オチの無い会話は苦手です
アラフォーバツイチのさくらです。
マッチングアプリで知り合った、彼氏のタカシさんの聞き上手スキルが上がっており、目を見張る成長にお母さんは嬉しいです。
で、
私もタカシさんの話を傾聴したいんだが、固まってしまった事案を共有させてください。
私の家の近くを散歩中の出来事
タカシ「この辺に斜めオジサンがいるんよ。」
私「？？斜めオジサン？？」
タカシ「すごい斜め姿勢で歩いてて、なんでそれで前に進めるの？って。それでね、」
私の「ちょい待って(理解がおいつかん)。斜めオジサンっていうのは地元の有名人とかなの？それともタカシさんが名付けた？」
タカシ「俺がそう思ってるだけ。それでね、」
「この辺に斜めオジサンがいるんよ。」
このフレーズから会話スタートできるとしたら、くしゃオジサンのように、固有名詞として一般的に斜めオジサンが浸透していて、私も斜めオジサンを知っている前提であろう。
地元のニュースに取り上げられてバズってるとか。
俺がそう思っただけで、急に「斜めオジサンがいた。」と言われましても…何のことやらさっぱりです。
タカシ「毎回、朝の5時くらいに見かけるの。きちんと着替えてるんだよね。どこに行くんだろ？」
※私の家にお泊まりし翌朝から仕事の場合、タカシさんはいつも早朝5時に帰る。
私「店舗は開いてないし、散歩じゃない？」
タカシ「すごいバランスで歩いてるなーって感心してたんだけど、前から見たら杖ついてたの。後ろから見てた時は杖に気がつかなかったんだよ。」
私「…(真顔でフリーズ)。せ、背中曲がってるお爺さんいるよね。骨粗鬆症からの脊椎圧迫骨折を繰り返してああなってるんだと思う。」
タカシ「背中曲がってるんじゃないんだ。」
私「…」
タカシ「ってだけ。」
うん。
で？
え？この会話の意図は？テイクホームメッセージは？
いや、自分でもイカンと思う。
傾聴できてない。
あまりにも内容が無さすぎて、
高齢者の側弯は骨粗鬆症からの、多発脊椎圧迫骨折が原因。
高齢者が早起きなのは、日中に頭を使う事がなく、脳が疲労しないため、長時間睡眠が必要ないから起きてしまう。
とか、
うんちくを入れちまう！
ダメなんだ！人の話にうんちくを被せたら！
分かってるのに、、、でもっ！内容が無さすぎることに耐えられず、つい、会話に意味を持たせたくなる。我慢できん！！！
彼氏が話を最後まで聞いてくれない
彼氏の共感力が足りない
彼氏のうんちくがウザい
そんな悩みがあるとしたら、貴女の
話が壊滅的につまらない可能性が高い。
側弯のお爺さんが、毎朝5時にカッチリした格好で同じ道を杖をつきながら斜めの姿勢で歩いている。
だから、何なのか？
この「何」の部分が無いのが、ものすごく気持ちが悪いんです。何が言いたいんですか？と。これは責めてるんじゃなく、シンプルに不思議なんです。
理系、ロジカルな人間は、自分が意図なくしゃべらないから。
いわゆる「オチが無い」話がしんどい。
私はめちゃくちゃ変な表情で固まり、タカシさんを凝視してしまった。次回は笑顔で「そうなんだ～」と流せるように頑張ろうと思う。
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