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ベルばらに魅せられて!【《ベルばら》《紅霞後宮物語~小玉伝~》にみる歴史漫画の魅力】

こんにちは~大阪ではあまり雪を見ることがないので、小さい頃は雪が降ると単純に喜んでいました。見る雪は幻想的で美しいのに、時に人々を苦しめる要因になってしまいます。まだ日本は四季があって恵まれているのですが、過ごしやすい季節はあっという間に過ぎ去っていきますね!

前にも歴史漫画のお話をさせて頂きましたが、歴史漫画は歴史を学ぶ教材にもなるように思えます。確か漫画で学ぶ歴史の本がありましたね。昨今、アンティークものやビンテージものが人気を集め、レトロブームと云われていますが、歴史ブームでもあります。

歴史漫画でもいろいろなジャンルがあって、歴史を忠実に描いているものやファンタジー要素が詰まっているものなどさまざまです。私が愛する「ベルばら」は歴史漫画の代表作となっていて、源氏物語を漫画化した「あさきゆめみし」も女性に好まれています。

先日「紅霞後宮物語(こうかこうきゅうものがたり)~小玉伝~」をご紹介しましたが、読み返しているうちに、「ベルばら」に次ぐ傑作だと思っています。たぶん女性だけでなく男性が読んでも面白い作品ではないでしょうか!

今日は詳しく紹介させていただきます!
「紅霞後宮物語~小玉伝~」
栗美あい/漫画 雪村花菜/原作

大宸帝国不世出の軍人、関小玉は、突然皇帝に即位したかつての片腕・文林に請われ後宮入り、そして皇后になってしまった。突然皇帝に、そして夫婦になった文林との関係に戸惑いつつ、嫉妬や欲望の渦巻く後宮で小玉は持ち前の前向きさと大雑把さを武器に皇后の務めを果たす。
 軍人皇后の型破りシンデレラストーリー、開幕!!!

主要人物

関小玉(かん しょうぎょく)

大宸帝国の皇后。後世では「武威皇后」と呼ばれる。幼少期は帝国の田舎で農業に勤しむ日々を送っていたが、15歳で徴兵に応じたのをきっかけに軍の世界に身を投じる。以後類い稀な才覚を発揮し、庶民階級出身かつ女性としては異例の将軍にまで出世する。20歳で文林と出会い、以後10年間上官と副官として共に過ごしてきたが、自身の左遷と文林の即位によって一時離れ離れになる。

文林即位から3年後、直々に請われ充媛として後宮入りし、間もなく誕生した鴻の養母として賢妃に昇格。さらに司馬淑妃からの嫌がらせを避けるためも一つの理由として皇后に立后する。

周文林(しゅう ぶんりん)

大宸帝国第51代皇帝。皇族としては傍系だが、先帝からの指名によって4年前に即位。司馬淑妃との間に長男の鳳、高貴妃との間に次男の鵬、故安徳妃との間に三男の鴻を儲ける。

武科挙を受けて武官になり、17歳で小玉と出会う。以後10年間副官として支えてきたが、小玉の才能を生かすどころか潰そうとする上層部に不満を抱え、彼女の才能をより輝かせるため、甥の千寿帝が即位した際、その息子の棣に取り入る。それがきっかけで棣の崩御後皇帝として即位。ただし傍系の出身であるため今なお皇位簒奪の不安を抱えている。

即位後何とか小玉をさらに出世させようと手を尽くしたが叶わず、「妃嬪が軍を率いた例があり、高位の妃嬪ならば禁軍も指揮できる」ため、小玉に後宮入りを懇願する。また彼女が年若い者に跪く姿を見たくない、どうせなら最高位につけたいという理由で立后する。

<引用:ウィキペディア>

戦う小玉がかっこいい!


もどかしい二人の恋模様!

二人のコミカルな会話の中に愛が一杯詰まっていて、文林が小玉をいかに愛しているかが伝わってきます。私としては、愛してない女性に政治のために子どもを産ませるのは気に入りませんが、日本の大奥みたいなものですね!

最後二人で命がけで戦い、愛を確かめ合うのに読者は安堵します。意地を入りあっていて素直になれない二人の様子が上手く描かれています。機会がありましたら是非読んでみて下さいね!


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