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「履歴書が売買される国」では人材紹介系のポイントカードは絶対使ってはいけない

この話、どこかでしたいと思ってたんですが、今します。
寒いですね。今外出していてカフェにいます。

さっきATMでお金を引き出したら、ポイントギフトが発行できるってメッセージが出てきて、見てみたら人材紹介系のポイントでした。
うゎって思って、今この記事を書いています。

みなさんもうご存じだとは思いますが、ポイントカードというのは、皆さんの購買履歴が欲しいわけですからね。慈善事業じゃないんですよ(笑)そこをまずはおさえましょう。購買履歴が抜かれるというのは、思想信条や趣味嗜好が抜かれるということですよ。

いつも言っていますが、私は完全現金払いにしているので、ATMでお金を引き出すことが多いです。クレカも即時電子決済もポイントカードも基本使いません。個人と購買履歴が紐づくからです。
ポイントカードは本人登録が必要ないスーパーのものを1枚だけ使ってます。

以前から言っていますが、これは本当に非常にまずいので、みなさん面倒でしょうが現金払いにした方がいいです。ていうか、慣れれば普通になります。私は、そもそも電子決済に違和感を感じるタイプなのでむしろストレスフリーです。現金が面倒と感じる人は、そもそも防衛本能が弱い完全に家畜化された豚です。

さて、人材紹介系のポイントを使っちゃいけないのは、履歴書と購買履歴が紐づくからです。これは単に名前や生年月日などの個人情報と購買履歴が紐づくよりもさらに恐ろしい話です。具体的にどこの人材系のポイントっていう話しじゃなくて全部です。いくつあるのか知りませんが。

これ本当に怖くて、履歴書情報もってるのって人材紹介系だけなんですよね。しかも、この業界の倫理観のなさは半端ないです。みなさんの履歴書はまず完全に流出していて、業界で売り買いされてると思った方がいいです。絶対そうなっている、という話しではなく、そうなっていても全く不思議ではない、ということです。

そもそも、一部大手は業界内で人様の履歴書を共同利用しています。何百社という人材紹介企業のグループを形成して履歴書を勝手に共同利用している。勝手にって言うのはですね、契約時はそういう約款になってなくても後でネットで周知するだけで約款を変えれるんですよ。これが本当にヤバいです。どっかのレンタルDVD店も同じことしてましたよね。後で約款を変えて個人情報をどこにでも売れるようにしてるんですよ。みなさんのレンタル履歴や購買履歴は勝手に売られてます。大丈夫です?ちゃんと手続きして止めてます?

勝手に共同利用してるから、何百社のどっか一つでも履歴書を抜いて外に流出させるようなところが出てきたら終わりです。ていうか、そんなとこ絶対あるだろうから、もう流出していると思います。私はそう思ってる。この辺りの話は多くの人は知ってると思います。日本はとにかく履歴書が粗末に扱われる国。

で、いつも言ってることですが、こういうのって人材紹介系が悪いというより国が悪いんです。労働局。ここは本当に仕事をしないお役所。労働基準監督官もめちゃくちゃ人数が少ない。税務署なんかに比べたらまるでやる気のない部署。ろくに知識のない人が窓口で相談業務したりしている。まあ、本当にレベルの低いお役所。

何でこうなるかと言うと、労働者を奴隷としか思ってないからですよ。国家が。それで、結局そうなるのは、皆さんが奴隷になりたいと願うから。まともな民主主義国家だったら、国家が労働者を奴隷扱いするなんてありえないですからね(笑)みなさんのせいです、結局。

それで、履歴書の取り扱いは、個人情報保護法よりも職業安定法の運用が重要らしく、この法令によって個人情報を適切に扱う必要がある。でも、規定がざっくりしすぎていて、よほど大事でなければ労働局も重い腰をあげない。ていうか、ここは基本的にやる気ない。税金の無駄使い部署。めちゃくちゃ文句言いたいことが山ほどあるけど、今日はおさえる。そんなことしてたらきりがない。あらゆる部署の問題をテーマにしなくてはいけなくなる。

話しを戻すと、法がザルなので、適用が労働局の裁量によるところが大きく、バレなければ何してもいいと考える企業が沢山でてきてもおかしくないわけで、人材紹介系が実際のところ何やってるか分からない。いろんな情報を紐づけして、バックグラウンドと購買履歴からどんな成果物をアウトプットされて売りさばかれるか分からない。昨今は、ビックデータの売買も盛んだから、とにかく怖い。とにかく人材系は、履歴情報を持っているのでそれに色んな情報を紐づけられると怖い。

以前から何度も言ってますが、今は行動パターンが先読みされる時代なんですよ。あなたはお店に入って、ワーこの帽子かわいい!、ワーこのバッグかわいい!、このお店私好み!、って思うかもしれません。

でも違いますよ。

そのお店はあなたの情報をどこかから買ってきて、あなたがお店に来ることを事前に知っていて、あなたが好きなものを知っていて、あなたの年収やらも知っていて、その帽子とバッグを仕入れて、その値段を付けて、あなたが来る前にその棚に置いていたんですよ。

おわり


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