見出し画像

【撮影】秩父宮ラグビー場にカメラを持っていこう

北風が吹き、冬の訪れを感じる頃にラグビーは開幕を迎えます。

特に『秩父宮ラグビー場』はラグビー専用球技場として、障害物も少なく、観戦・撮影に対して非常に臨場感のある場所となっています。


今回はそんな秩父宮ラグビー場で観戦(撮影)する際の座席ビューを簡単にまとめていけたらと思います。
まだ行ったことがないよ、新しい席で観戦してみたい!そんな発見のお手伝いができれば幸いです。

ラグビーを撮影してみたい!

昨今のワールドカップから、爆発的な人気となったラグビー。各国のスーパースターたちも参戦しており、注目度はさらに上がっています。

撮影を目的とするのであれば、東スタンド(バックスタンド)もしくは南スタンドが撮影しやすいポイントとなっています(北スタンドは試合によって閉鎖していることも多い)。

東スタンド(バックスタンド)

エリアの大部分を占める席

メインスタンドと異なる点は、ピッチの延長線上に席があるため、選手とほぼ同じ目線で観戦できること。

座席は中央(黄色の場所)を除いて自由席のことが多く、中央に近ければ近いほど試合展開が分かりやすいため、争奪戦になる事もあります。
反対にゴールポストに近いほど、トライやゴールキックなど、ラグビーの醍醐味である瞬間を撮影することができます。


身長の高いLO(ロック)の選手を力自慢のPR(プロップ)の選手を中心に持ち上げるラインアウト、タッチラインからピッチの外へ蹴り出すタッチキック、そしてもちろんスクラムパスの瞬間など、見どころも多い席となっています。

東スタンド(北側)から撮影
東スタンド(南側)から撮影
位置によっては目の前でプレーする事も

※正面入場口(外苑前駅)ではなく、東入場口(青山一丁駅)を使用した方がスムーズに入場できます。
↓下記ページからご覧ください。
https://www.jpnsport.go.jp/chichibunomiya/seat/tabid/94/Default.aspx


南スタンド

屋根があるため、雨天でも安心

トライを決めて喜びを表す選手や、技術の魅せどころでもあるキックの瞬間を特等席で観られるのがこの席。

ほとんどの試合で自由席となっており、前方に支柱と通路があることから少しだけ距離はありますが、スクラムやパスなどで大柄な選手たちが一挙として押し寄せてくるのは、迫力があります。


そして試合前に主にビジターの選手たちが、目の前でウォームアップなどをすることもあるため、試合前から楽しむことのできる、お得な席となっています(通路で立ち止まっての観戦は禁止となっています)。

キックやモールなど、選手1人1人の表情を撮影出来るのが魅力
試合前の最終確認などを間近で観ることが出来ます

必要レンズ

東スタンド(バックスタンド):100mm〜
南スタンド:300mm〜


あれば充分かと思われます。
一脚の使用は、試合によって禁止となっている事もあるため、チームのホームページなどで事前に確認をしておきましょう。


撮影に向いている時間帯

午前:北側
午後:南側


が順光です。特に午後の北側は西陽が眩しく、帽子やサングラスを持参する事をお勧めします。


注意事項・終わりに

秩父宮ラグビー場は南スタンドから東スタンドへ移動する際に、スタンド下を通る必要があるため、正面入場口から入場すると時間がかかる可能性があります。
事前に座席の確認をし、場合によっては東入場口から入場して混雑防止に努めましょう。

また座席間が非常に狭いため、荷物や撮影器具が多くなると、周囲の方々の迷惑行為に繋がります。


プレイヤーは勿論、ラグビーを観戦する方もルールを守り、お互いに讃えあう気持ちの良い観戦を心がけましょう。

ノーサイドの精神を忘れずに!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

引用

"秩父宮ラグビー場".座席案内. https://www.jpnsport.go.jp/chichibunomiya/seat/tabid/60/default.aspx(参照:2024-01-08)


※画像の無断転載・二次転用等、ご遠慮願います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?