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東京でもこんなにあります!"ちゃんぽん🍜"が食べられるお店50選

知らないともったいない!
東京でも長崎発祥の「ちゃんぽん」が食べられるお店がたくさんあります!海鮮や野菜などの具材バリエーションの多さはラーメンにはない魅力です。さらにラーメンよりも長い歴史を持つ事実も案外と知られていないんです。言ってみれば、ラーメンに影響を与えた大先輩でもあります。
そんなちゃんぽんが食べられるお店を50店舗、ここでシェアします。
【食べ歩き調査期間:2023.12~2024.3】

お店の選択基準は「ちゃんぽん専門店」を始めとして、ちゃんぽんをPRしている「ラーメン店・中華料理店・長崎料理店」を基準としました。PRしているとは、看板・のれん・のぼり旗・POPなどに"ちゃんぽん"の記載があることを目安にしています。


港区

1:長崎飯店 虎ノ門店(虎ノ門)

チャンポン(1000円)をいただきました。豚骨の香りと塩味がしっかり効いた白湯スープです。具材のうまみが溶け出し、塩味が前面に出ているので、タンメン的な雰囲気も併せ持ちます。具材は9種類、キャベツ・もやし・人参・椎茸・豚肉・イカ・あさり・かまぼこ・さつま揚げが入っています。特にイカはとてもプリっとした食感で魅力的です。麺は適度なサックリ感とボソ感のある中太麺で、チャンポンらしいタイプです。長崎飯店も、店舗により少しずつ違った個性があるのがまた楽しいです。

長崎飯店 虎ノ門店

2:長崎街道(新橋)

本場長崎ちゃんぽん(1100円)をいただきました。スープはクリーミーで、甘みとうまみがしっかりと感じられる、一口飲むと満足感が得られる味わいです。具材はおそらく11種類でしょうか。キャベツ・もやし・タマネギ・キクラゲ・ニンジン・しいたけ・エビ・あさり・かまぼこ・豚肉・イカが入っています。さらにそれぞれが大きめなので満足感が高まります。麺は中太でやわらかめ、ちゃんぽんの定番的なタイプです。濃厚なスープがよく絡んで、麺のおいしさが一層引き立つ印象です。

長崎街道

3:三芳八(みよしや)(新橋)

長崎ちゃんぽん(900円)をいただきました。クリーミーでありながらも、素朴な味わいの優しいスープです。具材は11種類、キャベツ・もやし・人参・きくらげ・青菜・竹の子・豚肉・イカ・エビ・あさり・蒲鉾が入っています。麺は、長崎から取り寄せた滑らかで適度にコシのある中細麺です。ちゃんぽんとしては細めで新鮮な感じがします。「鍋だき」とリクエストすると、麺を茹でた後に、さらに具材・スープとともに鍋で煮込む、本場の調理法も可能とのことで、とても本格的です。

三芳八(みよしや)

4:金葉庭(赤坂)

ちゃんぽん(1000円)をいただきました。ミルクのようなクリーミーで、塩味も控えめの穏やかなスープです。具材は10種類で、キャベツ・もやし・ネギ・玉ねぎ・キクラゲ・豚肉・さつま揚げ・エビ・タコ・かまぼこが入ります。麺はちゃんぽんらしい少し柔らかめでプツプツと切れる食感の中太麺です。上品なちゃんぽんだと思いました。

金葉庭

5:伊万里ちゃんぽん(新橋)

ちゃんぽん(1100円)をいただきました。一口目からどっしりとうまみを感じる、濃厚でクリーミーな豚骨スープです。具材は8種類、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・青ネギ・きくらげ・豚肉・かまぼこが入っています。麺はちゃんぽんらしい柔らかめの中太麺。スープの風味がよく染み込み、まったりとした食感も味わえます。ちゃんぽんを食べられるのは基本的にランチ営業のみだとのことです。

伊万里ちゃんぽん

6:東京味噌ちゃんぽん 田町三田店(三田)

コク味噌ちゃんぽん(950円)をいただきました。豚骨・鶏ガラベースに清涼感のある味噌の風味がよいバランスで加わっています。具は8種類、キャベツ・もやし・人参・野菜・青菜・きくらげ・ひき肉・蒲鉾が入っています。麺は中細ストレートで滑らか、長崎ちゃんぽん風ではなくラーメンの麺に近い食感です。

