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12月24日~12月30日 推しの子実写化+検索機能

ラリー・ページ、
フルネームでローレンス・エドワード・“ラリー”・ペイジ。

みなさんはこの名前を聞いたことがあるだろうか?

知らないという人もこの言葉はどこかで必ず耳にしたはずである。

“Google”

いわずと知れた世界をリードする4大IT企業GAFAの一つである。その創業者の一人が冒頭に紹介したラリー・ペイジだ。彼は2019年に会社から退くも、googleの保有株や現役時に稼ぎ出した莫大な資産により、アメリカの経済誌「フォーブス誌」が発表する世界長者番付のトップ10に毎年のようにいまだにランクインしている。国際社会に対しての影響力は依然として大きい。

一時期は「空飛ぶクルマ」のような先進的なプロジェクトへの投資に関心を寄せていると噂されていたページだが、先日、カリブ海にある自身のプライベート・アイランドで突然会見を開き、世界中を驚かす発表を行った。

“Google検索の実写化映画、製作決定”

正確に言えば、検索機能をモチーフにした三国の領土争いを描く。

まずは検索機能の仕組みについて簡単に説明するとしよう。

【STEP1】
検索エンジンがクローラーによって作られたインデックスデータベースにアクセスする。
※1.世界中のWEBサイトの情報を集め分類・整理するプログラムをクローラーという
※2.クローラーが、集めた情報を分類・整理する作業をインデックスという
【STEP2】
使用者が入力したキーワードをもとに、データベースからそのキーワードに最適のWEBページを抜き出す。
【STEP3】
検索アルゴリズムをもとに抜き出したページをランク付けし表示する。
※3.ホームページの重要性や関連性を評価し、検索結果の表示順を決めるプログラムを検索アルゴリズムという

ページの説明によると、映画は上記のことを踏まえ、各社の検索エンジンを”国王”に、クローラーを”ナイト”に、データベースを”国土”に、検索アルゴリズムを”国王が行う政治”に変え、圧倒的に強いgoogle国に立ち向かうbing国とyahoo国の争いを描いた三国志のようなストーリーになるとのことである。

Bingを運営するマイクロソフト社、yahooを運営するアルタバ社との合意はもうすでにとれているとページは言う。そして熱弁するページに、次々と各国を代表する俳優が壇上に呼び込まれる。

呼び込まれる俳優たち、この知らせを聞いた視聴者はみなこう思ったに違いない。

”I do not understand what it means!”

”我不明白這意味著什麼!”

”Ich verstehe nicht, was es bedeutet!”

”Je ne comprends pas ce que cela signifie!”

”意味わからん!”

天才の考えることだ。何か勝算はあるのだろう。

「google 実写化 大コケ ラリー・ページ ご乱心」

10年後、このようなキーワードを入力すると、最上位にこの映画に関するネット記事が表示されないことを祈る。

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