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♯31本業キャリアとFP複業〜共通するインプット不足と捉え方の違い〜

こんにちは、甘夏です。
過去の記事でも長年わたしはキャリアにモヤモヤ悩んでいて、さまざまな自己分析を行い、その後産休・育休をきっかけにたまたまFPという資格に出会った、ということを書いています。

このような経緯で現在のわたしは、フルタイムの会社員として働きながら、将来ファイナンシャルプランナーとして活動をするために絶賛試行錯誤中・模索中という状況です。

この記事では本業キャリアとそのFP複業への道のりで、自分の中で気づいた共通点と違いについて綴っています。

会社員ワーママとしての働き方・現在地点

前提として、わたしは昨年5月に育休明けで仕事復帰をした会社員ワーママです。本業のキャリアとしては、新卒から同じ会社に勤めて10数年。部署異動は過去2回ありましたが、いわゆる中堅どころの営業職です。

そして、会社のことは好きで、今一緒に働いている同僚やチームのことも好きで、育児をしながら無理なく働けているのは、会社やチームのおかげだと思っています。

復帰1年目の去年は、自分の中では『まずは復帰をして家庭と仕事のバランスを取りながら両立する』ということを目標に働き方を模索して、復帰後10か月目になる今、そこには現時点では満足ができています。
(これについては本当に職場•家族に感謝をしています。)

ただし、じゃあ会社からの期待に応えられているか?というと、実はそうではないことが徐々に分かってきました。

本業でのインプット不足

上司との1o1MTGや評価面談を通して分かったこととして、今わたしに不足しているものは『業界に関する知識』とそのための『インプット』。そして求められているのはそのインプットや知識を増やして、視野を広げること。

今所属しているチームでは会社の中でも新しい業界に携わっており、その業界に関する知識やスキル、経験を社内で1番持っているのは今一緒に働いているパートナーの同僚です。

わたしは5年以上前からキャリアに悩みを抱えていて、冒頭にリンクを貼った記事にも書いた通り、さまざまな自己分析の結果、漠然とはしていますが「困っている人に寄り添う仕事をしたい」「相手の役に立っている実感の持てる仕事をしたい」と思うようになりました。例えばアドバイザーやコンサルタントなど。ただ、自分のキャリアや経験、スキルを生かしてその道に進むイメージが湧きませんでした。

そんななか、復帰後チームに加わると、会社の中で一番この業界に関する知識や経験が豊富な同僚が、手が回らず実行できていないことや、どうしたら実行に移せるか困っていることがたくさんありました。わたしは自分の強みを生かして、やりがいを感じながら、楽しみながら、同僚と役割分担をしながら仕事をすることができていました。(と思っていました。)
営業職ではありながら、予算達成を追いかけるだけではなく、困っている人(=同僚やチーム)の役に立っている、やりがいのある仕事ができていると、ある種の満足感を感じていました。

ここに自分の仕事への捉え方と満足度と、会社(=上司)からの期待にギャップがあることに気がつきました。

FP複業でのインプット不足

一方で、絶賛試行錯誤中•模索中のFP複業への道のりについてはどうかというと、今のわたしは昨年FP1級を取得はしたものの、業界での勤務経験がなく、圧倒的に知識•スキル•経験の全てにおいて不足しているという自覚があります。

この部分については、資格取得だけの学習だけでは足りず、プロのFPの方のお話を聴いたり、日々金融•経済ニュースに触れたり、FP向けの研修や講座に参加したり、経験を積むために色んな方のご相談に乗らせて頂いたり、やるべきことややりたいことがたくさんあります。

ここには自分が認識している不足分と、事実として存在する不足分にそれほどギャップはないのでは?と思っています。

インプット不足に対するそれぞれの捉え方とその理由

■本業キャリア
前述した部分と重複もしますが、本業キャリアでのインプット不足については昨年職場復帰して10ヶ月目にして理解した部分になります。
正直なところ、それまでは自分の強みを活かしてチームに貢献できている、今の仕事にやりがいを感じられている、という満足感を感じていました。

ただ、最近ようやく認めざるを得ないと思ったのが、満足感を得て、無自覚ではあるもののこれ以上の成長を求めていないわたしの姿勢が会社(=上司)伝わり、会社からすると今のままでは満足な評価を得るには不十分だということです。

なぜこのギャップが生まれるのか、を深堀りして考えていくと、本業でのわたしの目的意識が
•営業として今年の予算を達成すること
•同僚やチームの役に立つこと
にしか向いていない
からだと思います。
その先にどうなりたい、という意識がほとんどないということに気がつきました。

■FP複業への道のり
一方で、FP複業については業界未経験である自分に不足しているもの(知識•スキル•経験)を認識し、それを得るためにやりたいことがたくさんあります。

なぜ本業と違って、FP複業に対してこう思えているのかを深堀りして考えていくと、【将来FPとして活動し、自分と同じようにお金に苦手意識があったり、不安を抱えて困っている人の役に立ちたい】という将来のありたい姿やビジョンを持てているから、なのではないかと思います。

そのために足りないものや、ありたい姿との差分を認識しているからこそ、自発的に主体的に取り組む意欲が湧いてくるのだと思います。

じゃあこれからどうする?

ここまで書いた通り、明らかにわたしの脳内シェアやマインドシェアはFP複業の割合が大きくなっています。ただ、現実問題としてわたしは生活をしていく上で収入面にもかなり重きを置いており、当面はフルタイムの会社員を続けていくつもりです。

ゆくゆくは働き方をシフトして、FP複業も収入の支えにしていきたいと思っていますが、少なくとも今から1-2年はFP複業を育てる道のりとして種まきをしていく段階だと思っています。

では今わたしはどうするべきなのか?
これからどうしていくべきなのか?
FP複業への道のりもこのまま続けますが、本業も自分に足りていない部分と向き合って、この業界に必要な知識をインプットすることが必要だと思い始めました。
なぜなら、わたしは現在の会社•職種である限り年収に対しての賞与割合が非常に高く、収入を落とさないためには会社からの評価が必要だからです。

それを考えると、FP複業で収入を補えるようになるまでは、本業でも会社の期待に応える必要があるのだと思います。

ただ、今後はかつてのようにプライベートの時間を削ってまで本業に関するインプットを増やすのではなく、業務の効率化や他の人に業務を分担できないかを見直し、就業時間内で余白を生み、その中でインプットをする工夫をしようと思います。

今は3月ですが、今年はまだあと10ヶ月もあります。次の上司との1on1MTGでは同じことを言われないように(すでに2度言われています)、この1ヶ月で本業を再度見つめ直したいと思います。

1月からこのギャップ(本業に対する自分の捉え方•満足度と会社からの期待)には気がついていたのですが、これまでちゃんと向き合えていませんでした。モヤモヤを抱えたまま過ごしてしまっていたため、今回の記事も長々と綴ってしまいました💦

最後までお付き合い頂きありがとうございました🌸


~2023年11月からstand.fmで音声配信を始めています~
お金まわりの話・営業職ワーママとしてのキャリアの話・ここ最近取り組んでいるお片付けの話など、をお話しており、
気がつけばこのnoteの記事よりも配信数が多くなりました!
配信頻度が低いせいもありますが・・・)
ご興味あるトピックなどあれば、こちらも聴いて頂けると嬉しいです♪

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