東京味噌ちゃんぽん 田町三田店

世田谷区

7:長崎(三軒茶屋)

長崎ちゃんぽん(800円)をいただきました。 スープはタンメンを思わせるようなクリアな味わいで、あっさりといただくことができます。 具材は9種類で、キャベツ・もやし・キクラゲ・豚肉・紅白かまぼこ・さつま揚げ・エビ・イカ・ちくわが入っています。 麺は中太で、いかにもかん水に頼らないやわらかさで、スープがよく絡んで美味しいです。 店内は狭いですが、老舗店らしい時間が流れていて、調理も目の前で見られて楽しいお店です。

長崎

8:来来来(三軒茶屋)

ちゃんぽん(1100円)をいただきました。スープは比較的あっさりしていて塩味も控えめですが、豚骨や具材のうまみもしっかり溶け出しているので、物足りなさもなく、最後まで飲み干せそうな印象です。具材は8種類でしょうか、キャベツ・もやし・玉ねぎ・エビ・豚肉・イカ・かまぼこ・さつま揚げが入っていると思います。 麺はふわふわと柔らかめの中太麺で、食べ進めるにつれてスープもよくなじみながら美味しくいただけました。

来来来

9:長崎ちゃんぽん(世田谷)

ちゃんぽん(1000円)をいただきました。スープはサラリとしつつもクリーミーで、うまみもしっかりしています。ラードもキラキラと細かくスープに溶け込んでいて、老舗豚骨ラーメン店のスープを思わせます。具材は9種類で、たっぷりのキャベツ・もやし・ちくわ・かまぼこ・厚揚げ・エビ・イカ・豚肉・あさりが入っています。麺は中太の柔らかめの麺で、具材とスープが入った鍋に直接入れて茹でるので、スープもよくなじんでいます。後半には本場長崎のようにソースを入れてみましたが、さらに味が引き締まって、不思議なさっぱり感も加わります。お店の雰囲気や調理風景にも老舗らしさを感じ、居心地が良かったです。

長崎ちゃんぽん

10:中華 大華(三軒茶屋)

長崎ちゃんぽん(1000円)をいただきました。スープは出汁と具材のうまみがしっかり感じられ、タンメンにも共通するような味わいです。具材は12種類、キャベツ・もやし・人参・長ネギ・きくらげ・タケノコ・豚肉 ・エビ・イカ・あさり・かまぼこ・さつま揚げが入っています。麺は柔らかい食感のちゃんぽんらしい中太麺です。

中華 大華

11:福岡ちゃんぽん おうばいとうり(九品仏)

福岡ちゃんぽん(1100円)をいただきました。スープは動物系をベースに和風ブレンドという印象です。いりこ・羅臼昆布・鰹節が使われているとの記載もあります。上品な出汁感と塩味感のバランスも良く、とてもしっかりしたスープです。具材は9種類、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・きくらげ・蒲鉾・豚肉・イカ・エビ、が入っています。麺は軽いコシ感も残す柔らかめの太麺で、このスープの中では、しっかりと存在感を出しています。

福岡ちゃんぽん おうばいとうり

12:福岡ちゃんぽん さいこんたん(駒沢大学)

「11:福岡ちゃんぽん おうばいとうり」の姉妹店です。
福岡ちゃんぽん(1100円)をいただきました。動物系をベースにした和風ブレンドのスープ。しみわたる上品な味わいです。いりこ・羅臼昆布・鰹節も使われているとのことで納得。具材は9種類、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・きくらげ・かまぼこ・豚肉・イカ・エビが入ります。麺は軽いコシが残る柔らかめの太麺です。

福岡ちゃんぽん さいこんたん

新宿区

13:香源(曙橋)

長崎ちゃんぽん(760円)をいただきました。あっさりと甘みを感じる白湯スープで、具材のうまみもよく溶け込んでいます。具材は12種類、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・ニラ・キクラゲ・豚肉・海老・イカ・アサリ・さつま揚げ・ナルトが使われています。麺は適度なもっちりとした食感と小麦粉特有の風味がある、ちゃんぽんらしい中太麺です。

香源

14:長崎飯店 高田馬場駅前店(高田馬場)

