ゼロリスク信仰をやめてリーダーの仕事をせよ

NHKが報じる所によると、「法律で最長60年と定められている原発の運転期間について、上限を撤廃するか、原子力規制委員会の審査などで運転を停止した期間を除外して60年を超える運転を可能にする2つの選択肢を示しました。いずれの場合も運転開始から40年を目安に、政府として延長を認めるか判断するという案も示していて、今後、審議会で議論し決定したいとしています。」との事。

国民はリスクゼロ信仰をやめるべきだ。リスクを計算するのは怖いと思うが、それ以上に怖いのが思考停止になってむしろもっとリスクのある事を継続している事だと思う。普通に考えて、最新式のもっと高効率で安全性の高い原発にすればいいと思うのだが、、国は「新規建設」となると、リスクゼロ信仰の前に物事が全く進まないと思っているのだろう。その想定は確かに正しいが、お古の原発をいつまでも使い続ける方が危ないだろう。最新のWindows2021サーバーへの更新作業は面倒なので、今のまま2003サーバーをVMwareに入れて永久に使い続けましょうという発想と同じだ。最新の技術を使いたくても使えない。昔のやり方で維持しないといけないので、その為の技術者も必要だ。

新のリーダーシップを発揮して、勇気をもって決断してほしい。それが将来を作るというリーダーの仕事そのものだ。

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