だ!」って思われてるかもしれないけど、別にどうでもいい。
ウィッグを被ってると、もう頭が暑くて暑くてたまらんのだ。
ウィッグの中がホックホクに蒸れまくって、汗がダラダラ流れてくる。
それに引き替え、坊主頭は風が吹いた時にそよそよと当たってめっちゃ気持ちいいのである。

ちなみに今日、母が入院することになったので病院に連れていったのだが、「もう堂々と坊主頭だよ〜」と言いながら母と話していたら、待合室で隣に座っていた高齢の女性から「頭の形もいいし素敵」って話しかけられた。
「薬の副作用で先月までツルツルだったけど、ようやくここまで伸びたんですよ〜」と話したら「私の友人もそうだったけど、今はすごく綺麗な髪が生えてるからあなたも大丈夫よ」と言われた。

そのまましばらく会話が弾んだのだが、坊主をネタに知らない人と楽しく会話ができるなんて、坊主冥利に尽きる。

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