ちゃんぽん(1000円)をいただきました。さらりとしつつも白濁し、具材のうまみ・甘味・塩味それぞれがしっかりと感じられるスープです。具材は8種類、キャベツ・もやし・キクラゲ・豚肉・さつま揚げ・イカ・あさり・かまぼこが入っています。麺は適度にコシのある食感で、ちゃんぽんらしく啜るよりも噛んで楽しむタイプの麺です。卓上にある長崎名物の金蝶ソースを一回しすると酸味と甘味が広がり、後味がとてもよくなります。

長崎飯店 高田馬場駅前店

15:中華まるしん(西新宿)

長崎ちゃんぽん(880円)をいただきました。スープは白濁しており、クリーミーでうまみと塩味がしっかりと感じられます。調理風景からもスープの調整による安定感を感じました。具材は11種類ほどでしょうか。キャベツ、もやし、ニンジン、タマネギ、青菜、豚肉、あさり、エビ、イカ、さつま揚げ、ナルトが入っていました。麺は自家製麺とのことです。中細より若干太めでラーメンの麺に近い食感です。麺そのものにも、うっすらとした味付けを感じました。ボリュームも適量あります。

中華まるしん

16:まるしん 曙橋店(曙橋)

「15:中華まるしん」の姉妹店です。
ちゃんぽん(880円)をいただきました。クリーミーでうまみもしっかりとしたスープです。赤穂の塩や羅臼昆布も使われているとのこと。具材は11種類入ります。キャベツ・モヤシ・ニンジン・タマネギ・ニラ・豚肉・あさり・エビ・イカ・さつま揚げ・ナルト。麺は中細の自家製麺で柔らかめです。国産小麦と石臼挽き全粒粉のブレンドだそうです。ほのかに日本そば風の風味・食感もあり、特徴的です。本店は西新宿にあり、同様の味わいを楽しむことができます。

まるしん 曙橋店

渋谷区

17:長崎くんち(渋谷)

昔ながらの長崎ちゃんぽん(1180円)をいただきました。 長崎ちゃんぽんの定義の一つでもある唐灰汁を使った麺が食べられます。 具材と唐灰汁麺からくる甘味・旨味・風味が染み出たスープです。 具は8種類、キャベツ・もやし・玉葱、豚肉・エビ・イカ・竹輪・蒲鉾、が入ります。 麺はやわめながら適度にモチ感もある中太麺です。この食感が唐灰汁ならではでしょうか。 店内にはいまや希少となった唐灰汁(カンスイの一種)のことや、ちゃんぽんへのこだわりが随所に記されていて、美味しく楽しい時間を過ごすことができました。

長崎くんち

18:長崎飯店 渋谷店(渋谷)

ちゃんぽん(1000円※夜)をいただきました。スープはしっかりと白濁していますが、案外さらりとしています。甘みや動物系の匂いも適度にあり、深みを感じます。具材は10種類で、キャベツ・もやし・ニンジン・かまぼこ・さつま揚げ・アサリ・イカ・牡蠣(ほんの少し)・豚肉・キクラゲ、が入っています。麺は中太麺で、ちゃんぽんの麺らしく、適度なもっさり感と柔らかさのある定番とも言えるタイプです。本場長崎の金蝶ソースも卓上にあり、途中から軽く加えてみると、さっぱり感も増し味が引き締まります。

長崎飯店 渋谷店

19:どんく(恵比寿)

長崎ちゃんぽん(1000円)をいただきました。スープは豚骨のうまみを感じられるクリーミーで優しい味わいです。塩味もほどよく、飲みやすいスープです。具材は10種類でしょうか、キャベツ・もやし・ニラ・玉ねぎ・ニンジン・エビ・あさり・かまぼこ・鶏肉・さつま揚げが入っていると思います。麺は柔らかめの中太麺で、最後まで食感が変わらず、安定していただけました。具材・麺ともにボリューム感があり、満足感が高いです。

どんく

20:昭和軒(原宿)

ちゃんぽん(890円)をいただきました。ミルクのようなコクとクリーミーな味わいを持つスープです。炒めた具材の香ばしさが風味をさらに引き立てています。具材は9種類でしょうか、キャベツ・もやし・人参・きくらげ・豚肉・かまぼこ・さつま揚げ・イカ・あさりが入っています。麺は柔らかく、モチモチ感もある中太麺で、スープとの相性は抜群です。

昭和軒

江戸川区

21:宝来軒(葛西)

