私が離婚して20年守ってるマイルール
アラフォーバツイチのさくらです。
私は離婚してから20年くらい経つのだが、これだけは歯を食い縛り過ぎて歯茎から血が出ても守ってるマイルールがある。
それは
元旦那(と義実家)の悪口を言わない
です。
絶対に子供に対しても言いません。
理由は、
親権取って手元に子供を置いてる利点を生かして、一方的に元配偶者の悪口を吹き込むのはフェアじゃないから
交通事故でも100対0はほとんどないように、夫婦間の亀裂も片方だけが悪いということはほぼないから
私にはすでに赤の他人でも、子供には血の繋がった親であり、親の悪口を聞かされることが、息子にとって何もプラスにならないから
結婚生活でどれだけ辛く苦しい思いをしたかは私だけの体験であり、子供には関係ないから
過去の辛い体験を反芻しても私にもメリットがないから
とか、そんな感じ。
息子たちには事実だけ情報ベースで伝えてます。
養育費はこれくらいもらってるよーとか
最初は誕生日やクリスマスプレゼントとか送ってくれてたんだけど、ママが忙しすぎてパパからの「何がほしいと言ってますか?」ってメールの返信面倒くさくなって、途中から「こっちで用意できるんで大丈夫です。」って断ったんだよーとか
今はこういう仕事で、こういう役職らしいよーとか。
元旦那の現状を伝えたら、息子は
「へー。やるじゃん。すげ。」
ってちょっと嬉しそうでした。
男同士として、仕事で成果を出すってのは、一目置くってやつなんでしょう。
ま、私よりはよっぽど稼いでるだろうしな。私もこの世界にいるから、医局で生き残って、その地位まで登ることの大変さはよく分かるので、シンプルに感心する。
まぁ壮絶な結婚生活ではあったが、不思議と恨んではいない。
元旦那や義実家のことをnoteに書いたら、そりゃあもう、これまでの記事など足元にも及ばぬ重厚かつ刺激的なネタの宝庫になるのだが、
それはしないと決めている。
どう転がって子供の目に触れるかもしれないし、
元旦那に復讐しないのは私のポリシーであるからして、そこは譲れないのだ。
私は幼少期から、母から父の悪口を日常的に聞かされていた。今となっては反面教師がいて良かったと思っている。
専業主婦で娘(私)といる時間が長いというアドバンテージを利用し、父親の悪口を吹き込んで、自分の味方にしようという母親の魂胆に、
私は聞き流しながら、母を「醜いな。」「浅いな。」「もっと意味のあることに時間使えば良いのに暇かよ。」と冷めた目で見る子供だった。
その礎があったからこそ、私は結婚生活のさなかも、離婚後も、子供に元旦那の悪口を言わないという鉄の掟を守ることができた。
もちろん、子供は不仲なこととか、なんとなく色々察してはいただろうけど、
直接、母親から父親の悪口や生々しい話を聞かされるのと、されないのとでは、雲泥の差だと思っている。
子供に父親の悪口を一度、言ってしまったら、覆水盆に返らずで、言ってない世界には戻れないから、
本当に良かったなと思っている。
あとは、元旦那の資産の相続放棄をするか、相続するのか(相手方が相続させない旨言ってきた場合は、法定相続分もらうのか)
それは子供の自由なので、子供の希望を聞いて、私が元気なうちに、相手方と話をつけておこうと思っている。
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