ヤクザとは何かと聞かれたら皆さんは何を考えるでしょうか。なんとなく、極道的なやつ？と答えるでしょうか。暴力団について聞かれても、んー分かんないけど暴力的な反社会集団だよね？という風に僕は答えていました。

意外と知らない両者を調べてみると面白かったので、今回はヤクザと暴力団について書こうと思います。

ヤクザの歴史

実際両者の違いはなんなのか、同じなのか。
語源を知ると両者の言葉が出来た時期が全然違うことが分かる。ヤクザは花札で、8.9.3が出て20になった時に、役に立たない博徒として、ヤクザと呼ばれるようになったらしく、元を言えば、極道であり、江戸時代から存在している。

一方で暴力団とは平成になってから出来た言葉で、指定暴力団など警察がヤクザを分類するために作られたものだと言える。

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弱気を助け、強気を挫く、極道や任侠と言われてイメージされるヤクザの実態は、昔と比べて大分変わったようだ。実際戦前や戦後では、政府が手を回せない部分をヤクザが担ったり、組長がそのまま政財界に入ったりなど、政府も警察もヤクザと持ちつ持たれつの関係性であり、治安を守っていたのも事実だが、現代ではその役目はヤクザから取られてしまった。

勿論そうでは無いケースもあるとは思うが、かつての道を失ったヤクザは、暴力団に見られるような金銭目的で違法を働く集団となってきている。

ヤクザと暴力団は今ではほとんど同じものを指しているのだが、ヤクザの昔を見てみると、同じではないということになります。

以上、ヤクザと暴力団についてでした。
ありがとうございました。