長崎ちゃんぽん(1000円)をいただきました。 昭和51年創業とのことです。 豚骨スープの熟成香がいかにも老舗らしいです。 その濃厚さと具材のうまみもしっかり出ています。 具材は8種類、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・豚肉・イカ・さつま揚げ・かまぼこ、が入ります。 ボリュームも多く嬉しいです。 麺は、柔らかくふわっとした食感の太麺で、いかにもラーメンの麺とは 異なる世界観です。 このスープと麺、そして香りは、さすが豚骨ラーメンの先輩格の麺料理だと思いました。

宝来軒

22:たかはし(小岩)

長崎ちゃんぽん(870円)をいただきました。老舗の豚骨ラーメンを思わせるような、とても優しい白湯スープ。油分は少なめで、じわっとくるうまみと甘みがあります。具材は11種類、キャベツ・もやし・人参・椎茸・ネギ・イカ・エビ・豚肉・かまぼこ・油揚げ・さつま揚げです。油揚げが珍しいですね。麺は黄色っぽい太麺で、見た目はラーメンの麺のようで、弾力も強そうですが、適度にボソっとした、ちゃんぽんらしい麺でした。

たかはし

23:九州豚骨ちゃんぽん 頃場(小岩)

長崎ちゃんぽん(1010円)をいただきました。大きな丼に濃度感のある豚骨スープです。魚系の風味も時間差で追いかけてきます。具材は9種類、キャベツ・もやし・白ネギ・青ネギ・きくらげ・エビ・イカ・豚肉・かまぼこが入っています。麺はちゃんぽんらしい柔らかめの太麺。ソースも一緒に提供していただけるところ、長崎ちゃんぽんを謳っているだけあると思います。軽く加えると、濃厚なスープでも味がしっかり引き締まります。

九州豚骨ちゃんぽん 頃場

24:長崎ちゃんぽん 福々亭(浦安)

チャンポン(600円)をいただきました。スープは白濁の一歩手前くらいで比較的さらりとしています。一般的なチャンポンとタンメンの中間くらいのテイストに思えました。胡椒が効いていて少々スパイシーなのも特徴的です。具材は7種類でしょうか、キャベツ・モヤシ・ニンジン・ナルト・さつま揚げ・豚肉、そして生卵が乗ります。生卵がデフォルトで乗るあたり、見た目は長崎のチャンポンの中でも、小浜チャンポンを思い出します。 麺は一般的なチャンポンのように柔らかいタイプではなく、ラーメンタイプの中太麺で、モチモチとした食感が思った以上に強く、ありそうでない麺だと思います。 東京で食べられるチャンポンとしては個性的です。

長崎ちゃんぽん 福々亭

中央区

25:ちゃんぽん由丸 日本橋店(日本橋)

ちゃんぽん(940円)をいただきました。スープは白濁していますが、意外とあっさりした味わいです。豚骨ベースに海鮮や野菜のうまみ・甘味が混ざり合い、上品な印象を与えます。麺は丸い形状の太麺で、ちゃんぽんらしい柔らかさ。具材は9種類で、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・エンドウ豆・豚肉・かまぼこ・イカ・あさり。ボリュームも十分です。

ちゃんぽん由丸 日本橋店

26:ばってん亭(日本橋)

ちゃんぽん(800円)をいただきました。あっさりとした白湯スープは生姜が効いてすっきりとした味わいです。東京のちゃんぽんでは珍しい風味です。具材は13種類確認できました。キャベツ、もやし、タマネギ、タケノコ、椎茸、ひき肉、豚バラ肉、あさり、エビ、イカ、タコ、蒲鉾、さつま揚げです。麺は適度な弾力がある中太麺です。

ばってん亭

27:長崎菜館(八丁堀)

ちゃんぽん(980円)をいただきました。 具材のうまみと強めの甘みが効いたスープ。 適度な濁りもあっさり目で飲みやすいです。 具材は10種類、キャベツ・もやし・人参・きくらげ・豚肉・エビ・タコ・牡蠣・かまぼこ・さつま揚げ、が入っています。 野菜のボリュームは二郎級です。 麺はやわらかいものの、適度なモッチリ感がある中太麺です。

長崎菜館

杉並区

28:ちゃんぽん亭(荻窪)

ちゃんぽん(850円)をいただきました。ゴマ油や胡椒もよく香る白濁豚骨スープです。たれ側で味を作っているタイプでしょうか。具材は10種類、キャベツ・もやし・人参・白菜・玉ねぎ・キクラゲ・豚肉・かまぼこ・麩・殻付きのアサリが入ります。麺はちゃんぽんらしい柔らかめの食感の太麺です。野性味ある味わいのちゃんぽんです。

