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戦火を交える国のどちらにも自分と同じ「人」が居る

まだ昨日観た「ウクライナ国立民族舞踊団」のステージの余韻を抱えている
予備知識ゼロで行ったので公演が始まるまでその素晴らしさは知らなかったしかし とてもいい時間を過ごす事が出来た
席はかなり後方でオペラグラスなしではダンサー達の笑顔は見えなかったが
躍動する体で歓喜は十分伝わってきたステージが一望できる後方で良かった開宴して最初の一人が立ってからフィナレーまで間断なく舞台の袖から次々にダンサーが繰り出して 衣装も明るくてカラフルで夢中になってしまったほとんどの踊りがテンポが速く、人間業とは思えない演技には会場が湧いた夫々のダンスはストリーや情感が伝わって来たし鼓舞されたり時間が過ぎるのを忘れてあっという間の2時間だった

ひと通りの演技の後でウクライナの国旗を背景にダンサーの全員が熱唱した
歌の紹介も無かったし意味も解らなかったがおそらく国歌を歌っているのだと想像した 公演でこういう演出がされたのは今のウクライナ情勢によるものだろうと思った  意外ではあったがその力強い歌声を全身で受け留めた

お国が違っても芸能を通して人の気持ちは伝わるものだ 
ステージ上のダンサー達が大きく手を振り 客席にいた私たちも大きく手を振りそれに応えた感動的なフィナレーとなった
いつもは帰りがけにひと飲み(下戸なので本当に一飲み)していくのだがこの日は、余韻を大切にしたくてそれを大切に抱えて家路についた

戦火を交えている国々のどちらがいいとか悪いとか・勝つとか負けるとか
そんな事よりそこに私と同じ人間がいる事にもっと関心を待たねばならないと思った日でもあった


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