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初対面の方から、マルクス・アウレーリウスの『自省録』をいただいた

 今日、体操部のコーチさんに誘ってもらった、たこ焼きパーティーに参加してきました🐙このタコは参加者の方が釣り上げたタコです。

 コーチさんはラオスに青年海外協力隊として赴任していた経験があり、現在は東南アジアの料理屋さんを営んでおります。今日のパーティーには、元青年海外協力隊の方、常連さん、大学の体操部繋がりの方など、様々な方が参加していました。常連さんのお子さん(小2の子が2人)も参加しており、年齢層も幅広かったです。

 実は私は青年海外協力隊に憧れているため、元青年海外協力隊の方が4人もいる空間にいることができて、すごく嬉しかったです。

 私は一応、地域でトップ校と言われている高校に通っているので、お子さんのお母さん方からは興味津々に話しかけてもらえました。

 1人の子はいろいろ習い事をしているからか、中学受験をしたいと言っているらしく、でも、勉強をそこまでしないから困っている、という感じらしいです。お医者さんを目指しているらしいです。私は小学校6年間は全然勉強してこなかったので、アドバイスできることはありませんが・・・。

 でも、別に「中学受験をしたい」と本人が言っているからと言って、絶対に受験させてあげないといけないわけでもない気もします。すごくお金がかかることなので。まだ小2だったら、なんとなく言っているだけかもしれないので、そのへんはもう少し様子を見たり、話し合ったりしてもいいのかな?なんてことは上手く表現できなくて言えませんでした。

 もう1人のお母さんとは、少し読書の話で盛り上がりました。私が「心理学とか哲学とかも興味あります」と言うと「私も実は最近哲学に興味があって・・・なんかおすすめの本はありますか?」と聞かれて、「しまった!これと言っておすすめできるほど、哲学がメインの本は読んでいないな・・・。『嫌われる勇気』はメジャーすぎるし、『自由からの逃走』はあまり良く分からなかったし。」と思いましたが、内山節さんの『自由論』を思いついて紹介しました。メジャーではないかもしれませんが、私の大好きな本です!内容はだいぶ忘れましたが、読んだときの衝撃は覚えています。

 この方とは帰りがけにも話す機会がありましたが、そのときにぽろりと「私は20代の頃はちょっと病んでいて、でも読書に救ってもらった感じかも。」と仰っていました。私は通っている高校のネームバリューもあって、今回はたくさんの「すごいね」という言葉をかけてもらいましたが、私からすると、子育てをしている方ってもっとすごいと思います。いつか、自分も子育てをする日が来るのかな、と思うと特に。お二人のお母さん方に、そんなことをもっと上手く言えたら良かったなあ。

 そろそろタイトル回収を。私は、たこ焼きを焼いてもらっている間は元青年海外協力隊の方2名+常連さん1名+私というメンバーでお話していました。特に隣りに座っていた元青年海外協力隊の方とはよくお話しましたが、素敵な方でした。奥さんは、協力隊だった頃に出会ったラオス人の方みたいです。お互いに好きな読書の話が一段落した頃、「最近娘があまり口を聞いてくれないんですよ・・・、まあ一時期よりは話してくれるようになりましたが。」という言葉を皮切りに、ご家族の話もポツポツとしてくれましたが、ご家族への愛が感じられて素敵だなと思いました。

 その方が愛読書はマルクス・アウレーリウスの『自省録』で、40年間ずっとカバンの中に入れていて、もう100回くらい読んでいるという話をしてくれていたのですが、別れ際に今日持っていた『自省録』を私にくださいました。実は3冊くらい持っているみたいです。初対面の方から本をいただくって素敵な経験です。また、じっくりと読みたいです。

 他にもいろいろと書きたいことはありますが、今日はこのへんで。人脈が広いコーチさんに敬服するとともに、素敵な出会いに感謝します!

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