ちゃんぽん亭

29:じげもんとん 新高円寺店(新高円寺)

白ちゃんぽん:中(850円)見た目がとても奇麗で食欲をそそられますね。 スープは鶏豚ベースで適度にクリーミーであっさり。最後まで飲みやすいです。 具材は9種類、キャベツ・もやし・玉ねぎ・人参・キクラゲ・豚肉・かまぼこ・さつま揚げ・削りかまぼこが入ります。 中でも野菜がとにかくシャキシャキです。 麺は中太の縮れ麺でコシがあり弾力も強いタイプです。 全体的に昔ながらの長崎ちゃんぽんというより、進化系ちゃんぽんという印象です。

じげもんとん 新高円寺店

30:でじま(西荻窪)

特製ちゃんぽん(880円)をいただきました。特製では、肉団子とエビが加わるとのことです。スープは白濁しつつもさらりと軽い印象。ラードもしっかり溶け込んでいて物足りなさはありません。具材は8種類で、キャベツ・もやし・人参・豚肉・かまぼこ・肉団子・イカ・エビです。麺は中太の丸麺です。ちゃんぽん定番の柔らかめの麺でスープの味がしっかり染み込んでいます。

でじま

大田区

31:宗平(蒲田)

長崎ちゃんぽん(850円)をいただきました。何とも美味しそうな濁り具合のスープです。薄味でさらりとしていて、最後まで飲み尽くしたくなります。具材は8種類、キャベツ・人参・もやし・ちくわ・あさり・かまぼこ・さつま揚げ・豚肉が入ります。麺はやわらかくもちもちとした食感の太麺で、まさに長崎流のちゃんぽんという印象です。

宗平

32:よかばってん(大岡山)

長崎ちゃんぽん(860円)をいただきました。うまみと塩味がしっかり効いた濃いめのスープで、一口目からインパクトがあります。具材は12種類、キャベツ、もやし、人参、玉ねぎ、きくらげ、フライドガーリックの粉末、豚肉、エビ、イカ、あさり、さつま揚げ、蒲鉾が入っています。一つ一つが大きめなのも嬉しいです。麺は四角い断面のやや縮れた太麺で、ややもそっとした食感がいかにもちゃんぽんらしいです。

よかばってん

北区

33:三○食堂(志茂)

ちゃんぽん(850円)をいただきました。専用ダレによって豚骨風味のスープを作り立てている印象です。そこに豚肉の独特の風味も加わっています。具材は9種類、キャベツ・もやし・人参・白菜・エビ・イカ・アサリ・豚肉・さつま揚げが入っています。麺は中太で、柔らかすぎず硬すぎず、ラーメンに近い食感の麺です。全体的に長崎風ちゃんぽんとは異なる独自性のあるちゃんぽんです。

三○食堂

34:レストラン長崎(東十条)

長崎ちゃんぽん(850円)をいただきました。適度に濁りながらも、とてもあっさりしていて優しい豚骨スープです。具材は10種類、キャベツ・もやし・人参・きくらげ・ピーマン・豚肉・エビ・イカ・あさり・かまぼこが入っています。ピーマンは珍しいですね。麺は四角い断面のやわらかく、ぼそぼそ食感もある麺で、短めなのが特徴的です。啜るというよりは噛んで味わうと美味しい麺です。

レストラン長崎

文京区

35:雲仙楼(飯田橋)

長崎ちゃんぽん(950円)をいただきました。程よい甘さが広がる、淡めの白湯スープです。具材は6種類、キャベツ・もやし・きくらげ・たけのこ・さつま揚げ・かまぼこが入っています。 麺は柔らかめで、少し平たい中太麺。 長崎名物の金蝶ソースを一回し加えれば、甘味と酸味が引き立ち、スープに立体感が生まれます。

雲仙楼

千代田区

36:2×3 (スリーレッグ)(飯田橋)

長崎ちゃんぽん:ふつう盛り(780円)をいただきました。淡く優しいホッコリするようなスープです。レンゲが一般的なプラスチックのものでなく、ステンレスのスプーンであることも特徴的です。具材は8種類、キャベツ・もやし・ニンジン・タマネギ・豚肉・あさり・イカ・かまぼこが入ります。麺はちゃんぽんらしい柔らかめの中太麺です。優しいスープがしみ込むにつれ、麺・具材・スープのバランスがさらに良くなるような気がしました。

