見出し画像

ななもりくんの一年ぶりのオリジナル曲「N.A.」の考察

・はじめに

もちもちです!
この記事では「N.A.」の考察を歌詞に沿って書いていきます。
主観中心の考察なので間違っていても優しくお見守りくださいm(_ _)m

「N.A.」



・この曲のテーマ

僕はこの曲のテーマは「活動者ななもりの語られざる不安」だと思っています。
公式放送ではMCをこなし、テレビ番組で取り上げられるときには限られた時間で「すとぷり」の魅力を最大限に伝える。そしてすとぷりのためには会社までも作ってしまう最強な活動者「ななもり。」
そんな彼の誰にも言わないような不安をこの曲では歌っていると思います。
それでは歌詞を見ていきましょう!

Butterfly Dream Inside-out
どっちが夢か分かんないな
寝ても醒めても
現実感がないや

Butterfly Dream→胡蝶の夢
Inside-out→裏表に
胡蝶の夢は現実か夢かの区別がつかない様を表す言葉です。
何について区別がつかないのか。
答えはこの先の歌詞に書かれています。

配信なう
雑談なう
レコーディングなう
そんでライブなう
ときにふっと戻る『素』に時間
Guessing who
俺は今どっちだ?

配信に雑談にレコーディングにライブ。
正に夢のようなワクワクでいっぱいの日々。
そんな中心にいる彼でもふと素に戻ることがあるのは結構意外ですよね。
タイムマシーンも然りなーくんの「普段の語らないことを曲にして伝えるスタイル」
とてもクールで良いですよね。
そしてその後にある「俺は今どっちだ」という歌詞です。
歌い始めやサビなどこの曲ではなーくんが二人描かれてる描写があったりなど彼の二面性を示唆するシーンが多く見受けられます。
ではその二面性はどのような形なのか
先の歌詞をみていきましょう。

Guassing who→だーれだ!


仲間で朝までバカ笑い
それが上辺だけか、なんて疑わない
でもひとりになる帰宅
暗い部屋で
目が夢が醒めそうになる

仲間で朝までバカ笑い…と再び楽しい日々を歌いつつその先には自身の複雑な思いを歌っています。
楽しく友達と遊んだ帰りにふと素に戻って夢から醒めるような感覚に陥る事
彼に限らず僕らにもあることだと思います。
それを二面性とまで呼べるかは微妙ですが
その後に「目が夢が醒めそうになる」とあるように彼はある日突然、夢が醒めるように楽しい日々が、すとぷりが霧のように消えてしまうのではないかと恐れているようですね。

Butterfly Dream Inside-out
どっちが夢か分かんないな
寝ても醒めても
現実感がないや

サビの前半では歌い出しと同じ歌詞が歌われます。
先程彼の日常を「正に夢のようなワクワクでいっぱいの日々。」と称しましたがそう考えるとこの歌詞が更に面白く見えます。
多くの人が仕方なく過ごしている「現実」は彼にとっては夢のようで…
多くの人が楽しむ「」の中で逆に彼はいずれ訪れるかもしれない現実に震える。

まさに夢と現実が裏表になっているようで現実感がありません。

舞姫テレプシコーラ手を取って
踊り続けてくれ
夢だと知らんまま
醒める時まで

テレプシコーラは「合唱」「舞踊」を司るギリシャ神話の女神でおそらくここではりすなーの事を指しています。
この曲において「醒める」という言葉は現実に戻るような意味で使われているため、「僕らと居る時くらいは現実の辛いこととかも忘れて楽しんでほしい」というメッセージでは無いでしょうか。

余談となりますが舞姫と書いてテレプシコーラと読むことは(僕が調べた限り)無さそうでしたが『舞姫 テレプシコーラ』というバレエ漫画は見つかりました。
彼のななもりという名前も漫画家のなもり先生からきていそうなので彼が幼少から漫画好きだったということがよくわかりますね。

インターネット上の「部活動」
陰キャ陽キャどもフルキャスト
皆々様ありがと
何度もリスタートする故郷ふるさと
つまりホームみたいに暖かいな
だけど降りないこの闘いは

二番の始めではラップに乗せて歌詞や言い回し、「ホーム」という言葉を使った言葉遊びなどりすなーを盛り上げるような展開を作っています。
りすたーとという言葉にアガった方も少なくは無いでしょう。

やった甲斐あったかって?喰らい合って
また快感に浸って堕ちる

再び不安げなーくんのイラストと共に「快感に浸って堕ちる」という夢から醒めることを示唆するような展開となります。
どうやら彼の不安はどれだけりすなーを湧かし盛り上げても止む事は無いそうです。

ああ
いっそ「無理だ」って
ああ
言いそうになって
君のつれない素振りや
その仕草に潜む違和感

ここではそんな不安に押しつぶされそうになる彼が描かれています。
素振りや仕草の違和感はりすなーが推し変や脱オタによって「すとぷり」というコンテンツから離れていく様を描いている言葉ですね。

幾千の昼と夜
Princess 君と踊る
どうか同じ夢を

再びりすなーとの長い長い思い出を振り返りながら「離れていかないでほしい」という女々しくありながら強い気持ちを伝えてくれています。

Butterfly Dream Inside-out
どっちが夢か分かんないな
寝ても醒めても
現実感がないや

ラスサビも同じ歌詞を訴えかけるように歌っています。
ですが同じ歌詞でも歌いだし、一番サビ、ラスサビと歌い方が強くなっており、始めは漠然とした不安だったものが膨れ上がって苦しくなっていることが伝わってきます。

舞姫テレプシコーラ手を取って
踊り続けてくれ
夢だと知らんまま
醒めなければいいのに

最後の歌詞ではりすなーが見ているすとぷりという「夢」に対して醒めなければいいのに…と歌っています。
醒める時まで…という歌詞がこの様に変化したことはより常にすとぷりを感じてほしいということになります。
STPR APPARELが販売している「普段使いできるグッズ」などからも常にすとぷりを感じてほしいという思いが読み取れますね。


・まとめ

普段なーくんが語らないような不安が大きく描かれていましたね。
この不安を知ったりすなーはどうすべきか
感じ方は人それぞれですが僕はもっとTwitterやYouTubeでを伝えていきたいなぁと強く思いました。

・あとがき

いかがだったでしょうか!
拙い文に雑な考察でしたが少しでもこの曲の事を好きになっていてくれたら嬉しいです!

ちょっと話逸れますけどMVに写ってるゲーム機の画面を拡大するとある六色の実がなってるんですよ

バカエモいですよね


おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?