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京都市文化観光資源保護財団 noteをはじめました

はじめまして、京都市文化観光資源保護財団と申します。
私たちは、京都市の文化財を守り伝える活動をおこなっている団体です。
 
いきなりですが、、京都の文化財というとなにが思い浮かぶでしょうか?

むかし訪れた有名なお寺や神社、多くの人でにぎわうお祭り…
皆さんそれぞれ頭に浮かぶものがあったかもしれません。
 
他にも小さなお寺で行われる地域の伝統行事や、長い間受け継がれてきた技術など、今まで知らなかったけどおもしろい、行ってみたいと思うような文化財が、実はたくさんあります。京都の新たな一面や魅力をお伝えしたい、そんな想いから今回noteをはじめるに至りました。
 
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少しだけ私たちの財団についてお話しさせてください。
保護財団が設立されたのは、55年ほど前。高度経済成長期の時代、京都でも開発や社会変化により日々文化財が失われていました。そんな文化財を後世に引き継ぎたいという想いから、多くの方々のご寄付をもとに設立されたのが、財団のはじまりです。以降、文化財の修理や伝統行事の執行・道具の修理等に助成を行うことで、所有者や保存会の活動をお支えし、その魅力を発信しています。
 
文化財というと少し堅く感じますが、お寺や神社、仏像、絵、古墳、お祭…これらは全て文化財です。他にも地域の民俗芸能や景観などもそうで、長く大切にされてきた財産のことです。
 
保護財団では、助成をおこなうにあたり実際に文化財の調査をおこなったり、行事の見学や、保存会の方からのお声をうかがうことがあります。
こういった機会を活かして、まるで京都の町に住んでいるかのような、祭の本番や準備の場に参加したような、身近な文章でお伝えしていければと思っています。
 
このnoteが皆さんにとって新たな京都の発見や、現在に受け継がれる文化を知るひとつの機会になれば嬉しいです。
 
これからどうぞよろしくお願いします。


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