2×3 (スリーレッグ)

中野区

37:球磨(くま)(新中野)

チャンポン(1000円)をいただきました。 スープはクリーミーな豚骨ベースで、老舗の豚骨ラーメンを思わせるテイストです。じんわりとした甘みとうまみも味わえます。 具材は10種類で、キャベツ・もやし・インゲン・キクラゲ・イカ・エビ・豚肉・さつま揚げ・かまぼこ・ちくわが入っています。一つ一つが大き目なので満足感も高いです。 麺は中細から中太の間くらいで、チャンポンの麺としては細めのタイプでしょうか。スルスルと啜れます。太い麺が好きな方は太麺チャンポンというメニューもあります。

球磨(くま)

板橋区

38:ぽんた(新板橋)

ちゃんぽん(750円)をいただきました。スープは淡い白湯で、滋味深い印象です。麺は中太で弾力があり、ちゃんぽんというよりはラーメン寄りの麺です。具材は7種類でしょうか。キャベツ、もやし、にんじん、きくらげ、豚肉、ちくわ、なるとが添えられます。野菜のボリュームは多めです。さっぱりと後味の良いちゃんぽんでした。

ぽんた

練馬区

39:手わざ屋(石神井公園)

東京ちゃんぽん(820円)をいただきました。比較的さらりとしつつも、出汁と具材のうまみがたっぷりのスープです。具材は12種類、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・コーン・いんげん・きくらげ・イカ・エビ・豚肉・かまぼこ・さつま揚げが入ります。麺は柔らかめながらもモチモチ感も残る絶妙な食感の中細麺。長崎ちゃんぽんの雰囲気も残しつつ、誰でも食べやすい、丸い味わいのちゃんぽんです。

手わざ屋

江東区

40:麺屋じねん 本店(木場)

白ちゃんぽん麺(850円)をいただきました。前払い制です。塩ベースで適度にパンチ感あるスープ。炒められた野菜と海鮮のうまみも溢れ出ています。具材は10種類、キャベツ・もやし・ニンジン・玉ねぎ・青菜・しょうが・きくらげ・チャーシュー細切れ・エビ・イカ、が入ります。麺は軽く弾力もある見た目も食感も楽しい平打ち麺。スープをよく持ち上げて相性抜群です。いわゆる長崎ちゃんぽんではありませんが、全く遜色ない魅力的なちゃんぽんだと思いました。

麺屋じねん 本店

荒川区

41:松ちゃん(西日暮里)

長崎ちゃんぽん(830円)をいただきました。タンメンの雰囲気も併せ持つさっぱりとした微白色のスープです。具材は9種類で、キャベツ・もやし・人参・豚肉・エビ・イカ・アサリ・かまぼこ・さつま揚げが入ります。麺は柔らかめのちゃんぽんらしい太麺です。味も店内の雰囲気もノスタルジックで、ゆったりとした時間が心地よいです。

松ちゃん

東大和市

42:大嘉麻屋(東大和市)

長崎ちゃんぽん:並(1100円)をいただきました。豚骨・鶏ガラベースで魚介も感じるクリーミーでコク深い味わいです。具材は11種類でボリューミー、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・白菜・グリーンピース・キクラゲ・エビ・干しエビ・イカ・豚肉が入っています。麺は長崎直送の麺とのこと。中細でちゃんぽんらしい適度な弾力の麺です。

大嘉麻屋

43:元祖長浜大学ラーメン(東大和市)

チャンポン(1000円)をいただきました。熟成感ある豚骨のクリーミーな味わい。胡椒も効いてピリッと引き締まっています。具材は9種類、キャベツ・もやし・人参・ピーマン・玉ねぎ・タコ・さつま揚げ・豚肉・かまぼこ、が入っています。特にタコは大きめでプリプリの食感。良い個性を発揮しています。麺は柔らかめでまったりとした中太麺。スープとよく絡んでいます。

元祖長浜大学ラーメン

東村山市

44:すぱいす(東村山)

