【LIGHTHOUSE】言語化すると悩みが物質化する【Netflix】

星野源さんは「この番組(LIGHTHOUSE)は『答え』を出す番組じゃないと思ってるんです」とインタビューに答えています。(https://wired.jp/article/netflix-lighthouse-gen-hoshino-interview/

LIGHTHOUSEとは、Netflixで配信されている星野源さんと若林正恭(オードリー)さんによるトーク番組です。

それぞれ持ち寄った”悩み”をテーマに話し合い、それぞれの回に合った内容の曲を星野源さんが書き下ろします。

私はLIGHTHOUSEを少し遅れて視聴しました。なので、悩みをテーマにしているのに解決しないとはどういうことだろうかと疑問に思っていました。

しかし、全6回を視聴した感想としては確かに悩みは解決し切る必要はないと納得しました。

結果的に、若林さんの悩みは解決していく流れになりましたが、それは源さんが若林さんの悩みを言語化したからなのではないかと思います。

若林さんの悩みは自分の身の振り方についてが多く、源さんが若林さんの状態を言語化することで若林さんの悩みの大元が明らかになったのではないかと感じました。

言語化して悩みの実態を捉え輪郭を映し出すことで悩みというストレス源の大きさを正しく受け止めてそれに見合った行動ができるようになるのが大事だと感じさせられました。

心理学では、不安と恐怖を対象物が明確かどうかで区別しています。

例えば、高所恐怖症だったら恐れているものが高いところと明確ですが、「明日のプレゼンが不安」だったらちゃんと準備したはずなのに何が起こるか分からないから不安という不明瞭な理由になっています。

自分の悩みも言語化せずに輪郭がぼやけたままだと広い範囲で不安を感じてしまうけど、実態を掴めたら正しく怖がれるのではないかと思った。

今は学生ですが、今後年令を重ねたときにも見てみたいと思いました。



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