特製ちゃんぽん(900円)をいただきました。特製とはロースから揚げと辛みタレが加わるものです。スープはマイルドな豚骨系で、魚介の風味もしっかり感じる深みのある味わいです。具材はロースから揚げを除き12種類、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・ニラ・きくらげ・こんにゃく・豚肉・エビ・イカ・さつま揚げ・かまぼこが入っています。麺は適度な柔らかさがありつつ、粘り感もある独特の食感の太麺で、このスープにとてもよく合っています。

すぱいす

三鷹市

45:グラバー亭(三鷹)

ちゃんぽん(900円)をいただきました。スープはクリーミーな1歩手前くらいで、出汁の感じや具材のうまみが感じられる絶妙なところだと思いました。甘味もあり、淡くじんわりとくるおいしさです。具材は9種類でしょうか、キャベツ・もやし・タケノコ・青菜・タマネギ・豚肉・はんぺん・あさり・エビです(特製ちゃんぽんでは、うずらの卵・イカ・シイタケも加わるようです)。麺は長崎直送で、唐灰汁(長崎で製造されるカンスイの一種)を使っているとのことです。一般的なラーメンの麺とはひと味違い、適度なボソボソ感やプツッと切れる感覚、また柔らかすぎず適度な歯ざわりがあるところに、本場感を感じてしまいます。長崎名物の金蝶ソースをひと回し掛けると、さっぱりと味が引き締まり、なんともいい後味になります。

グラバー亭

国分寺市

46:千尋(西国分寺)

東京ちゃんぽん(800円)をいただきました。タンメンを思わせる塩味ベースのさっぱりとした、味わいやすいスープです。具材は5種類でしょうか、キャベツ・もやし・水菜・白菜・ひき肉が入ります。具材からくる爽やかな香りが食欲をそそります。麺は中太でやや平たい縮れ麺。適度な弾力性もあり、食感が楽しいです。

千尋

調布市

47:桃園(調布)

長崎チャンポン(770円)をいただきました。スープはあっさりとしたクリアな味わいで、タンメンを思わせるようなものです。麺は四角い形状の太麺で、ふんわりとした麺ではなく、若干のもっさり感や嚙み応えもあるタイプです。一般的なちゃんぽんの麺よりもラーメンの麺の食感に近いでしょうか。具材は11種類で、キャベツ・もやし・ニンジン・シイタケ・ウズラの卵・錦糸卵・エビ・かまぼこ・あさり・鶏肉・肉団子です。具材の一つ一つは小ぶりですが、さまざまな具材が入っているので最後まで飽きません。全体的に麺・具材ともにボリュームは控えめですが、優しい味わいで、食べ始めから最後まで美味しさが変化しない印象です。

桃園

立川市

48:ハラチャンポン(立川)

白チャンポン(880円)をいただきました。"驚くほど繊細で臭みのない純白鶏豚骨スープ"と記載があります。 確かにミルキーでありながら塩味も控えめで、とても穏やかな味わいです。 長崎名物の金蝶ソースを少々加えると、甘酸っぱさと香りで、味が一段と引き締まります。具材は8種類、キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・きくらげ・かまぼこ・豚肉・錦糸卵、が入ります。 麺は弾力感のある縮れ中太麺です。いわゆる昔ながらのちゃんぽんタイプの麺ではなく、オリジナルの麺ですが、食感がとても楽しいです。

ハラチャンポン

八王子市

49:まるご(北八王子)

チャンポン(800円)をいただきました。こちらのお店の名物メニューだとのことです。しっかりとした塩味とうまみが効いたスープです。その上には皿うどんを思わせる餡かけの具材が乗っています。具材は6種類、キャベツ・もやし・きくらげ・イカ・さつま揚げ・ナルトが入っています。麺は中細のやや縮れた中華麺です。餡とスープが混ざり合うにつれ、結構パワフルな味わいになります。いわゆる長崎ちゃんぽん風というより、餡かけのタンメンに近いかもしれません。

まるご

町田市

50:グラバー亭(古淵)

長崎ちゃんぽん(900円)をいただきました。豚骨と具材のうまみが溶け込んだトロミ感のある濃厚スープです。具材は13種類でしょうか。キャベツ・もやし・人参・ネギ・玉ねぎ・きくらげ・タケノコ・肉・かまぼこ・エビ・イカ・牡蠣・さつま揚げが入っています。麺は軽いコシ感のある中太麺です。たくあんやキムチなど、セルフの漬物サービスがあるのも嬉しいです。

グラバー亭

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

今後は本場長崎を始め、各地に存在するご当地チャンポンも探訪していきます。


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